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花粉症になった5歳児の対策とは?便利グッズや家庭での対策を知ろう

花粉症になった5歳児の対策とは?便利グッズや家庭での対策を知ろう

花粉症を発症する年齢が年々低下しているようです。5歳で花粉症と診断されたらどうすればよいのでしょうか。子どものための花粉対策、家の中や外出中に気をつけること、つらい花粉のシーズンを家族みんなで乗り越えるための花粉対策便利グッズもあわせてご紹介します。

子どもの発症やママの注意点とは?

意外に知らない!子どもの発症は5歳が最多

今や国民的な疾患ともいえる花粉症。毎年花粉のシーズンになると、マスクやティッシュが手放せないというママも多いのではないでしょうか。

花粉症はアレルギーの一種ですが、一時期は花粉アレルギーを発症するのは大人になってから、子どものうちは大丈夫と思われていました。しかし、ロート製薬の調査によると、花粉症の発症の低年齢化が進み、もっとも多いのが5歳だそうです。

また、この調査を受けて「両親がスギ花粉アレルギーであるとその子どももほぼ100%花粉症を発症する」という医師の見解もあるほどです。花粉症はいったん発症してしまうと自然に治ることはありませんので、子どものためになるべく不快な症状を抑える工夫をしたいですね。

花粉症の原因は過剰な免疫反応が起こるため

花粉症は、花粉が目や鼻などの粘膜につくことでアレルギーを引き起こし、花粉を体内から排除するために鼻水やくしゃみ、せきなどが引き起こされます。風邪をひいてウイルスを排除する身体の反応と一緒ですね。

なぜ花粉でアレルギーが起こってしまうのかといえば、たくさん花粉に触れることで抗体(体内に侵入した異物の特徴を覚えて攻撃するたんぱく質)ができ、ある程度抗体が増えたところで花粉を敵とみなし攻撃し始めるためだといわれています。免疫とは本来病原体など身体に害のあるものに対して働きますが、なぜか花粉に対しては免疫システムが誤作動を起こしてしまうのです。

この誤作動を起こさせないのが花粉症の発症を抑える、発症を遅らせるカギだと考えられています。

子どものサインを見逃さないようにしよう

子どもはしょっちゅう風邪をひくものなので、花粉症との見分けがつかないことが多くあります。「花粉症かな?」と思ったら、発熱がなく、目や鼻にかゆみがあり、水のような鼻水が1週間以上続いていないかをチェックしてみましょう。これらに当てはまれば花粉症の可能性大。

子どもが頻繁に目や鼻をこするようなしぐさをしているときは、かゆみがある可能性がありますので花粉症が疑われます。また、花粉症は花粉が多い場所に行くことで症状が重くなりますので、外出したときや晴れて暖かい日に決まって症状が出るのが特徴です。

大人でもつらい花粉症、それでも子どもはうまく自分の症状を伝えられないので、ママが小さなサインを見逃さないように注意しましょう。

子どもに使える花粉症対策グッズ3選

花粉症対策メガネで目のかゆみを軽減

目がかゆくなる花粉症は、子どもが目をこすってしまうので目の健康も心配になりますね。そこで花粉の侵入を防ぐ子ども用の花粉症対策メガネをかけて目のかゆみを減らしましょう。

子ども用の花粉症対策メガネは、大手のメガネチェーンやネットでも購入ができます。子どもの顔のサイズに合ったものを選びたいので、できれば店頭で実際にかけてみるのがよいですね。

多くのメガネにはブルーライト削減やUVカットの機能がついています。マスクと併用することも考えて、曇り止め機能がついているかどうかもポイントです。

子どもが使うことを考えると、軽くて破損しにくい素材であることも大事ですね。もちろん、子どもに似合っていて、本人も気に入るデザインや色を選びましょう。

子どももつけやすいマスクで花粉をブロック

鼻と口からの花粉侵入を防ぐのに効果的なのがマスクです。ただ、大人用のマスクは大きすぎるので、子どもサイズのマスクを用意しましょう。

くしゃみや咳によるウイルスの飛散を防ぐのではなく、外からの花粉の侵入を防ぐのが目的なので、立体構造で鼻や口元のカーブにフィットしたマスクを選びたいですね。子どもは耳にかかる紐を嫌がることが多いので、耳にかける部分が柔らかく痛くなりにくい工夫があるものがおすすめです。

また、花粉を通さない構造のマスクであっても、長時間使っているうちに花粉が繊維に付着し侵入していく可能性があります。清潔に使うためにも、毎日交換してもリーズナブルな価格設定であるかチェックしたいですね。

子どもにも使える花粉症の市販薬

花粉症の症状を抑えるのに有効な「鼻炎薬」。鼻水やくしゃみなどの症状を抑えることができますが、花粉症そのものを治療する薬ではありません。症状をコントロールし、花粉シーズンを快適に過ごすために使いましょう。

子どもに使う場合は対象年齢をしっかり確認します。5歳児の場合は、カプセルよりもシロップや舐めて溶かすタイプのチュアブル錠が飲みやすいですね。

鼻炎薬は眠くなるなどの副作用が出る場合があります。初めて薬を服用した後はしばらく注意深く様子を見て、嘔吐や湿疹、鼻血などの副作用が出た場合はすぐに医師の診察を受けるようにしましょう。

緊急の場合は市販薬を使うことも悪くありませんが、時間があるときは病院で薬を出してもらうと安心ですよ。

家族みんなでできる予防措置とは

外からの花粉を家の中に持ち込まない

花粉症は、アレルギーを引き起こす花粉の量が増えれば増えるほど症状が悪化します。家の中よりも外に出た方が症状が大きくなるのは、屋内と屋外の花粉の飛散量の違いによるものです。

花粉は空中に舞うだけでなく衣服の繊維にも付着しやすいので、窓を開けたり外から帰ってきた人が室内に入ったりしただけでも花粉量が増します。外から花粉を持ち込まないために、家に入る前には衣服をはたいて花粉を落とす、洗濯物は室内に干す、空気の入れ替えは花粉の少ない早朝に行うなどの工夫が必要です。

玄関からの花粉をカットするため空気清浄機を置いたり、花粉が室内で舞うのを防ぐために加湿器を使ったりするのも有効です。家族の協力も不可欠ですので、みんなで実践してみましょう。
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