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男の子が喧嘩で得られる成長とは?子ども同士の喧嘩のママの対応

男の子が喧嘩で得られる成長とは?子ども同士の喧嘩のママの対応

共感しながら一緒に相手の気持ちを考えよう

子どもの話を聞いて共感しつつ、次は一緒に喧嘩相手の気持ちを考えてみましょう。「◯◯をされたのが悲しかったんだね。じゃあ、◯◯くんはどうしてそんなことをしたのかな?」と、相手の気持ちを考えられるように、ママが促しましょう。

こうして相手の気持ちも考えようとすることで、喧嘩前よりも、相手の子やほかのお友だちの気持ちをより具体的に考えられるようになります。また、相手の立場になって考えたとき、自分の言動が相手をどのような気持ちにするのかということにも、思いがおよぶようになるでしょう。

このように視野を広げて相手のことを考える経験によって、子どもは人間関係において大切な「相手を思いやる気持ち」を身につけていくのです。

男の子の自尊心を傷つけないよう話をする

子どもが喧嘩をしてしまったときに「あなたってダメな子だね」などと、自尊心を傷つけないようにしましょう。このような言い方では、子どもが自分のことを「自分はダメな人間だ」「価値がない人間なんだ」と考えるようになってしまいます。

また、男の子は大人の男性と同じように、特にプライドを大切にする傾向があります。それなのにプライドが傷つけられると「自分を傷つける人の言うことなんて聞きたくない」と思うようになり、どんどん不貞腐れてしまうのです。

ママも人間ですから、つい感情的になって言い過ぎてしまうこともあるでしょう。そういった場合には「ママ、強く言い過ぎてごめんね」など、必ずフォローするようにしたいですね。

まとめ

子どもはお友だちとの喧嘩という体験を通して、自分の考えを主張する方法や相手のことを思いやる気持ちを身につけていきます。喧嘩は避けて通りたいのはもちろんのことですが、ある意味、子どもの喧嘩は子どもが成長するチャンスであるともいえるのです。

そのため基本的に、子どもの喧嘩に大人が過度に介入することは避けたいですね。しかし、暴力やいじめなどの可能性がある際はすぐに止めるなど、ママがしっかりと見極めて適切にサポートしましょう。
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