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幼児期の性教育を家庭で始めよう!子どもの疑問や上手な対応のコツ

幼児期の性教育を家庭で始めよう!子どもの疑問や上手な対応のコツ

幼いとばかり思っていた我が子が、急に性に関心を持ち始めたら、パパやママはとまどってしまいますよね。性教育は早いほどよいといわれますが、初めてのときには、どのように関わったらよいのかよく分からないものです。ここでは、幼児期の性教育の始め方や、子どもの疑問に上手に対応するコツについてまとめます。

幼児期の性教育はどうして大切なの?

性教育で学ぶ命の大切さ

4〜5歳頃になると、子どもは、男女の体の違いについて興味を持つようになります。親子で話すには気恥ずかしいような内容のことまで、平気で聞いてくるようになります。

最近は、ネットやテレビの動画を見たりして、子どもが、性についてまちがった情報を得てしまうことがあります。ですから、なんらかの形で、性について親子で語りたいものです。子どもがお腹の中にいたときのことや、「あなたが生まれてきたとき、パパやママがどんなに幸せな気持ちになったのか」などでもよいですね。

難しく考える必要はありません。子どもに「あなたの存在そのものがとても大切なんだよ」「あなたはたくさんの人に愛されているんだよ」というメッセージを送り、命の大切さを教えることが、性教育そのものなのです。

素直な気持ちで体について知る

子どもが、性について不思議に思ったことをどんどん聞いてくるのは、ごく自然なことです。そんなとき、パパやママが動揺したりすると、子どもは「こういう話はしてはいけないんだ」と、性についてマイナスのイメージを持つようになります。

できるだけ幼児のうちから、明るく楽しく性の話をしましょう。子どもの質問に対して、気軽に答えることで、子どもは性に前向きなイメージを持つようになります。「人の体ってすごいな」と、素直な気持ちで、自分の体のことを知ることができるかもしれません。

今の日本は、性犯罪に幼児が巻きこまれることが少なくありません。子どもを無菌状態にしておくのは難しい現状です。そんな時代ですから、家庭できちんと性教育をしていく必要があるのです。

性の被害から身を守ることの大切さを学ぶ

「大人になったらわかる」と、子どもの疑問から逃げていると、子どもは自分の体について正しい知識を得る貴重なチャンスを逃してしまうことになります。そのまま、違う場所でまちがった知識との出会いをしてしまうかもしれません。

また、性についての知識がないと、子どもが性被害にあったとき、自分になにが起こったのか理解できませんし、周囲の大人にうまく伝えることもできません。性教育は、性の被害から自分自身を守るための、大切な学びでもあるのです。

せめて、性器などの「プライベートゾーン」を守ることや、「人に触られたり、見られたりしたら、いやだといっていいんだよ」とか、「触られていやな思いをしたら、必ず教えてね」といったことは、最低限子どもに伝えておきたいことです。

子どものこんな質問は性に関心のある証拠

どうしてママにはおちんちんがないの?

男の子は、3歳ぐらいになると、おちんちんを頻繁に触りだしたり、妹やママのお股を覗きこもうとしたりすることがあります。「どうしてママにはおちんちんがないの?」といった質問をしてくることもあります。

そんなときには、「不思議なんだね」と、まずは共感してあげましょう。ママに共感してもらうことで、子どもは落ち着きます。そして、「ママは女の子だから、おちんちんがないんだよ」と、きちんと答えてあげましょう。

よいチャンスなので、「やってはいけないこと」もしっかり教えておきます。「恥ずかしいから、覗かないでね。ほかの女の子にも、嫌がられるから、やっちゃいけないよ」と伝えておくとよいですね。これで、思いやりをもって女の子に接してくれるようになるはずです。

赤ちゃんはどこから生まれるの?

「赤ちゃんはどこから生まれるの?」と聞くこともあります。「ずいぶんデリケートな質問だ」と感じるかもしれませんが、安心しているからこそ聞けることであり、親子の絆がきちんとできてきている証拠でもあります。

小さいうちは「ママのおなかから生まれるのよ」というだけで、満足するかもしれません。少し大きくなってから「赤ちゃんはどこから生まれるの?」と聞いてきたら、「おしっこの出るところと、うんちのでるところがあるでしょう?女の人にはその間にもう一つ、普段は閉じている管があって、赤ちゃんはそこを通って生まれてくるのよ」と教えればよいでしょう。

たとえ「そこ、見たい」といわれても、「大切な場所(プライベートゾーン)だから誰にも見せないのよ」と伝えればよいのです。

お母さん、どうして血が出ているの?

