お泊り会は保育園での一大イベント！子どもの成長を信じて送り出そう

2019,10,11 更新

銭湯へ行ったり自分で体を洗う練習をしたり

一日活動すると汗をかきますし汚れます。なかには濡れタオルで体を拭くにとどめる保育園がありますが、夕食後にお友だちと一緒にお風呂に入る保育園も多くありますよ。

大きなお風呂に入ることや、パパやママ以外の人とお風呂に入るのが初めての子どもがいるかもしれませんね。子どもがお泊り会のお風呂で戸惑わないよう、一度銭湯などの入浴施設に出かけてみるとよいですよ。

入浴施設では自宅のお風呂とは違うルールやマナーがあります。事前にルールやマナーを伝えることも大切です。多くの子どもが一斉に入浴するため、先生は1人ずつの体を洗うことはできません。子どもが自分で体が洗えるように、練習しておくことをおすすめします。

ママと離れるのが嫌！行きたくない子には

大好きなママと一緒に寝られないと思うと、お泊り会には行きたくないと思う子どももいます。楽しみよりも不安が勝れば、やはりお泊り会を嫌がることになります。不安よりも楽しみが勝れば、子どもはお泊り会に前向きになれます。イベントの内容などを説明し楽しいイメージを伝えるとよいですよ。

お泊り会で使う特別なものを用意するのもおすすめです。子どもが好きなキャラクターのパジャマやエプロンを用意して、お泊り会に行くとこれが使えるよ、と気持ちが上がるスペシャルアイテムを登場させてもよいですね。

お泊り会を題材にした絵本を読み聞かせ、感想を話し合いながら感じている不安を受け止める方法もあります。不安を吐き出すことで解消できることがありますよ。

まとめ

多くの保育園で実施されるお泊り会は、子どもの自立心や協調性を養うことが目的となります。初めてパパやママの手を離れ、自分ひとりで「できた」体験をすることで、大きな自信も手に入れますよ。

終わってみれば大きな経験となるお泊り会も、当日を迎える前にはママも子どもも不安が多く、無事に過ごせるか心配だと思います。事前にしっかりと準備を行い、不安や心配を解消しておくと安心です。ママが心配をしすぎず、子どもに明るく楽しいイメージを伝え続けることも大切ですね。