ママと息子の喧嘩はなぜ起きる?喧嘩の原因やフォローの仕方
男の子を育てているママは「叱っても全然話を聞かない」「注意したときに反抗してくる」など、子育てがやりづらいと感じている方もいるかもしれませんね。異性だとどのような気持ちなのかが汲み取りにくく、男の子との接し方にも悩むでしょう。息子と喧嘩になるママに、反抗する子どもへの接し方などをご紹介します。
ママも気になる男児の特性を理解しよう
男の子はすぐに手が出てしまうもの
男の子と女の子では脳の構造が違うといわれており、男の子のほうが攻撃性が強くすぐに手が出てしまう子が多いようです。しかし、すぐに手が出てしまうのは小さなときだけで、成長とともにさまざまなことを学び自分の感情を上手にコントロールできるようになりますよ。
保育園や幼稚園などの集団生活に入るとお友だちを叩いたり、おもちゃを奪ったりなど、感情のまま手が出てしまうトラブルが起きる可能性もあり、ママは心配になるでしょう。男の子のママならきっと悩みも同じなので、ゆっくり直していけるとよいですね。
男の子の大半はママの話を聞かない
女の子に比べると、男の子はマイペースな子が多いのではないでしょうか。「今日は保育園でなにをしたの?」と尋ねても何も答えなかったり「今からお風呂に入るよ」と言っても遊びに夢中で全然聞いていなかったりなど「もう何回言わせるの」とママは怒りたくなりますよね。
マイペースなところは子どもらしくて可愛い部分でもあるので、頑張って話しかけ続けましょう。
男の子への効果的な注意の仕方とは
男の子は活発でやんちゃな子も多いため、ママは「コラ!」「いい加減にしなさい」などと大きな声で叱ってしまう方もいるでしょう。男の子はそのときに興味を持ったことがあると後先考えずに行動する子が多いため、注意する前に10秒だけ行動を見守るとよいですよ。
10秒だけでも男の子の好奇心が満たされるとママの声が耳に届きやすくなるので「今は◯◯しようね」と注意しましょう。
喧嘩の原因にもなる子どもの反抗期について
子どもの反抗期は2~3歳から始まる
2歳頃になるとママが何を言っても「イヤ!」と言い出す、イヤイヤ期が始まる子も多いですよね。このイヤイヤ期が第一反抗期といわれており、子どもの成長にとってかかせない時期でもありますよ。
着替えや食事、お風呂など、何をするにも「イヤ」と反抗されると、ママも心に余裕がなくなりイライラしてしまうでしょう。しかし、ママがイライラすると子どもの反抗がひどくなりやすいので、おおらかな気持ちで接することが大切です。
反抗期は子どもがきちんと成長している証拠
子どもに反抗期があることは、子どもがすくすくと成長している証でもあります。自分の意思をしっかり他人に伝えようとしている、やりたいやりたくないが自分で決められるなど、自立への第一歩といえるでしょう。
「反抗期に入ったんだ。成長しているんだな」「ママの言うことを聞かなくなったけれど、これも成長だな」と心にゆとりを持って受け止められるとよいですね。
ママは怒鳴らずに静かに見守って
しかし、ママが大きな声で怒鳴ったからといって、男の子に言うことを聞かせるのは非常に難しいです。怒鳴ったところで「ママはいつも怒ってばかりでうるさいな」と聞く耳を持たないことも多いので、まずは男の子の行動を冷静に見守りましょう。
子どもが大ケガをする、ほかの子にケガをさせるなどの危険な行動以外は、静かに見守ってみてください。子どもが自分で「これはしてはいけないな」と気づけるとよいですよね。
喧嘩後に効果的なフォローの方法とは
まずは自分の気持ちを落ち着かせて
子どもと喧嘩をしたときは、まずはママの気持ちを落ち着かせましょう。気持ちがイライラしたまま話しかけてしまうと、さらに熱が入り喧嘩が悪化する可能性があります。
喧嘩をしたときは、子どもがいる場所から離れてひとりになるのもよいかもしれませんね。ひとりになって深呼吸をすると、自然とイライラした気持ちが治まってくれるでしょう。気持ちが落ち着いてから、子どもと話し合うと解決しやすいですよ。