赤ちゃんと秋にお出かけする服装は?選び方のポイントや便利アイテム
秋は朝夕と昼間の温度差が激しい季節です。朝は涼しいからと厚着をさせて出かけたら、昼間は暑くて汗で体を冷やしてしまったということがないように、服装で上手に体温調節をしてあげましょう。素材選びのポイントや、持っていると便利なアイテムもご紹介します。
赤ちゃんの秋服!服装選びのポイント
秋服の基本は体温調整がしやすい重ね着
ですが、昼間はまだ暑くなることも多いのが秋です。肌着の上に厚い服を1枚着ているだけでは、外出先で暑くなっても服を脱がせることができずに困ってしまいます。
秋の服装は寒暖の差に対応できるよう、簡単に体温調整ができる重ね着にしておくと安心です。重ね着は服と服の間に空気の層ができるので、多少生地が薄くても保温性があります。
暖かい場所で快適に過ごせるように中は薄着にしておいて、朝の涼しいうちは上にもう1枚重ねておくと便利です。冬が近づいてきたら羽織るものも用意しましょう。
体温の高い赤ちゃん!肌着は半袖で十分
大人には寒く感じる気温でも、体温が高い赤ちゃんはあまり寒さを感じません。そして、大人より汗っかきの赤ちゃんは秋になってもよく汗をかきます。
涼しいので油断しやすい時期ですが、秋でもあせもになることはあります。通気性のいい半袖の肌着で赤ちゃんの肌を守ってあげましょう。
肌着を半袖にしておけば、暑くなってTシャツだけになっても肌着が見えることはありません。上に着る服で調整しましょう。
必要以上に厚着をさせない
友人ママは、赤ちゃんの顔が真っ赤になるくらい厚着をさせていました。厚着が原因とは思わず、体温が高くて顔が赤いのは病気なのでは?と心配しましたが、着せすぎてもそうなると保健師さんから教わったそうです。幸い薄着にしたことで体温も下がりましたが、肌着が濡れるほど汗をかいていたそうです。
赤ちゃんは大人より1枚少なく着せるくらいで十分です。
赤ちゃんは汗っかきなので、手足が冷たくても首の周りや背中に汗をかいていることがあります。ときどき汗で肌着が濡れていないか触って確認してみましょう。
赤ちゃんの秋服!素材にも気を配ろう
デリケートなベビー服、基本は綿100%
肌に触れる部分の生地はできるだけ綿100%のものを選びましょう。購入する際には品質表示のタグを意識して確認してみてください。
綿100%の生地は汗を吸い取ってくれますし、肌にも優しいです。特に肌着は赤ちゃんの肌に優しいものが安心です。
そうはいっても、そこにこだわりすぎる必要はありません。赤ちゃん用の肌着の中には、綿100%でなくても肌に触れる部分が綿100%というものもあります。
赤ちゃんを連れてゆっくりお買い物ができないときは、カタログや通信販売のサイトで探すと便利です。
温かく肌触りのいいフリースやキルティング
種類も多くて使い勝手がよいのですが、フリースには静電気が起こりやすいという性質があります。対策としては、湿度を高めにしたり、静電気が起きにくい「静電気防止加工」のものを選ぶようにするとよいでしょう。
キルティングも肌触りがよく、生地と生地の間に空気の層があるため保温性に優れています。肌に触れる部分が綿100%の生地もあり、肌着としても使われています。
気をつけたいのは、生地によって重く感じるものがあることです。赤ちゃんが動きやすいようにできるだけ軽いものを選びましょう。
ウールや化繊はアウターウェアに取り入れる
手触りもよいのですが、敏感な方は大人でもウールのセーターを着ると首回りがチクチクすると感じます。下にハイネックの服を合わせるなど、肌に触れない工夫をしておくと安心です。
ナイロンやポリエステルなどの化繊は機能性に優れています。比較的安価なものが多いので、洗い替えに何枚も購入しやすく便利です。
ですが注意したいのは、肌が弱い赤ちゃんにはかぶれやかゆみの原因になってしまうということです。利点を上手に生かして、肌に触れずにすむアウターウェアに取り入れてみましょう。
赤ちゃんとの外出に!あると便利なアイテム
寒暖差をカバーする羽織りものやおくるみ
こまめに触って体温を確認しましょう。手足は少しくらい冷たくても大丈夫なので、お腹や背中の温度で暑いか寒いか判断します。
この季節の基本的な服装は、肌着にカバーオールを重ねるのがよいでしょう。外出時には、寒いときにさっと羽織れるカーディガンやケープ、おくるみなどがあれば万全です。
おくるみは、車内でチャイルドシートに寝たときにさっとかけられるので便利です。お出かけ先でお昼寝したときもお布団がわりに使えますよ。
暖かいだけでなく、赤ちゃんはおくるみに包まれていると安心します。きっと、お腹の中にいたときのことを思い出すのでしょうね。