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子どもの片付けを習慣化したい。モンテッソーリ教育の収納方法とは?

子どもの片付けを習慣化したい。モンテッソーリ教育の収納方法とは?

子どもがおもちゃを散らかしたままにしているのを見かねて、ママが片付けるというケースはよくありますよね。どのようにすれば子どもは自分で進んで片付けるようになるのでしょうか。ここでは、子どもが片付けたくなるような収納方法を、モンテッソーリ教育の視点からご提案します。

話題のモンテッソーリ教育ってなに?

お片付け上手になるモンテッソーリ教育

子どもが自分で遊ぶことができなかったりお片付けができなかったりといったことはありませんか。また、遊びたいおもちゃがどこにあるのか分からず、ひたすら探すはめになったことはないでしょうか。

おもちゃの整理整頓をしようとしても、子どもはほとんどのおもちゃを要るといって捨てることができず、どんどん増えていくばかりといったケースもあるでしょう。

モンテッソーリ教育は、お片付けが上手になるといわれています。子どもに寄り添い、子ども自ら考えてお片付けできる子に導くことができるようです。

そのためには、まず大人が片付けやすい環境を整える必要があるそうです。親子でお片付けの方法を身につけて上手になりましょう。

モンテッソーリ教育のメリット

モンテッソーリ教育のメリットは、子どもが自立するということです。日常生活において、子どもは大人の真似をしたがるようなことはありませんか。真似をしたくても、子どもはやり方を知らないと上手にできませんよね。

モンテッソーリ教育とは、「子どもが物事をできないのではなく、やり方を知らない」という考えに基づき、大人が方法を正確に教え、子どもが自ら行う自発的行動を促す教育です。

モンテッソーリ教育は、やってみたいと思う意思どおりに、自分の身体をコントロールできるようになる能力を養うことができます。日常生活において、自分のことが自分でできるようになっていくので、お片付けも上手になることができるといわれています。心身の成長が期待できる教育です。

お家でできるモンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育では、すべての子どもが自分を伸ばす力を持っていることを伝えています。ママは子どもが求めていないのに先回りして手を出したり、先入観で決めつけたりするようなことはしない方がよいそうです。子どもの力を信じ応援しましょう。

ママがお家でできることは、身の回りの環境を整えることです。子どもが使える道具を用意することや、子どもの目線に合わせた生活用品の配置にして自分からできるようにしましょう。子どもに方法を教える場合は、ゆっくりと繰り返し教えると分かりやすいそうです。子どもの気持ちに寄り添うことが大切ですよ。

子どもはママの姿をよく見ています。お手本となるママ自身がきちんとした生活や行動ができているか、この機会に見直すのもよいかもしれません。

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モンテッソーリ教育のお片付け方法

おもちゃの見える棚を用意しよう

子どもが遊ぶおもちゃ類は、なるべく子どもに見えるように収納しましょう。おもちゃが見えることで、やりたいと意欲がわくのだそうです。そこで、おもちゃの見える棚があると便利ですよ。

扉などが付いていないオープンタイプの見える棚はネットでも買うことができます。背丈の低い棚は子どもの目線に合うので見やすいです。

また、絵本の収納は表紙が見えるような作りの本棚にすると、すぐに見たい絵本が見つけられるし、お片付けも簡単ですよ。先輩ママの声では、普通の本棚だと本を見つけにくいし出し入れもしにくいので「もういいや」と子どもが諦めていたことがあったそうです。

子どもの物は隠す収納ではなく見える収納を心がけましょう。

おもちゃはざっくり収納

見える棚にはすべてのおもちゃを陳列する必要はありません。ごちゃごちゃとたくさんおもちゃがあり過ぎると子どもは手を出しにくくなります。使いそうなおもちゃを選び、すっきりと陳列できる程度の量にしておきます。

小さなおもちゃ類はカゴや箱などを使ってざっくりと収納しましょう。複数の箱で入れる種類を分けたら、あとはおもちゃをさっと入れるだけです。カゴや箱の中まで整理するのは、ストレスになる場合もあるので、ざっくり入れるのがコツですよ。その方が子どもも長続きします。

おもちゃを箱に入れ、箱ごと見える棚に並べたら見た目も綺麗です。カゴや箱は子どもが取り出しやすい小さめのものがおすすめですよ。大きいとたくさん入るので重くなったり、中でごちゃついたりします。

見えやすいように目印を!

おもちゃを入れるカゴや箱には目印をつけると、中に何が入っているのか分かりやすいでしょう。一目で分かりやすい目印をつけておくと、ストレスがなく子どものやる気を阻みません。

目印は簡単で分かりやすいイラストなどがおすすめです。イラストが入ったラベルタイプのものは、100均でも購入できますよ。また、色々なデザインのイラストが、ネットで無料ダウンロードできるので利用してみるのもよいですね。

目印はおもちゃだけでなく、タンスや引き出しにも使うと便利です。タンスや引き出しは中が透明でないと何が入っているのか分からないことが多いので、シャツや靴下などのイラストをつけておくと、迷うことなくさっと取り出すことができますよ。

子どもがうまくお片付けできない場合は?

うまく片付けられなくても怒らず注意して

子どもは初めから上手に片付けられるわけではありません。少しずつ慣れていくことで、うまく片付けられるようになります。

ところが、ママが怒ってしまうと、子どもは恐怖心を持ってしまいます。恐怖心から逃れたい気持ちでお片付けをするかもしれません。しかし、それは自発的な行動ではなく、仕方なくするのです。それではお片付けは身につきませんよね。

お片付けしないのは悪気があるわけではなく、子どもにとっては目の前にある興味に夢中であることがあります。お片付けをしなくてはならないときは、ママが子どもに寄り添って、お片付けに注意を向けるようにしましょう。きちんと説明して促せば、子どもも納得して動き出すことが多いです。
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