子どもの自転車をサビから守りたい!ついたサビを落とす方法も
自転車にサビがつくと見た目が悪くなります。できればサビを予防したいと思っても、気がつくとサビてしまっていることがあるので困りますよね。自転車をサビから守る方法や、ついてしまったサビをキレイに落とす方法をご紹介します。自転車がサビやすい理由もチェックしていきましょう。
自転車はどうしてサビやすいの?
鉄製の自転車ほどサビやすい
一方でロードバイクなどスポーツとしてサイクリングを楽しむスポーツサイクルの場合、子どもの自転車よりも見た目が大きいのに、その重量は10kgを切るものがあります。このような重量の差は、自転車の部品に使われている素材の違いによって生まれます。
スポーツサイクルは重量を軽くするためアルミニウムやカーボンといった素材を使いますが、子どもの自転車は重量がある鉄やスチールが使われていることが多いのです。アルミニウムやカーボンに比べると、鉄やスチールはサビやすい特徴がありますよ。
雨と空気に触れる状態がサビの原因
カーボンはそもそも金属ではないためサビませんし、アルミニウムはサビに強い金属なのでスポーツサイクルはサビが起こりにくいのですが、子ども用自転車は鉄やスチール素材が多いためサビやすいのです。
屋外に駐輪することが多いのも、子ども用自転車がサビやすい原因です。雨の中や水たまりの中を自転車で走ったまま放置した結果、一晩でサビてしまったと驚くママがいるかもしれませんね。
自転車のパーツのサビは故障につながる
さらに困ったことに、サビは広がる特徴があります。表面にサビがあるだけではなく、放置すると少しずつサビが鉄を侵食していき、徐々に鉄をもろくボロボロの状態にしていくのです。
自転車の表面にサビを見つけたときには、できるだけ早くサビを落としキレイにすることが必要になってきますよ。
ついた自転車のサビをキレイにする方法は?
頑固なサビにはサビ落とし剤を
ハケでサビた部分に薬品を塗るサビ落とし剤なら、化学反応でサビが落ちるため簡単です。薬品をサビた部分に塗ると泡が出てきますので、そのまま5~10分ほどしてからキレイな乾いた布でふき取ればOKです。驚くほどサビがキレイに取れますよ。
サビを落とした後は必ずサビ止め油か塗料を塗り、金属が水や空気に直接触れないようにしましょう。
家にあるものでもサビ取りができる
小さかったり、できてすぐだったりとサビ自体が軽度なものなら、ペースト状の歯磨きで簡単にサビが取れます。使い古しの歯ブラシにペースト状の歯磨きをつけ、歯を磨く要領でこするだけです。歯ブラシがなければ布でもよいですよ。
重曹をペースト状にしたものでもサビ取りができます。サビた部分を覆うように乗せて1時間以上置いた後に布でふき取ります。サビが残っている場合には、歯ブラシや布で磨くとよいですよ。
サビを取った部分は歯磨きや重曹が残らないようにきれいにふき取り、最後はサビ止めをするようにすれば、新たにサビるのを防げます。
オリジナル塗装で子ども好みに変身する技も
自転車ついているカゴやサドルなど取り外せる部品はすべて取り外しておくと塗装が楽になりますよ。塗装したくない部分は養生テープでマスキングをしておきましょう。塗装する部分にはプライマーなどの下地を塗布するのが、キレイに仕上げるポイントとなります。
子どもが好きな色合いにオリジナル塗装をすることで、子どもが喜びます。パパやママが手を掛けることで、子どもは愛着をもって自転車を使ってくれるかもしれませんね。
自転車をサビから守る保管方法を紹介
キレイな状態を維持するなら室内保管が最適
玄関であれば自転車についた汚れをいちいち落とす必要がありませんし、すぐに外に出すこともできますね。ただ、スペースに余裕がないと通るたびに自転車をどかす手間が必要なので邪魔に感じるかもしれません。
自転車は直接床に置いてもよいですし、自転車スタンドやラックを利用してもよいですよ。兄弟がいる場合は、兄弟の自転車を上下に並べて立てかけることもできます。自転車スタンドやラックを使った保管は、2台床に並べて保管するより省スペースで室内保管ができる点が便利です。
玄関にスペースがないときは、廊下に自転車マットを敷いて保管するのもおすすめです。