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赤ちゃんへの声かけが苦手?上手な語りかけ方のコツと注意点

赤ちゃんへの声かけが苦手?上手な語りかけ方のコツと注意点

赤ちゃんへの声かけがよいとは分かっていても、どう話せばよいのか迷ってしまうことがありますよね。今まで赤ちゃんが身近でなかった場合は、なおさら接し方が分からないかもしれません。そこで赤ちゃんへの声かけの効果やどんなことを話したらよいのか、ママの声のトーンや話す環境の注意点などをご紹介します。

声かけの効果を知って積極的に語りかけよう

反応がなくても「言葉」を育てている

約28週を過ぎると胎児は外の音が聞こえるそうなので、産まれたばかりの赤ちゃんは耳が聞こえています。ママやパパは、まだなにも分からないような赤ちゃんに、「お腹すいたのね」「ご機嫌だね」などと話しかけてみましょう。

最初、赤ちゃんはなにも反応しませんが、毎日声をかけながらお世話をすれば、やがて赤ちゃんの頭の中で、言葉と行動がつながってくるのです。また、お腹が空いたりお尻が気持ち悪かったりして泣いていると、やさしいママの声がします。

おっぱいを飲んだり、お尻を拭いてもらったりして心地よくなれば、赤ちゃんはママへの愛着を持つようになります。自分を守り助けてくれる、大好きなママの言葉にいつも意識を向けていれば、自然に言葉を吸収しやすくなるといえるのです。

赤ちゃんのコミュニケーション能力が育つ

イギリスの発達言語障害の研究家であるサリーウォード博士により、言語に遅れがある子どもたちのコミュニケーション能力を育てるために考えられた方法があります。それは、1日30分赤ちゃんとママが静かな環境で、赤ちゃんが好きな遊びや成長に応じた語りかけをしながら、丁寧に関わる方法です。

臨床結果により、このことが子どものコミュニケーション能力を伸ばし知能の発達を促すことが分かり、イギリス政府が推奨するようになったのです。いつも声をかけられている赤ちゃんは、自分が大切にされていることを理解するようになります。

すると赤ちゃんもママを喜ばせようとして笑ったり手足をバタバタさせて喜んだりします。それが人と触れ合おうとするコミュニケーションの原点になるのです。

パパやママとの信頼関係が育つ

親子の信頼関係はなにもしないで育まれるものではありません。「親子だから分かりあえる」という背景には、産まれたときからおむつを替え、一緒に遊び、泣いているときはあやすといった、日常触れ合ってきた蓄積があるのです。

声かけしてもらえず淡々とお世話をされた赤ちゃんは、ママへの愛着が育ちにくいかもしれません。反対に、日頃から一対一で目を見て話しかけられた赤ちゃんは、パパやママがいつも自分を見ていてくれることが分かるので、安心や信頼を感じやすいといえます。

声をかけ赤ちゃんの反応を見ているママも、赤ちゃんの気持ちや性格を自然と理解できるようになり、親子の信頼関係が生まれやすいのです。信頼関係は、毎日の生活で築ける大切な教育のいしずえかもしれませんね。

どうやって声かけすればよいの?

赤ちゃんのサインに反応してあげよう

赤ちゃんが泣いているときに「どうしたの?」、笑っていたら「おもしろいことがあったのね」などと、まずは赤ちゃんの様子に対してママが思ったことを口にしてみましょう。赤ちゃんが出した声や手をグーパーする様子などを真似するのも立派なコミュニケーションです。

赤ちゃんの様子から「楽しいね」「痛かったね」と気持ちを代弁するのも共感できてよいですね。けれども気持ちが分からないこともあります。たとえばママが想像したことと全然違う理由で泣いていることはよくあることですよね。

しかし大切なのは、ママが赤ちゃんの笑ったり泣いたりに反応することです。それによって赤ちゃんは言葉やコミュニケーションを学び、ママはだんだんと赤ちゃんの気持ちに寄り添えるようになるのです。

今からする行動を伝えてあげよう

私たちが歯医者さんなどで、もし声もかけられずにいきなり椅子の背を倒されたらびっくりしますよね。それと同じように、なんの予告もなしにどこかに連れていかれたり、着替えさせられたりしたら、言葉の分からない赤ちゃんでもびっくりするのではないでしょうか。

「お風呂入ろうね」「おむつ替えようね」「お散歩行こうね」と、これからすることを言葉にして伝えてあげましょう。赤ちゃんからしてみれば、たとえば沐浴は、なにか聞こえたと思ったらお湯に入れられたという体験から始まるのかもしれません。

