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幼児期の性教育を家庭で始めよう!子どもの疑問や上手な対応のコツ

幼児期の性教育を家庭で始めよう!子どもの疑問や上手な対応のコツ

プライベートゾーンの説明は丁寧に

性教育では、ほかにも伝えるべき大切なポイントがあります。それは、自分の性器(プライベートゾーン)を大切にするということです。プライベートゾーンの説明は、特に丁寧に話しておく必要があります。

自分のプライベートゾーンは、人に見せたり触らせたりしてはいけないもので、守るべき自分だけの大切な場所であることを、しっかり伝えます。また、人のプライベートゾーンも、見せられたり、触らせられたりするものではありませんので、それも伝えておきます。

さらに、プライベートゾーンを自分で洗う習慣をつけることで、自分の体を大切に扱う意識づけになっていきます。プライベートゾーンを隠す下着も、自分で洗う習慣をつけると、初潮がはじまったり、精通を迎えたときに、あわてずにすみます。

絵本を使って親子で楽しく学ぼう

絵本を使って性教育をするという方法もあります。

「あかちゃんはどこから?」(ポプラ社)には、子どもと大人の体の違いや、妊娠、出産、赤ちゃんの話などが、分かりやすく解説してあります。「おんなのこってなあに? おとこのこってなあに?」(福音館書店)も、男女の違いについて教えてくれる絵本です。「ぼくのはなし」「わたしのはなし」(童心社)のように、男の子用、女の子用、それぞれ別々に書かれている絵本もありますよ。

「なぜなのママ?」(アーニ出版)や「ぼくどこからきたの?」(河出書房新社)は、性行為についても、ストレートにそのまま書かれています。子どもが「パパとママが愛し合って、自分が生まれてきたのだ」ということに気づく、よいきっかけになるかもしれませんね。

まとめ

性教育は、命や体の不思議を知るとともに、それらを大切に守るということを教えてくれます。幼児期の性教育は、まだ小さいからこそ、素直に受け入れられるというメリットがありますので、できるだけ明るく、ストレートに、楽しく語りたいものですね。

プライベートゾーンについては、なかなか話しにくい面もありますが、性教育の根幹をなす部分でもありますので、性被害を未然に防ぐためにも、早い時期から子どもに伝えておくことをおすすめします。疑問がわいたときに答えたり、絵本を使ったりしながら、分かりやすく伝えましょう。
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