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赤ちゃんが寝るときに伸びをする理由は?気をつけたい伸びの特徴

赤ちゃんが寝るときに伸びをする理由は?気をつけたい伸びの特徴

病気が原因?「震えをともなう伸び」とは

震えがあるときには高熱が出ている可能性も

高熱が出始めると、全身の震えをともなうことがあります。赤ちゃんの高熱は「熱性けいれん」を発症することがあるので、怖いですよね。

熱性けいれんの症状として、けいれんが起きる、口から泡をふく、白目をむくなど、見慣れないものなので我が子がそのような状態になったら驚いて慌てるのが当たり前です。

症状があった場合、赤ちゃんの身体は動かさず、嘔吐したとき喉が詰まらないようにするため、顔を横にします。けいれんしている時間をはかり、どのくらいの時間けいれんしていたかも把握しましょう。

初めて熱性けいれんが起きた場合、救急車を呼んだり医師に相談したりすることが大切。今後熱が出たときの対応の仕方を確認する必要があります。熱があるときはこまめに検温するとよいですね。

生後1歳までは「点頭てんかん」にも要注意

点頭てんかんは生後3カ月から1歳頃までに発症するてんかんのことで、比較的男の子に多いとされています。

てんかんにもいろいろな種類があるのですが、この点頭てんかんは将来的に運動機能や知能に影響が出て治りにくいもの。

原因としては生まれつき大脳に異常がある、代謝異常があるなど先天的なものが多いようです。

寝ているときに何度も手足を上にあげている、頭をカクカクとするようなけいれん症状や手足の脱力がみられる、お座りが急にできなくなるなどの症状がみられます。

赤ちゃんの伸びがいつもと違うように感じられたり、震えていたりする場合はてんかんの可能性も視野に入れましょう。ママも赤ちゃんも安心するために、なるべく早めにかかりつけ医に相談してください。

震えをともなう伸びが続いたら病院へ受診を

震えをともなう伸びの一つとして、うんちやおしっこなど排泄をしているときに震えることがあります。これらは心配する震えではありません。

しかし、震えをともなう伸びには危険な病気のサインもあることをご紹介しました。いつもとは何か違うかもというママやパパの勘は当たることが多いですよね。

赤ちゃんが震えていたら、まずは検温をして様子をみましょう。高熱がないのに震えている、それが続いているようなら、病院を受診し一度診察してもらうのがよいですね。

夜間の場合は、小児救急電話相談(#8000)に電話し、状況を説明すると、適切なアドバイスをもらえるので、いざというときに慌てないために、目に見える場所に番号をメモしておくことをおすすめします。

まとめ

赤ちゃん特有の可愛らしい伸びの中にも、てんかんやヘルニアの疑い、高熱の出始めなど、注意しておかなくてはいけないものがあるということを、しっかりと頭の中に入れておくことが大切です。

多くの場合は心配いらないので、過度に不安になりすぎず、普段の赤ちゃんの様子を確認してあげましょう。モロー反射は成長するにつれ減っていくものなので、赤ちゃん特有の動きです。しっかりと可愛らしい姿を見守っていきたいですね。

もしものときは、慌ててしまいますがゆっくりと深呼吸をして、落ち着いて対応してくださいね。
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