子どもの離乳食に使える調味料を知りたい!ポイントとレシピも紹介
大人の分と一緒に離乳食を作るコツ
取り分け離乳食は初期からできる
これは大人の食事と離乳食を一緒に調理し、味つけの前に取り分けるという方法です。あるアンケートによれば、多くのママが取り分け離乳食に興味を持っているものの、実施しているのは6割程度だそうです。
また、取り分け離乳食は後期にならないとできないのでは?と思っているママも多いようです。ですが、調理法を工夫すれば、初期からでも取り入れることが可能です。離乳食作りが大変と感じているママはこの方法に挑戦してみてはいかがですか?
取り分けるときの注意点
取り分けたあとは、こしたり、食べやすい大きさにカットしたりして、子どもも食べやすいようにしましょう。子どもには少し固く感じる場合は電子レンジで再加熱するとよいですよ。月齢に合わせて食べやすい固さや大きさに調節してくださいね。
また、大人なら多少鮮度が落ちていても問題ありませんが、小さな子どもは消化不良を起こしたり、下痢になったりすることがあります。食材はなるべく鮮度のよいものを使うのが理想です。
取り分け離乳食はママも子どもも嬉しい
子どもは自分の食べているものと、ママパパが食べているものが違うと、ママパパの食べているものを欲しがることがありませんか?まだ小さな子どもでもママとパパと同じものが食べたいという欲求があるのです。
取り分け離乳食ではママパパと同じメニューを食べることができるので、そんな子どもの欲求を叶えることができます。欲求が満たされると、食事の時間が楽しくなり、食への興味・関心も高まりますよ。
少ない調味料でも子どもが喜ぶ離乳食レシピ
手掴みに最適「さつまいものバターおやき」
(材料)
さつまいも、無塩バター、片栗粉
(作り方)
1.皮をむいたさつまいもを小さく乱切りし、5分ほど水にさらします
2.水気を切って耐熱容器に入れ、ラップをして電子レンジで500Wで5分加熱します
3.熱いうちにつぶし、片栗粉を加えて混ぜ、まるめて形を整えます
4.フライパンにバターを引き焼いたら完成です
大きくなってきたら、有塩バターに変えたり、ごまやチーズ、野菜などを加えてみたりすることで味が広がりますね。
幅広く使える「ミートソース」
(材料)
合いびき肉80g、にんじん1/3本、ピーマンとしいたけ各1個、玉ねぎ1/2個、オリーブオイル・小麦粉・砂糖・醤油各小さじ1/2、トマトペースト大さじ1、塩ひとつまみ
(作り方)
1.鍋にみじん切りした野菜と合いびき肉を入れ、オリーブオイルをかけます
2.中火~弱火で15分ほど蒸し煮し、小麦粉を入れてダマにならないように混ぜます
3.トマトペースト、砂糖、しょう油、塩で味つけし、煮詰めて完成です
このほかにも、鶏ささみひき肉のミートソースや、コンソメスープを使うレシピなどがあります。砂糖や醤油などを使わないものもありますので、色々検索して探してみてはいかがでしょうか。
栄養満点「炊き込みご飯」
(材料)米2合、乾燥ひじき8g、にんじん1本、だし汁、醤油大さじ1、みりんと酒各大さじ1/2
(作り方)
1.昆布かかつお節でだし汁を作り、乾燥ひじきを水で戻し、米をといでおきます
2.にんじんを小さく刻みます(赤ちゃんが食べやすい大きさにカットする)
3.炊飯器に米、醤油、みりん、酒を入れます
4.3に適量のだし汁を入れ、にんじんとひじきを入れて、炊飯器のスイッチを入れます
5.炊き上がったら、しばらく蒸らして完成です
まとめ
離乳食は、できるだけ素材の味、薄味ということを念頭に入れて、月齢により使えない調味料を覚えておくようにしましょう。身体の負担になる調味料だけでなく、月齢によっては生命に関わる菌が入っているものもあります。
はちみつ、黒砂糖は、乳児ボツリヌス症になる恐れがあるので、満1歳を過ぎるまでは赤ちゃんが口にしないように注意しましょうね。