
赤ちゃんとの電車移動。気になるマナーやぐずり対策グッズをご紹介
赤ちゃんが外に出られるようになると、ママも電車に乗ってお出かけしたいですよね。でも、電車で周りに迷惑をかけそうで不安というママも多いのではないでしょうか。そこで、気になる電車に乗るときのマナーや赤ちゃんがぐずったときの対策グッズをご紹介します。
赤ちゃんとの電車移動のポイント

基本は抱っこ紐での移動が楽
電車に乗ってお出かけするときは、基本抱っこ紐を使用した方が移動が楽なのでおすすめです。ベビーカーは階段の上り下りが大変だったり、エスカレーターに乗れなかったりします。その点、抱っこ紐であれば、階段やエスカレーターも利用することができるので楽に移動できます。
ただし抱っこ紐のみで行動する場合は、赤ちゃんのための多くの荷物を別に持たないといけないうえ、抱っこ紐で肩や腰に負担がかかります。お出かけ前に荷物を選別して少なくしたり、休みながらの行動をしたりするようにしましょう。
窓際で外を眺めて赤ちゃんの気をそらす
特に赤ちゃんにとっては電車内は知らない人がたくさんいます。赤ちゃんは、見たことのない場所や見たことのないたくさんの人に不安になってしまうのかもしれません。
なるべく電車に乗っているときは、赤ちゃんに外の景色を見せてあげて気をそらすのも効果的です。 電車は走っているので景色が移り変わりますよね。なるべく窓際で外の景色を見せていると、移り変わる景色で気をそらすことができるのです。
窓の外に視線が向くように、赤ちゃんと一緒に外を見て興味を電車内から外に向けさせてみましょう。
泣き止まない時は途中下車するのも手
周りの視線にさらされママも嫌な気持ちになるかもしれません。静かな電車内では、赤ちゃんの泣き声はどうしても周囲からの視線を集めてしまいます。その視線に、「早く泣き止ませないと」と気持ちが焦ってしまうものです。
どうしても泣き止まないときは思い切って途中下車するのもひとつの手です。赤ちゃんが落ち着いて寝てくれたり、泣き止んだりするまで待ちましょう。
育児には思いどおりにならないことがたくさんあることを理解していると、ママの気持ちも楽になりますよ。
ベビーカーで電車に乗る場合のマナー

事前にエレベーターのチェックをする
ベビーカーに赤ちゃんを乗せたまま、階段を上り下りすることは非常に危険です。かといって抱っこ紐にかえてベビーカーを折りたたんで、階段を上り下りするのも大変ですよね。
やはりベビーカーのときはエレベーターを使用したいものです。事前に移動するルートやエレベーターの位置をチェックしておきましょう。
電車のホームは人も多く狭いので、ベビーカーが通行の邪魔になったり、ぶつかって危なかったりします。事前にエレベーターの位置を確認しておき、スムーズに移動できると楽になりますよ。
混雑した車内ではベビーカーは畳む
まだまだベビーカーで電車に乗ること自体をこころよく思わない方もいらっしゃいます。ママ自身もスペースを取って迷惑をかけているという自覚も必要です。ママも「赤ちゃん連れだからしょうがない」という態度でいるとお互い嫌な気持ちになってしまうことがあるかもしれません。
また、通勤・通学ラッシュの時間には、電車に乗るのも困難になることがあります。ベビーカーで電車に乗るときは朝夕の混雑した時間を避けて、時間に余裕を持って乗るという工夫もするようにしましょう。
いつも以上に周囲に気を配る
電車に乗っている人の状況もさまざまです。静かに乗っていたい人や座って眠りたい人もいるかもしれません。赤ちゃんを連れてのベビーカーでの乗車は少なからずスペースをとったり、音をだしたりしてしまいます。
赤ちゃんの声がうるさい、ベビーカーが邪魔だと思っている人がいるかもしれません。大丈夫だろうと楽観的に考えず、「かもしれない」と思って行動することが大切です。
ママ自身が謙虚にマナーを守って行動していれば、周りの人も受け入れてくれるはずです。周囲に気を配り、マナーを守って気持ちよく電車に乗りましょう。
電車でのぐずったときに役立つグッズ

音の出ない絵本やおもちゃ
絵本はいろいろな絵を見ることで気がまぎれます。静かに見せることができるので、赤ちゃんのお気に入りの絵本を持っていきたいですね。
音の出ないおもちゃでは手を使って遊べるもので、落としにくいものがおすすめです。ハンカチのような柔らかい生地の小さなぬいぐるみなど、赤ちゃんお気に入りのおもちゃがあれば持っていきましょう。