新米ママの正念場は「魔の3週目」?泣き止まないへの対処法と心構え
泣きやまない魔の3週目の対処法とは
ママの気分転換も兼ねて外気に触れよう
生後間もない赤ちゃんの外気浴は、色々な菌をもらってしまいそうで不安に感じるかもしれませんが、生後3週間ごろから少しずつ外気に慣れておくことで、1カ月健診以降にスムーズに外出できるようになるでしょう。
ずっと泣き続ける赤ちゃんと、片時も離れることなく一緒に居続けると、ママもストレスが溜まってしまいます。外の空気に触れることはママの気分転換にもなるかもしれませんね。
おくるみなど気に入るアイテムを探そう
おくるみで体を包んだ状態で赤ちゃんを抱っこして寝かしつけると、赤ちゃんの体勢を変えることなく布団の上に寝かせることができるので「抱っこでは寝たのに、布団におろしたら起きてしまった」ということを防げるでしょう。
赤ちゃんは体に熱がこもりやすいため、おくるみの素材は通気性のよいコットンやガーゼなどがよいでしょう。肌触りのよいお気に入りのおくるみがあれば、赤ちゃんがご機嫌に過ごせそうですね。
落ち着く作用のあるベビーマッサージをする
ぐずり続ける赤ちゃんの服を脱がせ、ベビーマッサージをすると、ママの肌のぬくもりを感じて赤ちゃんが安心し、泣きやむことが多いそうです。またこのようにスキンシップすることで、赤ちゃんの脳内に「エンドルフィン」という物質が分泌され、赤ちゃんの精神が安定するともいわれています。
マッサージを続けていると赤ちゃんが気持ちよくなって、そのまま眠りにつく場合もありますが、赤ちゃんによってはマッサージされることを嫌がる子もいるため、ベビーマッサージは赤ちゃんの反応を見ながら行ってくださいね。
魔の3週目はママの息抜きも大切にしよう
ママのためにパパや家族に頼ることも大切
体力が回復しきっていない産後の時期に寝不足の状態が続くと、自律神経が乱れて体や心のバランスを崩しやすくなり、悪化すると鬱に陥ってしまう可能性もあります。
赤ちゃんのお世話がつらいと感じたら、ママは無理せずにパパや家族を頼ることが大切です。母乳を与えるのはママしかできませんが、それ以外のお世話ならママではなくてもできるでしょう。
「母親だから」と頑張り過ぎることなく、つらい気持ちを周囲の人に聞いてもらって、ママがひとりで溜め込まないことが大切ですよ。
頼れる人がいないママはファミサポを頼もう
育児の援助を必要とする人と、育児を応援したい人が互いに会員になり、子どもを一時的に預かってもらうという仕組みで、ファミサポには、各市町村で運営されているものやNPO法人などが行っているものがあります。
ファミサポは利用する際、費用が掛かりますが、市町村によっては補助が出る場合もありますので、一度お住いの自治体に確認してくださいね。
ママの心身に余裕がなければ、その影響が赤ちゃんに及ぶ恐れもあるので「親子が笑顔でいられるために」と割り切り、上手に利用してみましょう。
自分にご褒美を用意して心に余裕を持とう
例えば、1日に一つ、お気に入りのスイーツを食べたり、趣味など好きなことをする時間を確保したりなど、自分自身にご褒美を用意しましょう。ささやかでもご褒美があることで、精神的な余裕が生まれるので、泣いている赤ちゃんにも大らかに接することができるでしょう。
また、時々「私は頑張っていて偉い!」と自分で自分を褒めることも大切です。育児が思いどおりにならなくても、決して自分を責めないでくださいね。
まとめ
しかし、赤ちゃんも安心できるママのお腹の中から外の世界に出てきたことで大きな不安を抱え、それでも懸命に頑張っているのです。
心地よく安心できる状態や環境を整えると、赤ちゃんは泣き止みやすくなるでしょう。「魔の3週目」を乗り越えるためには、無理をせず周囲に協力を仰ぐことが大切ですよ。