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4歳児の自己主張は心の成長の証?ママができる上手な対応方法とは

4歳児の自己主張は心の成長の証?ママができる上手な対応方法とは

4歳児の育児に悩むママを癒す本3選

ホッとする「子どもはみんな問題児。」

著者は幼児用絵本で有名な「ぐりとぐら」の中川李枝子さん。保育士の経験をもとに書かれています。また、挿絵は山脇百合子さんという「ぐりとぐら」ファンには嬉しい組み合わせです。

優しい語り口に簡潔な文章で、読みやすく書かれています。保育士の経験をもとに具体例なども挙げて書かれてあるため、ママたちの心にすっと入っていくのが特徴です。

「焦らないで、悩まないで、だいじょうぶ。子どもは子どもらしいのがいちばんよ」「子育ては抱いて、降ろして、ほっといて」など、ママにとっては気持ちが楽になる印象的な言葉が散りばめられています。

さらっと読める文体なので、現在子育て中のママにおすすめの一冊です。時間があるときにでも、読んでみてはいかがでしょうか。

ママの愛読書に「子どもへのまなざし」

児童精神科医である佐々木正美さんが、臨床経験をもとに書かれた本です。また、この本の挿絵も山脇百合子さんというのもホッとする点でしょう。初版は1998年で、幾度も重刷されているロングセラー本です。

子どもが小さいうちに読んだママからの評価は、高いものがあります。「子どもの要求にすべて応じることは悪いことではない。小さいうちに要求が満たされれば、それ以上の要求をしてこない」という考えです。逆にその経験から人を信じる力がつき、自立へと繋がると説いています。

ただし、中には「理想論のため、読むと追い詰められる」「男性視点の育児で時代とも合っていないと感じる」ママもいますので、子どもやママの性格、気質により適度に取り入れることが必要でしょう。

子育ての辛さを笑い飛ばす「毎日かあさん」

「毎日かあさん」は、西原理恵子さんが2002~2017年まで毎日新聞紙上で連載されていたエッセイ漫画です。アニメや映画にもなったので、タイトルだけは知っているママもいるでしょう。連載終了の理由は、一番下のお子さんが16歳に達し「卒母」したからでした。

子どもが幼少期の離婚を経ての愛情をたっぷりの子育て、元夫との死別、子どもとの旅行などをコミカルに描いているところが人気の要因でしょう。また、新聞での連載ということもあり、短編でサラッと読めるところもよいですね。

連載は、息子さんと娘さんが小さいころから始まり、成長していく過程が描かれています。子育てに疲れたママのリラックスアイテムとして読んでみてはいかがでしょうか。

まとめ

「4歳になれば育児が楽になると思っていたのに」と思うこともあるでしょう。しかし、よく考えると3歳まではしんどい、4歳になったら楽というのはおかしな話です。

誕生日がきたら急に聞き分けがよくなるわけではなく、子どもの心と身体は毎日徐々に成長していきます。そのため、その成長に子ども自身の心が追いついていないのなら、ママから見てわがままに見える状態も納得がいくのではないでしょうか。

4歳は、子どももママも戸惑う時期です。愛情を傾け見守りながら、ママ自身も追い詰められないようにしていきましょう。
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