2歳の子どもに教育は必要?子どもの力を伸ばすために親ができること
2歳ごろの年齢はイヤイヤ期が始まっている子も多く、「どうやって子どもと楽しく過ごせばいいのか分からない」と、子どもの教育に悩んでいる方もいるでしょう。ここでは、2歳の子どもとのふれあい方や、成長を伸ばすためにおすすめの習い事、自宅教育の方法などをご紹介します。
2歳の子どもの成長とママの接し方
芽生えた自立心を優しく見守ろう
できないことでも自分でやろうとするのは、自立心が芽生えた証拠でもあります。小さなころから「自分でやりたい」という気持ちを持つことは大切なので、「それはまだできないよ」とママがすぐに手を貸すのではなく優しく見守りましょう。
子どもが何にでもチャレンジできるように、時間に余裕を持って行動するとよいですよね。近くで見守ることで、子どもは安心して様々なことに挑戦できますよ。
イヤイヤ期は共感と説得の繰り返し
イヤイヤ期は第一反抗期といわれており、子どもが自分の意思をしっかり持ち始めている成長の証でもあります。自分の気持ちを全身で表現することは悪いことではないので、子どもが「イヤ」と反抗したときは「イヤだよね」「そうだよね。まだ遊びたいよね」などと子どもの気持ちに共感することが大切です。
子どもの気持ちが落ち着いたら、どうして今その行動をしなくてはいけないのかを優しく説明しましょう。子どもの欲求を受け入れてばかりいてはわがままになるので注意が必要ですよ。
すこやかな成長には睡眠と食事が大切
子どもが毎日活動的に体を動かして遊んだり、色々なことに興味を持ったりするためには、早寝早起きなど、規則正しい生活を送るとよいですよね。十分な睡眠を取っていると朝から脳が活動的に働いて、色々な情報をどんどん取り入れることができます。
また、バランスのよい食事も成長には大切ですよね。小さなころに十分な栄養を摂っていると子どもは元気に動き回って体幹が鍛えられる、筋肉がつくなど、すくすくと大きくなっていけるでしょう。
2歳の子どもにぴったりな習い事
英語耳が育つ「英語教室」
2歳ごろの子どもに人気な習い事の一つは「英語教室」です。大人になって英語を習うと「難しい」と感じることでも、2歳ごろから英語にふれていると英語耳が育ち英語を日本語と同じ感覚で覚えられるようになります。
歌やダンスなど、遊びながら楽しく英語を学ぶことで、英語=勉強ではなく身近な楽しいコミュニケーション方法の一つとして取り入れられるでしょう。「将来は英語を話せるようになってほしい」と思うのであれば、子どもが小さなころから習い始めるとよいですね。
ママと一緒に習える「スイミング」
幼稚園や小学校に行くと夏場はプールの時間がありますが、「水に入るのが怖い」「泳げない」という子もたくさんいます。2歳ごろから水に慣れておくと、水に対して恐怖心を抱くことなく楽しい遊びとして感じられるようになりますよ。
スイミングは、ママと一緒に習えるところも嬉しいですよね。2歳ごろはママと一緒にプールに入って水に浮かんだり、音楽に合わせて体を動かしたりすることが多いので、親子でたくさんスキンシップが取れるでしょう。
リズム感や音感を鍛える「リトミック」
小さな年齢のときのほうが吸収力が高いので、リズム感や音感などを自然に身につけることができます。普段から身近で音楽にふれていると感性が磨かれて、表現力や想像力なども豊かに成長するでしょう。
また、リトミックはたくさんの子どもたちとコミュニケーションを取りながら楽しんでおこなうので、コミュニケーション能力を身につけることもできます。同じくらいの年齢の子どもとふれあうのも成長には大切なので、ママも一緒に楽しみながら習い事に参加してくださいね。
2歳児に自宅教育をするときに使う教材
定番は2歳児向けワークブック
自宅教育の教材として一般的なのが、ワークブックです。2歳児向けのワークブックは公文や学研から、色々な種類のものが出ていますよ。
ワークブックは、ひらがな、文字数え、英語、数字、迷路など、項目ごとによって学べるものが違います。初めて挑戦するときは「はじめてのおけいこ」という初心者向けのものからスタートして、ワークブックで学ぶ楽しさを知ることが長く続けるポイントです。
パパやママが「これは何かな?」と質問しながら進めてくださいね。