寝ている赤ちゃんが突然泣く理由。寝言泣きの見分け方と正しい対処法
夜泣きの予防にもなる寝言泣きの対処法
小さな泣き声のときは少し様子を見て
ちょっとした泣き声にパパやママが敏感に反応すると、逆に赤ちゃんを起こす可能性があります。すぐに抱っこするなど、赤ちゃんに対応する日々を繰り返していくと、夜中に目を覚ますことが習慣化してしまいます。
夜中に目を覚ます習慣ができると、赤ちゃんの睡眠のリズムが狂いますよね。狂ったリズムを元に戻すのは、結構大変です。お互いのためにも、見守ることを習慣化しましょう。
安心する効果が!そっと体に触れてみよう
背中をトントンするのも効果的です。一定のリズムの刺激は眠気を誘いますし、トントンをだんだん弱くしていくことで、そのままスーッと寝てくれるかもしれません。
寄り添って体に触れながら手も握ると、気持ちを和らげる効果が高まります。手は、体の中でも特に敏感に刺激を感知する場所だそうですよ。
聞き慣れたパパやママの声を、聞かせるのもよいですね。夢を見ているレム睡眠のときには、耳が聞こえているそうです。小声で歌を歌ったり、語りかけたりしてみましょう。これらの方法は、夜泣きのときにも有効ですよ。
泣き止まないときは抱っこしてみよう
赤ちゃんもそれだけ動き回ると体力を消耗しますので、かなり疲れています。抱っこしてもらった安心感で、そのまま寝てくれるかもしれませんね。抱っこするときに電気をつけると、赤ちゃんが目を覚ます可能性があります。なるべく暗いところで、赤ちゃんを刺激せずに静かに抱っこするのがポイントですよ。
寝言泣きのときでも、授乳したりおむつ交換したりすると、気持ちよくなって寝ることがあります。寝言泣きの対処をしながら、夜泣きの予防にもなるのですね。
頻繁に泣く赤ちゃんに疲れたときは?
日々の生活リズムや過ごし方を見直そう
頻繁に泣いて起きる赤ちゃんに疲れたときは、生活リズムや日中の過ごし方を見直してみましょう。昼前まで寝ている、日中家から一歩も出ずにダラダラ過ごす、夕方に寝ていることが多い、夜まで赤ちゃんを連れて外出しているなど、生活リズムが乱れていると、夜にぐっすり眠れなくなる可能性が高いですよ。
生活リズムを赤ちゃんに合わせて規則正しくすることで、体内時計が発達して夜になると自然と眠くなります。規則正しい生活を送るだけでも、ママの負担が減って楽になるでしょう。
ママがおおらかな気持ちで対応を
しかし、ママがイライラして対応すると、赤ちゃんにまでママのイライラが伝わってしまいます。ママの気持ちが伝わると赤ちゃんは余計に心が不安定になるので、ぐずりがひどくなるケースが多いですよ。
赤ちゃんが泣き始めても、ママは焦らず落ち着いて対応することが大切です。「早く泣き止ませなきゃ」と焦らずに、深呼吸しておおらかな気持ちで接すれば赤ちゃんは安心して眠りにつけるでしょう。
パパや周囲に協力をお願いしよう
例えば、週に何度かパパに寝かしつけを交代してもらい、ママは別室でゆっくり休むのもよいでしょう。ママの中には赤ちゃんの少しの泣き声でも心配で起きてしまう方もいるので、別室だと心置きなく眠れますよ。
また、祖父母や一時保育、ベビーシッターなど、パパ以外の人に頼るのもよいでしょう。赤ちゃんと楽しく過ごすためにも、周りに頼りながらママの体を休めてくださいね。
まとめ
しかし、赤ちゃんには、泣く理由があるようです。夜泣きなのか寝言泣きなのかをしっかり見極めて適切な対処さえすれば、赤ちゃんも成長とともにぐっすり寝てくれるようになるでしょう。
夜泣きや寝言泣きの時期は、あっという間に過ぎてしまいます。寝顔を楽しむぐらいの余裕を持って、大変な時期を乗り切ってくださいね。