夫婦でコミュニケーションを取ろう!価値観の違いを理解するコツ
なかなか夫婦でコミュニケーションを取ることができないと悩んでいるママはいませんか。夫婦の価値観の違いが理由なのか、ほかにも原因があるとしたらそれが何かを知りたいですよね。今回は価値観の違いを理解して、夫婦円満でいるためにはどうすればよいのかを考えましょう。
夫婦の価値観の違いが気になる理由
子育てや仕事などの環境の変化
例えば子育てはママが中心となる家庭が多いですね。生活リズムが定まらない赤ちゃんのお世話や家事で疲れがたまることがあるでしょう。パパには「お疲れ様」「ありがとう」などの一言でよいので労ってほしいものですが、なかなかママの気持ちを理解してくれるパパは少ないようです。
またパパが仕事の環境が変わったり、慣れない環境で働いていたりする場合も同じです。ママはパパの大変さを思いやって労いの言葉をかけましょう。
会話不足で生まれる寂しさや不満
夫婦の会話が減るとお互いに思っていることを話さなくなって感情がすれ違ってしまったり、パパが何を考えているのか分からなくなったりする可能性があります。お互いのことをもっと分かりたいと思っているのに会話不足の状態が続くと、自分では気が付かないうちに不満がたまって爆発してしまいますよ。
積極的に話しかけてコミュニケーションを取り、会話不足を解消しましょう。
価値観のぶつかり合いが子どもに与える影響
例えば赤ちゃんの場合、ママとパパが大きな声や怒った表情で喧嘩をしていると自分が怒られていると感じて、恐怖感が生まれてしまうそうです。何度も恐怖を感じると、子どもはストレスを感じて心が不安定になってしまいます。
また言葉を理解する年齢の子どもの場合、ママとパパの喧嘩の原因は自分にあるのではないかと感じて自己肯定感がなくなる傾向があるそうです。その結果、人とのコミュニケーションが苦手になったり、引きこもりになったりする可能性が考えられます。
価値観の違う夫婦が仲よくなる三つの方法
相手の話に耳を傾けよう
また人の気持ちや感情は環境の変化や人間関係などによって少しずつ変わるものです。大きな変化がないにしても、毎日まったく同じ感情のまま生活している人はいませんよね。
その少しの変化をお互いに伝え合ったり、受け入れたりすることが価値観の違いを埋める方法の一つなのです。「伝えなくても分かってくれている」「今さら言わなくてもよいこと」などと思わずに言葉にすることが大切ですよ。
わずかの時間でも気持ちは伝わる
例えば仕事で帰宅する時間が遅いパパが、誰もいないダイニングで一人で食事をするのは寂しいですよね。こんなときは食事をするパパに合わせてママはお茶を飲んだり、たまには晩酌を楽しんだりするのもよいかもしれません。食事をしながらお互いの一日を振り返ったり、子どものことを話したりして夫婦の時間を作りましょう。
また家事や仕事の合間に会話のようなメールのやり取りをするのも効果的ですよ。
夫婦や家族で時間を共有しよう
夫婦で時間を共有することはコミュニケーションを取るために大切です。夫婦の時間を楽しむことができると、日常会話も自然と生まれますよ。
またお互いの近況報告のほかにも休日の過ごし方を一緒に考えたり、旅行のプランを立てたりするのもよいですね。家族で過ごす楽しい目標ができて家事や育児、仕事を頑張ろうという気持ちになるでしょう。
夫婦や家族の時間を積み重ねて、よいコミュニケーションを取りましょう。
価値観が違っても覚えておきたいこと
言葉にして相手に伝える
ママとは価値観が違う相手に対して「どうせ価値観が違うから言っても仕方がない」と思うかもしれません。しかし何も言わずにいると少しずつ不満がたまったり、相手との間に生じた感情のズレが大きくなったりして、夫婦喧嘩に発展する可能性があります。
ささいなことでも言葉にすることでママの気持ちが相手に伝わります。また相手もママへの理解を深めてくれるでしょう。
さらに感謝や労いの気持ちも同様です。特に「ありがとう」という言葉は、感謝を表すほかに相手の存在を認めることにもつながりますよ。