赤ちゃんの沐浴後にぴったりな飲み物！水分補給の必要性や注意点

2019,8,31 更新

カフェインの入った飲み物は避けよう

赤ちゃんに飲ませる飲み物には、カフェインが含まれている緑茶や紅茶は避けるようにしましょう。赤ちゃんにとってカフェインは、刺激が強くて悪い影響を与えることがあります。

赤ちゃんは消化機能が未熟ですから、カフェインを代謝するのに時間がかかります。代謝に時間がかかるのですから体に長くとどまり、眠りにくくなったり、興奮しやすくなったり、悪い影響を受けやすくなるのです。

利尿作用もありますから、尿がたくさん出ることで脱水状態になりやすくもなりますね。赤ちゃんにとって大切な睡眠や成長を阻害するカフェインは、できるだけ体内に入れない方がよいのです。きちんと何が入っているのかを確認してから飲ませましょう。

糖分の入った甘い飲み物は控えよう

ベビー商品売り場でよく見るイオン飲料やジュースなどには、塩分や糖分が含まれているものもあります。イオン飲料は脱水状態を防ぐために飲ませる飲み物ですし、ジュースなら喜んで飲んでくれるだろうと飲ませたりしていませんか。

沐浴後の水分補給のときにイオン飲料や果汁などの甘い飲み物ばかりを飲ませると、舌が甘さに慣れてしまい、ほかの飲み物を嫌がって飲まなくなる可能性があります。ミルクや母乳を嫌がって飲まなくなったら困りますよね。

また、赤ちゃんは消化器官が未熟ですから、糖分を消化するのも体に負担がかかりますし、歯が生えてきたらむし歯になる可能性も高くなります。これから成長することを考えても、糖分の入った甘い飲み物はできるだけ控えておきたいですね。

まとめ

沐浴した後は汗をかきやすくのどが渇きやすいですから、赤ちゃんの様子を見て水分補給が必要になることがあります。沐浴後30分ほどしてから水分補給をしてみましょう。

授乳と沐浴のタイミングを合わせたら母乳やミルクでよいですし、白湯や麦茶、ほうじ茶などでもよいですね。ただし、カフェインや糖分が入っている飲み物は赤ちゃんの成長のためにも避けた方が無難です。

赤ちゃんが嫌がったら無理に与えることはありませんが、脱水に注意しながら少し時間をおいてあげてみたり、少量ずつこまめにあげてみたりと工夫しましょう。