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日本文化の盆栽は注目の人気アート!ママや子どもも親しむその魅力

日本文化の盆栽は注目の人気アート!ママや子どもも親しむその魅力

一昔前までは「盆栽はおじいちゃんの趣味」と思われていましたが、今は幅広い年齢層の人たちが盆栽を楽しんでいます。「盆栽アート」という言葉も耳にしますね。ここでは日本に昔から伝わる芸術の盆栽の魅力を知り、子どもといっしょに気軽に盆栽を楽しむ方法を紹介します。

古くから日本で親しまれてきた「盆栽」

自然風景や植物に対する敬意を表現

盆栽は、鉢の上で樹木を育てるだけでなく、枝の選定や根の切りつめ、針金で枝を固定するなどして樹木をより美しく「仕立てる」ことを楽しみます。仕立てることで樹木に自然の美しさを凝縮することができます。

このようにして仕立てられた盆栽からは、自然に対する敬意が感じられます。自然の強さや美しさ、厳しさ、はかなさなど、自然界の様々な表情を作り手は長い年月をかけて盆栽の中に作りあげます。

盆栽を見た人にも、作り手の敬意の心は伝わります。盆栽のおもしろさは目で見る楽しみだけでなく、心でも楽しめることだといえるでしょう。

鎌倉、室町時代の武士が始めた盆栽は、どの時代でも人々に親しまれてきました。盆栽とともに、日本人の自然を敬う精神も引き継がれているのです。

「盆栽=小宇宙」を思い浮かべて育てる

盆栽を「植木と同じ」と思う人がいるかもしれませんが、植木と盆栽は楽しみ方に違いがあります。植木は花が咲いたり実がなったりするのを心待ちにしますが、盆栽は、樹木の幹や枝、葉に根、苔まで、鉢の中にあるものすべてを仕立て、育てる過程を楽しみます。

そうして育てた盆栽の鉢の中には樹木がどっしりと根をおろし、大木のような風格を表しています。土も、青々とした苔も、見る人に大自然をイメージさせ、ときには実際にはいない虫や鳥までもが想像できます。

無限に広がる大自然をイメージさせることから、盆栽のことを「小宇宙」ともいいます。鉢全体を仕立てながら、自分の思い浮かべる小宇宙を作りあげることが、盆栽作りのよろこびともいえるでしょう。

自然美と人工美の調和を楽しむもの

日本と西洋では芸術のテーマや好みに違いがあるといわれています。たとえば日本庭園は樹木や池を自然に近い形で表現していますが、西洋の庭は樹木を四角く剪定したり、幾何学模様の花壇を作ったりして、人為的な表現に重きをおきます。

日本人は、植物の自然な姿を愛しています。その心が、自然美と人工美が調和した芸術を生み出しました。盆栽はその一つで、人工的な「仕立て」という作業をしながらも、それを感じさせない自然美を作り上げています。

林の中を探しても、盆栽のように小さくても風格のある樹木を見つけることはできないでしょう。盆栽は人工的でありながらも自然を感じさせるという、日本人が作りあげた独特な芸術なのです。

ママの間で人気の「盆栽アート」とは

落ち着いた雰囲気からカジュアルなものまで

盆栽は樹木によっていくつかの種類に分けられます。楽しみ方はそれぞれなので、自分にあった樹木を選びましょう。

「松柏盆栽」は松の盆栽で、盆栽といえばこれを思い浮かべる人も多いでしょう。松は季節を問わず生き生きとした緑の葉を楽しめます。五葉松や黒松は丈夫で初心者にもおすすめです。

「葉物盆栽」では季節で変化する葉の様子を楽しめます。落葉する姿からはわびさびも感じられるでしょう。榎(えのき)や楓(かえで)、欅(けやき)が代表的な樹木です。

「花物盆栽」は花が楽しめる盆栽で、鮮やかな色合いはカジュアルな雰囲気を出します。梅や桜、藤や百日紅(さるすべり)などがあります。

「実物盆栽」は実が育っていく様子を楽しめる盆栽です。姫リンゴやカリンなどがあります。

子育ての息抜きに作れる指先サイズのものも

「大きな盆栽は育てられない」という人は「ミニ盆栽」はどうでしょうか。高さは10cm以下で、指先に乗るほどの小さな盆栽です。置く場所をとりませんし、育てる手間もそれほどかかりません。

樹木が小さいので植え付けも簡単です。必要な土の量は少なく、鉢も小さいので、大きな盆栽と比べて費用は安くなります。気軽に始めることができるミニ盆栽は、子育て中のママもできそうですよね。

家の中に置くことが多いミニ盆栽ですが、日光浴も必要です。一週間ほど部屋の中で飾ったら、一日は窓辺など日の当たる場所に置きましょう。土は量が少ないので乾燥がしやすいです。クーラーの風が当たる場所は避け、こまめに土の様子をチェックし、乾いていたら水をあげましょう。

枯れない「盆栽アート」はギフトなどで好評

枯れない「盆栽アート」をご存じでしょうか?特殊な技法で加工されたこの盆栽は、見た目は普通の盆栽と同じで生きているかのように見えますが、実は枯れていて、水やりや日光浴という世話も必要ありません。

盆栽に興味があっても、「枯らしてしまうのではないか」「手入れが大変そう」と心配している人は、この盆栽アートなら安心して盆栽を楽しめますね。ギフトにも喜ばれるでしょう。

盆栽は海外でもそのよさが認められ、日本の盆栽を求める外国人が増えています。生きた盆栽は輸出に様々な規制があるのですが、この盆栽アートなら海外の方にもプレゼントできますよ。日本の伝統芸術をより気軽に楽しめるようになったのは嬉しいですね。

子どもの間にも浸透しつつある「盆栽」

園児も挑戦できる盆栽遊び

はさみを使わない「盆栽遊び」は、園児もできる盆栽です。材料は、数種類の木の枝と鉢(プラスチック容器でもOK)、土の代わりにする粘土です。

やり方は簡単で、鉢の中に粘土を詰め、そこに思い思いの木の枝をさせばできあがりです。できた盆栽はしばらく部屋の中に飾って楽しめますよ。

盆栽を作りながら子どもたちは植物に触れ、いろいろな形の葉や枝があること、手触りやにおいも植物によって違うことに気づくでしょう。遊びをとおして子どもたちは自然について学んでいきます。

盆栽とはまたひと味違った苔テラリウムも人気です。苔テラリウムは瓶のなかに苔や植物を入れて手のひらサイズの自然を楽しみます。自分だけの秘密の楽園ができますので、子どもたちも夢中になります。
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teniteo WEB編集部

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