保育園の入所申し込み面談!市役所との面談の内容と対策とは
仕事に復帰する予定のあるママや子育てが一段落して働きに出ようと考えているママにとって、保育園の入所申し込みは必須課題ともいえます。しかし、面談でどのような準備が必要なのか不安になっているママも多いでしょう。まずは最初のステップである市役所への入所申し込みについて一緒にチェックしていきましょう。
市役所による入所申し込み面談の内容とは
市区町村によって面談の有無は異なる
面談はなくても保育の必要性を確認するため、後日、担当職員によって電話や訪問で申し込み内容の確認が行われるケースもあります。自治体の面談があった場合も、承諾後に入所する保育園職員との面談の場は設けられます。
自分の地域の自治体はどのような申し込み方法や面談方法なのか、一度自治体に問い合わせてみるとよいでしょう。事前に把握できれば、面談の準備もスムーズに行えますね。
書類提出時に面談か後日面談か地域で異なる
後日面談となる場合には、第一志望の保育園で行われることが多いです。また、市区町村や保育園によって、個別に面談する場合と集団で面談となる場合があるため、これもあらかじめ確認しておくと落ち着いて面談に臨めるでしょう。
なお、入所申請の際に面談を行う場合でも、申し込みに関する書類で不足している書類がないか、記入漏れがないかなどをチェックしながら申請が受理できる内容かどうかを確認する程度の地域もあります。
入所申し込み時の面談で必要な書類
・本人確認書類(免許証やパスポートなど)
・個人番号提供書
・個人番号確認書類(マイナンバーカードなど)
・母子手帳
このほかに、事前の申し込みに間に合わなかった書類があれば下記を参考にそれらも持参しましょう。
・支給認定申請書
・入園申込書
・保育を必要とする理由を証明できる書類(勤務証明書、勤務予定証明書、自営業の場合は就労状況申告書など)
・保育料決定のための税資料
・延長保育申込書
・採用内定証明書
市役所との面談で聞かれると予想される質問
入園希望理由と不承諾だったときのこと
あわせて、ほかに希望する保育所の追加はないかどうかということも聞かれます。役所としても、待機児童が出ないように、けれども親も納得している上での入所となるように調整したいので、どの程度の距離であれば許容範囲かなど希望園の追加の相談が出る場合もあります。
また、希望している園が不承諾であった場合にどういった対応をするか(育休の延長申請をする、認可外保育園への一時入所など)ということも聞かれます。
園に入園する理由の裏付けや親族の生活状況
まず確認されるのは、パパやママの勤務状況です。育休中の場合は復職日、内定中の場合は勤務開始日の確認、また、残業や通勤時間についても聞かれます。自営業ならば職場での保育の可能性についても聞かれます。
次に、協力者の有無についてです。たとえば、祖父母が同居や近居であって、特に祖父母が不就労などの場合、祖父母が保育できない理由を尋ねられます。
ほかには兄弟姉妹の有無、世帯の状況や保育の状況なども入園の可否に関係します。申告漏れが発生しないよう、現在の状況を正確に伝えましょう。
子ども本人と家族の健康状況の確認
主な内容は次のとおりです。
・出生時の状況(妊娠何週での出産か、特記事項の有無)
・乳幼児健診の結果
・アレルギーや既往歴の有無
これらは保育を行う上で問題がないかを判断するために確認されます。また、家族の健康状況も確認があるでしょう。パパやママが疾病などを抱えている場合には、その内容や程度について聞かれるケースもあるようです。
子どもが障害を持っている場合、入所の可否などに影響を及ぼす可能性があるので、後のトラブルを避けるためにも正確な状況を伝えるようにしましょう。
市役所との面談当日に気をつけることは
服装は派手ではないカジュアルスタイル
仕事で着るようなスーツスタイルでもよいですし、派手ではなく清潔感のあるカジュアルスタイルでもよいです。カットソーにジーンズなど普段着ているような服装で出向くママもいます。
とはいえ、ミニスカートや胸元が大きく開いたあまりに露出が多いようなくだけたスタイルは、たとえ普段着であるといっても面談の場にはふさわしくありません。式典に出席するようなフォーマルスタイルである必要はなくても、社会人としての常識の範囲内の服装やふるまいは求められるでしょう。