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【第2回】ママの子育てをサポート!育児の幅が広がる液体ミルクと粉ミルク

【第2回】ママの子育てをサポート!育児の幅が広がる液体ミルクと粉ミルク

多様化した環境の中、育児で欠かせないアイテムの一つがミルクです。赤ちゃんにとって大切な食事のミルクですが、粉と液体では何が違うの?メーカーによってミルクに違いはあるの?など、疑問に思うことがいっぱいです。今回は、ママが気になるポイントを製造メーカーさんに取材してきました。

使い方は色々!ミルクを上手に使って子育ての負担を軽減

4,000人以上の母乳を研究した乳児用ミルク

世界初のキューブタイプの粉ミルクの開発に加え、2019年4月には液体ミルクの販売を開始するなど、長年ベビー用ミルクの開発研究を行っているのが「株式会社 明治」。

明治より販売されている乳児用ミルク「明治ほほえみシリーズ」は、粉タイプ・キューブタイプ・液体タイプと用途に合わせて使用ができる3タイプのミルクでママたちの育児をサポートしている商品です。母乳で育つ赤ちゃんと同じ発育を目指して日々研究・進化している「明治ほほえみ」は、母乳をお手本に開発、研究されています。今回は、栄養士の吉田さんに新米ママが気になるミルクについてのお話を色々とさせていただきました。

「明治は4,000人以上のお母さんの母乳を研究所で分析しています。私たち栄養士がご自宅にお伺いして冷凍された母乳をお預かりし、研究所で母乳の成分等を調べています。」

生活スタイルに合ったミルクの利用方法

2019年から液体ミルクが販売され、ミルクの形状が増えたことで利用方法が多様化しています。そこでタイプ別のおすすめ利用方法について聞いてみました。

「粉タイプは、800g入っています。封を開けたら1カ月以内に使い切っていただくのが目安となりますので、母乳よりもミルクを使う割合が多い方に向いています。

キューブタイプは、毎日のミルク作り、外出時や人に預ける時、夜中に調乳する時にキューブの数で誰でも簡単にミルクを作ることができるのでおすすめです。液体ミルクも同じように、ミルクを注ぐだけなので、とても簡単です。実際に“夜中やお出かけ前など急いでいる時にかなり時短になります。”とのお声も頂いています。」

遠方へのお出かけの際や備蓄用など用途に合わせて利用ができることは、とても助かりますね。特に、お出かけでどうしても荷物が多くてしまって大変だと感じていた方には、液体ミルクは負担も軽減されお出かけもしやすくなりそうです。

マルチな使い方が可能な液体ミルク

液体ミルクと粉ミルクの違いはあるの?

哺乳瓶に注ぐだけの液体ミルクですが、粉ミルクとの栄養成分に違いはあるのでしょうか。

「基本的な栄養設計は、粉タイプと同等です。液体ミルクでは、その特性や製法にあわせて一部の栄養成分や原材料を最適化しています。その際、たんぱく質を少し増やすなどの配慮もしています。」

ママの負担を軽減してくれる液体ミルクはメリット大

お湯を用意したり、溶かしたりと調乳の必要がない液体ミルクは、ママの育児負担が軽減するアイテムとして期待できます。

月齢が小さいとき、常温で飲ませようとしても嫌がる子も中にはいるようで、そのような場合は、哺乳瓶やマグカップなど容器に入れ、湯煎等で温めて飲ませるのがおすすめです。(※電子レンジによる加熱など、温めの禁止事項がありますのでご確認ください。)
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