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男の子がフィギュアスケートを始めるには?習い方と親としての心得

男の子がフィギュアスケートを始めるには?習い方と親としての心得

子どもには何か夢中で頑張れることを見つけてほしいと考えていませんか?最近は日本勢が活躍するフィギュアスケートを息子にさせたいと考えるママも多くなってきているようですよ。男の子がフィギュアスケートを始めるにはどうしたらよいのでしょうか。子どもが習うときは親としてどのような心得が必要なのかご紹介します。

フィギュアスケート教室についての基礎知識

フィギュアを始められる年齢と始め方

テレビでスケート選手が滑っているのを見て、わが子にもスケートをさせたいと思っているママや、自分もしてみたいと言い出す子どももいるでしょう。フィギュアスケートを始めるにはどうしたらよいのでしょうか。

日本フィギュアスケーティングインストラクター協会では、フィギュアスケートを始められる年齢を3~4歳くらいとしています。色々な幼児用のスケート教室がありますが、教室によって始められる年齢は多少違ってきます。

スケート場に行って借りられるスケート靴の大きさは、標準で4~5歳の足のサイズになる15cmからが多いようです。このころから幼児用のスケート教室に通えるようになりますから、基本的なことから教えてもらって始めてみるとよいでしょう。

レッスンではどんなことをするの?

まずは氷の上で遊ぶことから始めることも可能ですが、スケート教室に通えば、より早く滑れるようになるでしょう。

初心者コースでは、靴の履き方や転び方、氷の上でゆっくりと歩くことから始めます。まずは氷の上にいることに慣れることから始めるわけですね。

初級クラスになると、片足に体重を乗せて滑る技術や速く滑れるようなベーシックなスケート技術を学ぶことができます。このクラスで学ぶことができるようになったら、気持ちよく滑ることができそうです。

中級クラスになると、大会に参加するようなレベルの技も習いますから、より本格的になります。子どもに体験教室をさせてみて、その様子を見てどのレベルまで習うのかを決めてもよさそうですね。

ビギナーならかかる費用はほかの習い事並み

よく「フィギュアスケートをするにはお金がかかる」といわれますが、子どものスケート教室も同じなのでしょうか。どの程度のレベルを目指すかで、かかる費用は大きく変わってくるようです。

まず、週1回程度の幼児対象のスケート教室初心者コースであれば、月に1万円以下の月謝で習うことができるでしょう。これならほかの習い事とあまり変わりはありませんね。ただし、スケート場はどこにでもあるわけではありませんから、近所になければ交通費がかかります。

もし、本格的なフィギュアスケートを習うとすると、レッスン料、スケート靴代金、リンク使用料などとかかるお金は倍増します。成長とともに足もどんどん大きくなりますから、スケート靴も何度も買い替えないといけませんよね。

成長のきっかけの子どもの“やりたい”が見つかる習い事を見つけよう

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「幼児教育」「水泳」「体操」「英語」など、子ども向けの教室は多様にある中で子どもに合った教室を見つけてあげたいとスクール探しに悩んでいるママも多いかと思います。今回は、子どもの持つ「個」を大切にしたプログラムを組む『仙台YMCA』をご紹介します。

まずは気軽にスケート場に行ってみよう

必要な持ち物はしっかり準備する

男の子は飽きやすいともいいますから、まずスケートに対する子どもの反応を見てから教室に通わせるか考えたいママもいますよね。そのときは親子でスケート場に遊びに行ってもよいですよ。

まず、手袋は忘れずに持って行きましょう。安全のため手袋がないとスケート場に入れてもらえない場合もありますよ。転んで氷の上に手をついただけで手が切れてしまうことがありますから、手袋は大事ですね。

あとは、転んでズボンが濡れやすいですからズボンの着替え、靴下、ニット帽ですね。スケート場でヘルメットを借りられるのであれば、ニット帽は不要です。

また転んでけがをする可能性もありますので、絆創膏を持っていると心強いですね。忘れ物をしないで安心してスケートを楽しみましょう。

子どもの服装は肌が露出しないものを

スケート場は室温が低く寒いですから、長袖と長ズボン、手袋、帽子、長めの靴下を身につけると安心です。体を動かしているうちに暑くなるでしょうから、あまり厚手の服でなく脱ぎ着がしやすいものがよいですよ。

長ズボンや長袖、手袋などを身につけるのは防寒対策だけではなく、けが防止も兼ねています。氷の上で転んだときに、肌が出ている部分はけがをしやすくなりますから肌が露出しないようにしましょう。

手袋や長ズボンなどは転ぶたびに氷がつき濡れてしまいますから、慣れるまでは防水のズボンや手袋をつけているとよいかもしれません。子どもは転びやすいですし、スライディングするように遊ぶことがあるかもしれませんから、頭を守るためにもヘルメットをかぶった方が安全です。

少しずつスケートリンクで滑ってみよう

準備ができたら実際にスケートリンクで滑ってみましょう。まずは、手すりをつかんでスケートリンクに立ちます。足のかかとをつけて逆ハの字の形で立つのがスケートの基本です。

氷の上に立てたら、次は少しずつ壁伝いに歩いてみましょう。次第に氷の上を歩くコツがつかめるようになって、手を離しても歩けるようになってきますよ。

スケートでは転ぶ練習も大事です。ゆっくり尻もちをついて、四つ這いになり片足ずつ立てて、ゆっくり立ち上がります。お尻から転ぶように体に覚えさせるのですね。

慣れてきたら手すりにつかまらずに歩いてみてください。子どものことですから、考えるよりも体が反応してあっという間に滑れるようになるかもしれませんね。

男の子がスケートを習うときのポイント

親の思いよりも子どもの気持ちを尊重して

何かを継続して行うことは、やりたい気持ちがないと難しいものですよね。スケートも同じです。

スケート場は寒いですし、転んで痛い思いもするでしょう。子どものやる気がないと継続するのは難しいですよね。ママがいくらやらせたいと思っても、子どもも同じ気持ちとは限りません。

近年は男性のフィギュアスケーターが活躍しているとはいえ、フィギュアスケートをしている男女比は2対8で女性が多いようです。「フィギュアは女の子がするもの」と子どもが感じたら、恥ずかしがってやめたがることもあるかもしれません。

そうなったら「道具を揃えたからやめてほしくない」などというママの一方的な思いは押しつけないようにしましょう。あくまでも、子どもの思いを一番に尊重することが大事ですね。
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