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ママの心配性は仕方ない?心配する心を減らして子どもを育てる方法

ママの心配性は仕方ない?心配する心を減らして子どもを育てる方法

子育てしていると、「病気かな」「発達は遅れてないかな」「ケガしないかな」「いじめられないかな」など、挙げればきりがないほど、あれこれと思いを巡らせてしまいませんか?子を想えばこその母の愛でもありますが、心配ばかりしていてはストレスが溜まりますね。心配を減らし、気楽に子育てするコツを紹介していきます。

ママだけじゃない!日本人の90%は心配性

「心配事大国」第一位の日本

元々心配性の人は、ママになってさらに心配性に。楽観的だった人も、子どもが生まれたとたん心配ごとが頭をよぎる…。大切な存在だからこそ、子どものことがなにかと心配になってしまいますよね。

でも、「心配」なのはママだけではないようです。アメリカのある調査によると、日本人の約90%は「心配性」という結果が出ているとのこと。「なにか心配事はありますか?」という質問に「はい」と答えた人の割合で、調査した11カ国のうち、堂々の1位だったそうです。まさに「心配事大国・ニッポン」というわけですね。

さらに、日本人の約98%が、「不安遺伝子」を持っているとの研究結果もあるほど。ほとんどの人が心配性と思えば、少しは気が楽になりますよね。

ママの心配事あるあるTOP5

【授乳に関すること】
初めての育児で、最初に当たる壁が授乳ですよね。どんなママも、最初はうまくおっぱい(もしくはミルク)を飲んでもらえずに悩むものです。

【食事に関すること】
食べる量や質、タイミングなど、食事に関するあらゆることで心配事は尽きません。

【発達の具合】
「比べる必要はない」と頭ではわかっていても、なんとなく周りの子どもと比較して心配してしまうママは多いですよね。

【ケガや病気の心配】
愛しているがゆえに、自分のことはさておいて、心配になるのが「子どもの健康」です。ちょっとしたことでも「危ない!」「苦しくない?」と過剰反応してしまいがち。

【友人関係の心配】
子どもに自我が芽生えたころから、対人関係を心配するママは増えていきます。

極度の心配性ならば病気の可能性も

日本人の9割近くが心配性と思えば、「国民性かな」と楽観視できますが、極度の心配性から、日常生活に支障をきたしてしまう場合は、なんらかの病気である可能性も考えられます。

【考えられる心の病気】
・全般性不安障害
・脅迫性障害
・恐怖症性不安障害
・社会不安障害 など

症状が進むとパニック障害や摂食障害などを発症することもあるそうです。まずは下記がいくつ当てはまるかチェックしてみてください。

【心配性チェック】
・心配でなにも手に付かないことがある
・楽しい時間なのに、心配事で台無しになることがある
・いつも心配事を探している
・なにをしても、うまくいかない気がする

当てはまるものが多い場合、一度専門医を受診してみてもよいかもしれませんよ。

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心配のしすぎ、子どもへの悪影響は?

冒険心を妨げ、行動範囲を狭める

親としては、できることなら大切な我が子のケガや病気を避けたいと思いますよね。しかし幼児期の子どもは日に日にできることが増え、好奇心もどんどん湧いて危険なことをチャレンジしたがるもの。

ケガをさせまいと、「触っちゃダメ!」「登っちゃダメ!」「食べちゃダメ!」と「ダメ」づくしでは、子どもの冒険心を妨げ、行動範囲を狭めてしまうことになります。親が先回りして危険を知らせてしまうと、子ども自身の「危険回避能力」が育たなくなる恐れも。

もちろん、「道路で遊ばない」とか「高いところで遊ばない」など、常識的に危ないところは注意すべきです。命の危険がないほどのチャレンジならば、子どもに多少の擦り傷をつくるくらいはさせてもよいかもしれませんよ。

子どもならではの自由な発想が制限される

子どもを心配するあまり、子どもにとって大切な「失敗経験」を奪ってしまっていることもあるようです。人間は誰しも、最初はうまくいかずに「失敗」するところから始まりますよね。失敗から学ぶことは多く、成功への近道ともいえます。

失敗を避けるため、先回りして道筋を示し過ぎると、子どもならではの自由な発想が制限され、想像力に乏しいまま育ってしまうかもしれません。臨機応変に対応できるように成長してほしいと願うなら、心配しすぎて「過干渉」にならないように注意した方がよいでしょう。

まずは「なんでもやらせてみる!」と、子どもを信じて任せてみるとよいですよ。本当に困ったときは、子どもの方から助けを求めてきます。そのときしっかりと対応することがママの役割といえそうです。

依存心の強い子どもに育ってしまう

過剰な心配から、子どもにあれこれ指示を出し過ぎてしまうと、子どもは「指示がなければ動けない」人間に育ってしまうかもしれません。将来自立した社会生活を送るうえで、困ったことになる可能性も否定できないですね。

「ママ、どうしたらいい?」「ママ、どっちにしよう?」「ママ、これやってもいい?」など、なにをするにも「ママ」がいないと判断できない、依存心の強い子どもになってしまうと大変です。

幼児期は、将来にわたる性格の基盤を作る大切な時期。一度備わった依存心の強さは、大きくなってもなかなか改善することは難しいでしょう。子どもが将来会社で「指示待ち人間」といわれることのないように、今からしっかりと接しておきたいですね。

心配のしすぎをやめて、気楽にいこう

大丈夫!子どもの可能性を信じよう

心配のしすぎは、ママの心の健康にも、子どもの成長のためにもよくないことがわかってきましたね。子どもの健やかな成長を望むのであれば、「子どもの可能性を信じる」ことを始めてみませんか。

心配することも愛情ですが、信じることも愛情です。いつも不安そうなママよりも、「大丈夫!やってごらん!」「きっとできるから!」と元気に送り出してくれるママの方が、子どもは自信が持てると思います。

親から信頼されて育った子どもは「自己肯定感」が強く、なにごとにも積極的に取り組む力がつくでしょう。つい手を出したくなるときもグッと我慢して、子どもの持つ力を信じて任せられるとよいですね。きっと強くたくましく育ってくれるに違いありませんよ。
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