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赤ちゃんのお部屋を暖めよう!安全安心な暖房器具の特徴とアイテム

赤ちゃんのお部屋を暖めよう!安全安心な暖房器具の特徴とアイテム

空気のこもりを感じたら換気を早めに行おう

一度暖まった室内はそのままにしておきたいですが、冬は乾燥してウィルスが繁殖しやすい環境なので、換気はとても大事です。窓を開けて新鮮な空気と入れ換えましょう。

換気はハウスダストアレルギーやシックハウス症候群の発症を防止するためにも大切です。掃除をしていてもエアコンからホコリや見えないカビ、雑菌などが飛んでいるのです。

また石油ストーブなどの燃焼タイプの暖房器具を使用すると、室内に排気ガスが充満し、空気が汚れます。また室内の酸素の濃度が低くなり、一酸化炭素中毒のリスクも増大します。

1時間に1度は換気を行い、部屋の空気を完全に入れ換えましょう。部屋の対極にある2カ所の扉や窓を5分程度開けるとよいですよ。

空気の乾燥に気をつけて加湿を心がけよう

冬の空気は乾燥していて、特にエアコンを使用するとさらに増します。湿度は40~60%に保つことができるよう、加湿器や濡れたタオルなどを部屋に干しておくことをおすすめします。洗濯物を室内に干すのもよいですね。

また乾燥は風邪のウィルスの活性化につながります。温度15℃、湿度40%以下で風邪のウィルスは活発になるといわれています。

赤ちゃんは喉や鼻の粘膜が弱く、皮膚もデリケートなので、乾燥が肌荒れや体調不良の原因になることがあります。湿度計を室内に置いて、頻繁に部屋の中が乾燥していないか、気を配りましょう。

衛生面が優れている加湿器や安全性の高いハイブリッド式加湿器など販売されています。乾燥しにくい暖房器具を選ぶ方法もありますね。

お部屋を暖めすぎていないか注意して

赤ちゃんは体温調節が苦手で、部屋が暑すぎると体調を崩してしまうこともあります。赤ちゃんは大人よりも体温が高めなので、室温は少し低めに設定しましょう。暖房が必要になる冬場に、赤ちゃんが快適に過ごせる室温は22~23℃といわれています。

室温の確認は暖房器具の表示設定ではなく、赤ちゃんの近くに温度計を置いて確認するとよいでしょう。赤ちゃんは部屋の低い位置で過ごすことが多いです。空気は上の方が温度が高く、下の方は低くなります。気密性の低い部屋だと10℃以上の差が出ることもあります。

手や足でなく赤ちゃんの背中やお腹に触って確認するのも大切です。体温が上がりすぎると、あせもや熱中症、脱水症状、乳児突然死症候群などのリスクになるので気をつけましょう。

まとめ

暖房器具にはそれぞれメリットとデメリットがありますが、どの暖房器具も改良が重ねられていて、快適に過ごせる工夫がされてきています。

大人だけの生活と赤ちゃんがいる生活では、暖房器具を選ぶ視点が変わってくることでしょう。お住まいの地域や住環境でもまた選び方が異なるかもしれませんね。

乾燥や換気、室温に気を配り、赤ちゃんが過ごしやすいお部屋で寒い季節に備えましょう。赤ちゃんがいる生活でも安心して安全に使用できる、お部屋に合った暖房器具が見つかるとよいですね。
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