子どもにスポーツを習わせたい!スクールの選び方とおすすめスポーツ
我が子には、運動神経のよい子に育ってほしいと思っているパパママも多いのではないでしょうか。幼児期にスポーツを習わせることは、単に運動神経がよくなるというだけではなく、心の発達にもよい影響を与えることになります。そこで今回は、スクールの選び方や、幼児期におすすめのスポーツを紹介してきます。
スポーツ系スクールに行ってみよう
3~4歳からの入会が多い
運動能力にかかわる「神経系」が飛躍的に発達するのは3~14歳頃までといわれています。この期間を「ゴールデンエイジ」と呼び、神経回路に刺激を与えることで、より成長を促すことができるとされています。
特に3~8歳頃は自分で身体をコントロールするための能力が発達する時期。将来どんなスポーツを始めるにしても、この時期に基礎を作っておくことが重要になります。3~4歳頃から、スクールに入会する子ども多いのも納得できますね。
スポーツ系スクールに通うメリット
【運動機能の発達を促す】
幼児期期は「プレゴールデンエイジ」と呼ばれ、生涯にわたる運動機能の基礎を養う時期とされています。
【筋肉や骨、心肺機能の発達を促す】
身体を動かすことによって、筋肉や骨の成長を促し、心肺機能を高めます。
【体力の向上】
運動不足からくる体力の低下は幼児であっても起こりうることです。継続的に運動することで体力の向上が期待できるでしょう。
【病気をしにくい健康な身体づくり】
体力がつき、心肺機能が高まることで、免疫力も向上します。
【健全な心の発達を促す】
協調性・社会性・積極性・自立心・忍耐力など、精神面での成長も期待できます。
スポーツ系スクールに通うデメリット
【費用がかかる】
月謝として、平均すると6,000円~8,000円ほどかかります。さらにユニフォームや道具代、大会参加費用等も含めると、年間通して10万円以上かかることもあるでしょう。
【特定のスポーツをすることで成長を阻害する恐れもある】
幼児期に必要なことは、バランスよく身体を動かすことです。特定のスポーツで特定の部位ばかり鍛えられてしまうと、成長を妨げられる可能性も考えられます。
【スポーツが嫌いになることがある】
子どもによって、向き不向きがあります。親の意向で無理やり通わされている場合、逆にスポーツに対する苦手意識が強まってしまうこともあるかもしれません。
子どもの定番スポーツ系スクールは何?
0歳から始められる、水泳
また、始める年齢も問いません。0歳から通うことのできるスクールも、少なくないですね。「ベビースイミング」なら、ママと一緒に泳ぐことができて、親子のコミュニケーションを楽しむこともできます。
上手に泳げなくても、水の中にいるだけで水圧がかかるため、心肺機能を高めることができるのがメリットです。心肺機能が高まると、持久力や基礎体力がつくだけでなく、血流がよくなり、全身の成長を促すことにつながるでしょう。水泳は生涯にわたって楽しめるスポーツなので、とてもおすすめです。
男女とも大人気、サッカー
サッカーのよいところは何といっても「チームワーク」を大切にするところでなはいでしょうか。パス回しは周りと息を合わせなければ、うまくできませんよね。チームとして戦うことで、コミュニケーション能力が養われるでしょう。
また、サッカーは広いコートを長時間走り続けるスポーツです。持久力や瞬発力、判断力なども身につきますね。チームとして目標に向かっていく姿勢や、得られる達成感は、子どもにとっても貴重な経験になるでしょう。
運動能力の基礎を作る、体操
小学校の体育で習うような「マット」「跳び箱」「縄跳び」「ボール」「鉄棒」などを、就学前に体験することができます。就学以降の運動の基礎を身につけることができ、人気が高いようです。小学校に行く前にうまくできるようになっていれば、子どもの自信にもつながりますね。
また、運動が苦手、という子どもでも、比較的始めやすいのがこの「体操教室」です。「鬼ごっこ」や「だるまさんがころんだ」など、遊びを通して運動の楽しさを教えてくれるのが嬉しいですね。
オリンピック新競技になる注目スポーツ
礼儀も身につく、空手
新種目の一つ「空手」は、昔から幼児期の習い事として人気があります。「心・技・体」を鍛え、身も心も強くなるといわれているからです。幼い子どもが道着を身にまとった姿もかわいらしいですよね。
空手は「礼に始まり礼に終わる」スポーツなので、子どもに礼儀や忍耐を習得させることができるでしょう。また、実際に「組み手」や「型」を教える前に、しっかりとストレッチや体感を鍛えることもしてくれるので、幼児期の運動にはぴったりといえそうです。