涙袋のたるみをどうにかしたい!改善方法を知り元気な目元を目指そう
涙袋がたるんでくると、どうしても疲れた顔や老けた顔に見られやすいですね。目元は見た目の印象を大きく左右する大切なパーツであるため、しっかりとケアしましょう。今回は元気な目元を目指すため、忙しいママにも簡単にできる目元のたるみ改善法についてご紹介していきます。
疲れた印象を与えてしまう目元のたるみ
涙袋に見えるそれは「目袋」かも
目元の下まつ毛の生え際あたりのふくらみは涙袋ですが、そこよりももう少し下の部分がだるんとふくらんでいたらそれは目袋です。
眼球の下には通常、眼窩脂肪(がんかしぼう)という脂肪があります。この眼窩脂肪は、加齢などで眼球を支える筋肉や組織が緩むことにより突出し、目袋となるのです。
生まれつきの骨格の場合もありますが、目袋は年齢とともに目立つようになるもののようです。なお、目袋ができることでその下に影ができやすくなります。疲れた顔に見える原因ともいわれているので、目袋は早めに改善したいですね。
育児中のママは目元がたるみやすい
しかし、小さな子どもを育てているママにとって、寝不足や疲れというのはつきものではないでしょうか?特に産後のママの場合、夜間授乳によって睡眠不足になりがちですし、血液も不足しやすいので疲れ目の症状が出て目元のたるみにつながります。
さらに疲れが溜まると自律神経が乱れ、交感神経が活発になります。すると、目周りの筋肉疲労を起こし、目元がたるみやすいといわれています。育児中のママこそ、目元のケアが欠かせません。
放っておくとどんどん疲れ顔に!
目の下に黒クマがあると、それだけで一気に老けた印象が強くなるでしょう。また、目袋ではなく涙袋の場合も、老化によって垂れ下がっていきます。
涙袋は眼輪筋という目の周りを囲む筋肉とそれを覆う皮膚でできていますが、年齢とともに眼輪筋がしぼむとハリも失われてしまうのです。
涙袋にハリがなくなると、その分の余った皮膚がたるんできます。皮膚がたるむと、その下に影ができやすくなり、やはり黒クマの発生を引き起こすでしょう。
手軽にできる目元のたるみを改善する方法
マッサージとツボ押しが効果的
そこで、次の五つのツボを押さえます。目頭あたり、涙袋の中央やや下あたり、そしてそのすぐ下、目尻の指1本分下、目尻の延長線上のこめかみあたりの5カ所です。これらの部分を、人差し指の腹を使って軽く押しましょう。
特に、下まぶたの際から指1本分下にあるツボは、意識して長めに押してください。目元の疲労回復やクマ解消効果が期待できます。
目元のマッサージやツボ押しは手が空いていればいつでもできるので、積極的に取り入れてたるみの改善を目指しましょう。
簡単エクササイズで筋力アップで引き締めて
まず目を軽く閉じた状態から、だんだんと目を強く閉じていき、その状態を5秒保ちます。そして、徐々に目の力を抜いていき、次に眉を上げながら目を大きくパッと開きましょう。これも5秒間キープしたら、ゆっくりと普段の状態に戻します。
また、左右どちらの目元がたるみやすいかを確認するには、ウインクエクササイズで確かめる方法があります。頬骨の上部分を人差し指で軽めに押さえた状態で左右それぞれウインクをしましょう。
このとき、動きの弱い方はたるみやすい可能性があるので、そちらの方を意識的に多くウインクして眼輪筋を鍛えましょう。
やさしく保湿してうるおいを補給
例えば、抗酸化作用や保湿作用があるとされるビタミンCです。コラーゲンの生成の促進や肌のハリを高める作用にも期待できるため、たるみ対策として積極的に取り入れましょう。
また、うるおい補給には高い保湿力を誇るセラミドもおすすめです。角質層内のうるおいをしっかりと保ち、肌にハリを与えてくれるでしょう。目元のマッサージやエクササイズとあわせて、丁寧な保湿ケアでたるみを防ぎたいですね。
美容整形って実際のところどうなの?
症例に合わせた施術方法
主なものとしては、たるみを治療するレーザー治療、皮膚にハリを与えてくぼみを目立たなくするコラーゲン注入やボトックス注射があります。ほかには、下まぶた部分もしくは下まぶたをひっくり返して粘膜面から小さく切開し、脂肪そのものを取り除く施術など症例に合わせて様々な方法があります。
それぞれに術後の経過やダウンタイム、もちろん料金なども異なってくるので、専門医や家族としっかり相談した上で決めましょう。