お腹のたるみは加齢のせい?ママが気になるお腹をすっきりさせよう!
年齢とともにお腹のたるみが気になってきたというママもいることでしょう。できればたるみを解消したいですよね。そこで今回は、年齢とともにママのお腹がたるむ原因となぜお腹のたるみは取れにくいのか、お腹のたるみを引き締める方法3選についてお話しします。
年齢とともにママのお腹がたるむ原因は?
運動不足などにより筋肉に張りがなくなる
「太るほど食べていないのにどうしてお腹がこんなにたるむの?」と思いますよね。これは運動不足や加齢により、筋肉が緩んでたれてしまうことが第一に挙げられます。昔より筋肉がなくなったと感じるママもいるのではないでしょうか。
そして第二に、年齢とともに肌の構造が変化し、肌のハリが失われてきたことも理由の一つに挙げられます。肌の弾力が減ってきたので、以前よりたるみが増したように感じるのです。
代謝が落ち、脂肪が増えることによりたるむ
女性ホルモンのエストロゲンの働きにより、体に脂肪が蓄積されるのですが、女性は男性よりもこのエストロゲンの分泌量が多いため、男性より皮下脂肪がたまりやすくなっています。この皮下脂肪がたるみの原因となるのです。
また、加齢でエストロゲンの分泌量が減ると、皮下脂肪より内臓脂肪がたまりやすくなるので要注意です。
年齢を重ねると、今まで脂肪を支えていたコラーゲンからできている繊維束が脂肪を支えきることができなくなり、脂肪の重みでお腹がたるんでしまうのです。
急なダイエットやリバウンドも大きな要因
しかし急に痩せると体重は減るかもしれませんが、脂肪の減少する早さに皮膚の収縮が追いつかず、皮膚がたるんでしまいます。特に元々太めだったママや太っていた期間が長かったママの場合、皮膚が縮むのに時間がかかります。
ダイエット後のリバウンドも要注意です。短い期間に太ったり痩せたりを繰り返していると、皮膚がそのリズムについていけず、たるみの原因となります。
痩せたいときは、急激なダイエットをしないように心がけましょう。
お腹についたたるみは取れにくい
お腹周りにつく内臓脂肪と皮下脂肪について
たるみの原因である皮下脂肪は、内臓脂肪が燃焼した後にエネルギーとして使われるので、なかなか痩せることができません。さらに皮下脂肪は代謝が悪く分解されにくいという性質を持っているので、簡単に落とすことができません。
お腹にある腹筋を使って脂肪を燃焼させることが、お腹のたるみ解消には有効ですが、日常生活で腹筋はあまり使わないですよね。毎日意識的に腹筋を使ったトレーニングをすることが必要です。
毎日少しずつ意識して腹筋の筋力アップを図りたいですね。
女性は皮下脂肪がつきやすく取れにくい
育児をしていると、筋肉をつけるための運動に時間を割くことも難しく、自然と運動不足になってしまいますよね。さらに育児へのストレスから甘いものを口にしてしまったり、子どもの残したものを食べてしまったりなど以前より食べすぎてしまう傾向があります。
女性は皮下脂肪がつきやすく取れにくいという特徴があるので、放置しているとお腹周りに脂肪がつき、いわゆる洋ナシのような体型になりがちです。
残念ながらお腹のたるみは長期戦を覚悟して
残念ながら、お腹のたるみを解消するためには長期戦を覚悟する必要があります。たるみの原因となる皮下脂肪はなかなか落としにくく、一度つくと落とすまでに2~3年はかかるといわれています。
急激に痩せると肌のたるみに繋がりますし、3年ぐらいかけて痩せることを目標にして、毎日コツコツと筋力をつけながらダイエットに励みたいですね。
すぐに効果が出ないとモチベーションが下がりやすく、途中で諦めたくなるかもしれませんが、継続すればきっと効果を得ることができますよ。
お腹のたるみを引き締める方法3選
お腹中心のインナーマッスルを鍛えよう
運動に不慣れな場合は、気軽にできるドローインから試してみましょう。まず畳んだバスタオルを2枚用意します。床に仰向けに寝そべり、畳んだ1枚のタオルを腰の下に当てます。
足を腰幅に広げひざを立て、お腹の上にもう1枚の畳んだタオルを乗せます。深呼吸しながら1~4までゆっくりと数えながらお腹をへこませます。そしてゆっくりとお腹を元に戻します。
これを5回、計2セット行うようにしましょう。慣れてきたらセット数を増やしてみましょう。