しかし毎日声かけを繰り返せば、ママの言葉で次はなにをするのかを理解していきます。ママも次にすることを伝えながらお世話をすれば、子どもにきちんと説明する習慣が付きますよね。

目の前にあるものを説明してみよう

お風呂場で「蛇口からお湯がジャージャー流れているね」、お散歩で「桜の花びらが、ひらひら舞っているよ」一緒に遊んでいるときに「これは積み木っていうんだよ」などと目の前のことを説明しましょう。一緒に遊んでいないときでも「今日はよいお天気。洗濯日和だね!」料理中に「今、◯◯ちゃんのごはんを作っているよ」などと、近くにいる赤ちゃんに報告するように声かけしてもよいですね。

赤ちゃんにはいろいろな文章は理解できないでしょう。しかし心理学者のエリカ・ホフ博士によると、赤ちゃんに話しかける内容が豊富で複雑な方が、言語を処理する脳が活発になるそうです。

難解な言葉を使う必要はありませんが、赤ちゃんだからといって単純な言葉だけしか使えないことはないようですね。

赤ちゃんへ声かけする際の注意点

早口はNG!ゆっくりと聞き取りやすい声で

赤ちゃんが聞き取りやすい周波数は大人よりも高めなので、高い声が聞き取りやすいです。幼児番組のお姉さんのように、明るく高い声で、抑揚をつけてゆっくりとお話すると、赤ちゃんにはわかりやすく興味を引きやすいですよ。

「ボールがゴロンゴロン転がったね」「かえるさんがぴょーんと跳んだよ」などと少し大げさに、ときどき擬音も入れて話してみましょう。とはいえ、ママは赤ちゃんに話すときは自然に高い声になりますよね。

それに毎日のことなので、あまり無理したトーンで声をかけ続けると疲れてしまいます。赤ちゃんはママの声が大好きです。赤ちゃんのためにがんばるよりも、親子の触れ合いを楽しむ気持ちでリラックスしてお話しすると、それだけできっと赤ちゃんは喜んでくれますよ。

イライラしてしまうときも優しい言葉がけを

赤ちゃんの夜泣きや、理解不能な大泣きやかんしゃくなどが続けば、誰だってイライラします。そんなときは、つい赤ちゃんにネガティブなことをいってしまいそうになるかもしれません。

けれども、赤ちゃんはママの気持ちを読み取っているそうですよ。私たちにはミラーニューロンという真似をする脳細胞があり、新生児から形成されています。

その細胞は真似だけでなく、ほかの人の行動を見て自分のことのように感じる「共感」を生んでいるといわれます。ママが不安になると赤ちゃんも不安になり、ママが楽しいと赤ちゃんが楽しくなるのには科学的な根拠があるのです。

イライラしているときは深呼吸などしていったん落ち着いてから、なるべく穏やかで優しい言葉で声かけができるとよいですね。

テレビなどの雑音は極力避けよう

最近、全米科学振興協会で発表された研究で、「雑音が多いと、子どもは会話の相手の声などが分かりにくくなる」という結果が明らかになりました。特に赤ちゃんは、ママの声も周囲の雑音も同じノイズとして聞こえるそうです。

ですから、雑音は赤ちゃんが言葉を学習するさまたげになる可能性があるのです。長期間、機械音などを聞き続けてきた赤ちゃんは、ママの声への反応が鈍くなるという結果もあるそうですよ。

赤ちゃんや小さい子は大人とは違うように聞こえているのですね。赤ちゃんと向き合うときは、なるべくテレビなどの雑音を消して、静かな環境で目を見てお話しできるとよいですね。

赤ちゃんにママの声がよく聞こえる上に集中力が続きやすいので、言葉の習得にもよい影響を与えます。

まとめ

赤ちゃんへの声かけは、赤ちゃんの声に反応したり、目の前で起こっていることやこれからすることを説明したりするのがコツです。

赤ちゃんが「ママは自分を見ていてくれる」と理解するようになることが大切で、あまりネガティブな言葉や感情以外は、気軽にママの思っていることを口にしてもよいのです。声のかけ方は、幼児番組のお姉さんが参考になるといえますね。

しかし、あえてテンションをあげなくても自然でリラックスしたママの声かけが、赤ちゃんを安心させて、人との触れ合いを学ぶ原点を作るのかもしれませんね。

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