ママが生理のとき「お母さん、どうして血が出ているの?」と聞いてきたら、「これは怪我でも病気でもないの。赤ちゃんのベッドになるためにお腹の中に血があるんだけど、赤ちゃんがいないときはこうして血が出てくるのよ」と、そのまま事実を伝えましょう。

昔は、生理についての話を女子だけが集められて説明されるなど、「この話題はタブー」といった風潮が強かったのですが、最近では、男女一緒に、より具体的な性教育がされるようになってきました。ありのままの性が取り上げられるようになったのです。

幼児期の性教育の最大のメリットは、「体ってすごい」「体って不思議」と素直に受け入れられることです。素直な気持ちで体のことを理解することができるので、命への畏敬の念が育ちやすいのです。

子どもに性を伝えるときのポイントとは

親は肯定的でオープンな態度を心がける

性教育で大切なことは、うそをつかないことです。子どもの疑問に「めんどくさい」とか「恥ずかしい」などの理由で、いい加減に答えたりするのは、おすすめできません。親が「このくらいのうそはたいしたことではない」と思っていても、子どもは、その答えにとまどっているかもしれません。

子どもが質問をしてくるのは、その子どもなりの理由があってのことです。いつ、どこでそう思ったのか、なぜ疑問に思ったのかなどを、一緒に共感しながら、親身になって耳を傾けましょう。

子どもは、大人が思っていることとはまったく違うところで疑問をもつことが多いので、驚かされることもあるかもしれませんが、肯定的でオープンな態度を心がけながら、できるだけごまかさず、正しく誠実に疑問に答えましょう。

プライベートゾーンの説明は丁寧に

性教育では、ほかにも伝えるべき大切なポイントがあります。それは、自分の性器(プライベートゾーン)を大切にするということです。プライベートゾーンの説明は、特に丁寧に話しておく必要があります。

自分のプライベートゾーンは、人に見せたり触らせたりしてはいけないもので、守るべき自分だけの大切な場所であることを、しっかり伝えます。また、人のプライベートゾーンも、見せられたり、触らせられたりするものではありませんので、それも伝えておきます。

さらに、プライベートゾーンを自分で洗う習慣をつけることで、自分の体を大切に扱う意識づけになっていきます。プライベートゾーンを隠す下着も、自分で洗う習慣をつけると、初潮がはじまったり、精通を迎えたときに、あわてずにすみます。

絵本を使って親子で楽しく学ぼう

絵本を使って性教育をするという方法もあります。

「あかちゃんはどこから?」(ポプラ社)には、子どもと大人の体の違いや、妊娠、出産、赤ちゃんの話などが、分かりやすく解説してあります。「おんなのこってなあに? おとこのこってなあに?」(福音館書店)も、男女の違いについて教えてくれる絵本です。「ぼくのはなし」「わたしのはなし」(童心社)のように、男の子用、女の子用、それぞれ別々に書かれている絵本もありますよ。

「なぜなのママ?」(アーニ出版)や「ぼくどこからきたの?」(河出書房新社)は、性行為についても、ストレートにそのまま書かれています。子どもが「パパとママが愛し合って、自分が生まれてきたのだ」ということに気づく、よいきっかけになるかもしれませんね。

まとめ

性教育は、命や体の不思議を知るとともに、それらを大切に守るということを教えてくれます。幼児期の性教育は、まだ小さいからこそ、素直に受け入れられるというメリットがありますので、できるだけ明るく、ストレートに、楽しく語りたいものですね。

プライベートゾーンについては、なかなか話しにくい面もありますが、性教育の根幹をなす部分でもありますので、性被害を未然に防ぐためにも、早い時期から子どもに伝えておくことをおすすめします。疑問がわいたときに答えたり、絵本を使ったりしながら、分かりやすく伝えましょう。

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teniteo WEB編集部

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