子育て中に独立して仕事したい!独立するメリットとデメリット
子育て中のママにとって働き方は重要です。独立という働き方は自分で仕事の調整をするので園の行事への参加も気軽ですし、子どもの体調不良にも対応することができます。理想的な働き方にみえますが、気をつけることはあるのでしょうか。独立を考えるママはメリットだけでなくデメリットについても理解しておきましょう。
子育てしながら独立して働くメリット
時間も仕事量も自由に調整できる
独立して自宅などで仕事をすることができれば、子どもに関する理由で会社を休む必要はありません。自分や子どものスケジュールに合わせて仕事をこなしていくことができます。
日中子どもがいることで仕事がはかどらなかった場合には、深夜や早朝に残ってしまった仕事をすることができます。このように仕事量を都合に合わせて調整しやすい点も独立する際のメリットといえるでしょう。
保育園幼稚園の行事に参加しやすい
会社勤務の場合でも有給休暇を取得すれば参加することは可能ですが、兄弟姉妹が多く1カ月に何度も園の行事がある場合などは、休暇を申請しづらい心境になるでしょう。独立して仕事をしていれば、誰に気兼ねすることもなく平日の休暇を取得することが可能です。
また、イベントの時間帯のみ仕事を休むこともできます。子どもの行事に合わせて時間を調整しやすい点が、独立した際のメリットの一つといえるでしょう。
子どもの急な病気にも対応しやすい
共働き夫婦の場合、子どもの急な病気は、ママが会社を休んだり遅刻したりすることで対応している家庭も少なくありません。そのようなときの急な休暇や遅刻の申請はお願いしづらいものですよね。
また、インフルエンザなどの感染症の場合は上の子が治っても下の子にうつってしまい、長い期間休みを申請しなければならないこともあります。このような場合も、独立して自宅で仕事をしていれば、自宅で子どもの体調をみながら仕事をすることができます。
子育てしながら独立して働くデメリット
安定した収入が得られない
独立したからといって、すぐに成果が現れるわけではないことも理解しておくことが大切です。また、ママが自分で時間調整しやすい仕事を選んだ背景には、子どものために仕事量を減らす必要を感じていたこともあるでしょう。
仕事量が減った結果として収入が減ることもありうるのです。現在は仕事が順調であっても、来年はどうなっているか分からないといった不安要素も挙げられます。
常に自分のスキルを磨いたり、向上したりする努力を続ける必要があるでしょう。
オンとオフの切り替えがしにくい
また、自宅で仕事をしていると、ほかの誰かの目がないので、集中して取り組めるかどうかも自分次第になります。集中して仕事をこなさなければ収入を得られないので、自分に厳しくしっかりと仕事を進めることが大切になってきます。
自宅で仕事をするのであれば、家族の協力も必要不可欠です。会社で仕事をしていたときのように働きやすい環境が整えられているわけではありません。静かな部屋で集中して仕事ができるように、家族にも協力してもらいましょう。
税金の手続きは自分で行わなければならない
しかし、独立するということは個人事業主になるということなので、自営業の人と同様に自分で税金の手続きを行わなくてはなりません。毎年決まった時期に確定申告をすることになるので、忘れないように準備するようにしましょう。
特に、経費や税金については煩雑なものが多く、不慣れな人が行うと書類上の不備などが発生する可能性があります。早めに準備することをおすすめします。国税庁のHPに、確定申告の書類の書き方や申請方法について詳しく説明されているので、不安なときは一つ一つ確認しながらすすめるとよいですよ。
子育てしながら仕事の独立を成功させるコツ
育児と仕事を両立させるスケジュールを作る
まずは、仕事と子育てのスケジュールをしっかりと作ることが大切です。仕事をする時間や家事を行う時間を明確化することで、オンとオフの切り替えにも役立ちます。
子どもが不在の時間を仕事時間とする場合は、子どもが体調不良で欠席するケースなども想定してスケジュールを組み立てておくと安心です。組み立てたスケジュールどおりに仕事が進まなかった場合、どの時間帯で穴埋めをするのかもしっかりと考えておくとよいでしょう。
最初から詰め込みすぎないスケジュールにしておくと安心です。