【第4回】子どもと一緒に育ててみよう!初めての「金魚」の飼い方
お祭りでの金魚すくいや元々家で飼っているなど、比較的馴染み深いサカナが「金魚」。今回は、そんな金魚についての不思議や魅力、初めて飼う時の準備の方法など「金魚専門店きんとと、」の店長・岡部さんにお伺いしました。
あまり知らない「金魚」のこと
初心者からマニアまで人気の金魚
金魚専門店の店長が話す金魚の魅力
金魚との出会いは子どもの頃。物心ついた頃には、すでに家で飼っていて、エサをあげていたそうです。その後、いろんなサカナの飼育を経て、金魚に戻ってきた岡部さんは金魚専門店をオープン。地域の人だけでなく、全国から金魚好きな人たちも訪れるお店になっています。
金魚の一番の魅力は「奥が深いこと」。金魚は色から体型まで様々で、同じものがいないので、一匹一匹の個性があるところが良いと言います。また飼い始めて1カ月くらいになると人にも慣れ、エサが欲しい時に近寄ってくるようになるそうです。
育てやすい金魚っているの?
和金など形がフナに近ければ近いほど比較的丈夫なため、家庭で初めて飼うような場合にぴったりです。また人気がある出目金やらんちゅうは少し弱いと思われがちな品種ですが、実は丈夫な品種です。どちらもしっかりお世話してあげるようにしましょう。
初心者向け・金魚の飼い方のポイント
金魚を飼うために必要なもの
初めて金魚を飼う際、最低限あるとよいものは下記の4つ。
・ケース(水槽)
・エアレーション(空気を送る装置)
・カルキ抜き
・エサ
ケースは、ホームセンターや専門店などで、ケースとエアレーションなどが入った初心者向けのセットが販売しているので、それを購入すると便利。
ケースは丈夫なもののほうが長持ちするため、ただ単に安価なものを選ぶよりは、ガラスが厚いなど少し丈夫なものを購入すると安心です。また設置場所は、温度変化のない場所、直射日光の当たらない場所が望ましいです。玄関やリビングの出入口などに設置する方が多いですね。
連れて帰ってきて、まずすること
ケースの方は、水を入れた後、カルキ抜きを入れて水を作っておきましょう。早く塩浴し、ケースに戻してあげることで、金魚に負担がかからないので、なるべく当日中に対応できるように、必要なものを速やかに購入するか、事前に飼う準備を整えておくことが必要です。