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赤ちゃんへの声かけが苦手?上手な語りかけ方のコツと注意点

赤ちゃんへの声かけが苦手?上手な語りかけ方のコツと注意点

赤ちゃんへ声かけする際の注意点

早口はNG!ゆっくりと聞き取りやすい声で

赤ちゃんが聞き取りやすい周波数は大人よりも高めなので、高い声が聞き取りやすいです。幼児番組のお姉さんのように、明るく高い声で、抑揚をつけてゆっくりとお話すると、赤ちゃんにはわかりやすく興味を引きやすいですよ。

「ボールがゴロンゴロン転がったね」「かえるさんがぴょーんと跳んだよ」などと少し大げさに、ときどき擬音も入れて話してみましょう。とはいえ、ママは赤ちゃんに話すときは自然に高い声になりますよね。

それに毎日のことなので、あまり無理したトーンで声をかけ続けると疲れてしまいます。赤ちゃんはママの声が大好きです。赤ちゃんのためにがんばるよりも、親子の触れ合いを楽しむ気持ちでリラックスしてお話しすると、それだけできっと赤ちゃんは喜んでくれますよ。

イライラしてしまうときも優しい言葉がけを

赤ちゃんの夜泣きや、理解不能な大泣きやかんしゃくなどが続けば、誰だってイライラします。そんなときは、つい赤ちゃんにネガティブなことをいってしまいそうになるかもしれません。

けれども、赤ちゃんはママの気持ちを読み取っているそうですよ。私たちにはミラーニューロンという真似をする脳細胞があり、新生児から形成されています。

その細胞は真似だけでなく、ほかの人の行動を見て自分のことのように感じる「共感」を生んでいるといわれます。ママが不安になると赤ちゃんも不安になり、ママが楽しいと赤ちゃんが楽しくなるのには科学的な根拠があるのです。

イライラしているときは深呼吸などしていったん落ち着いてから、なるべく穏やかで優しい言葉で声かけができるとよいですね。

テレビなどの雑音は極力避けよう

最近、全米科学振興協会で発表された研究で、「雑音が多いと、子どもは会話の相手の声などが分かりにくくなる」という結果が明らかになりました。特に赤ちゃんは、ママの声も周囲の雑音も同じノイズとして聞こえるそうです。

ですから、雑音は赤ちゃんが言葉を学習するさまたげになる可能性があるのです。長期間、機械音などを聞き続けてきた赤ちゃんは、ママの声への反応が鈍くなるという結果もあるそうですよ。

赤ちゃんや小さい子は大人とは違うように聞こえているのですね。赤ちゃんと向き合うときは、なるべくテレビなどの雑音を消して、静かな環境で目を見てお話しできるとよいですね。

赤ちゃんにママの声がよく聞こえる上に集中力が続きやすいので、言葉の習得にもよい影響を与えます。

まとめ

赤ちゃんへの声かけは、赤ちゃんの声に反応したり、目の前で起こっていることやこれからすることを説明したりするのがコツです。

赤ちゃんが「ママは自分を見ていてくれる」と理解するようになることが大切で、あまりネガティブな言葉や感情以外は、気軽にママの思っていることを口にしてもよいのです。声のかけ方は、幼児番組のお姉さんが参考になるといえますね。

しかし、あえてテンションをあげなくても自然でリラックスしたママの声かけが、赤ちゃんを安心させて、人との触れ合いを学ぶ原点を作るのかもしれませんね。
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