子どもが実家だと寝なくて困る!対処法や寝つきをよくする方法
久しぶりの実家でのお泊まりを楽しみにしているというママも多いでしょう。でも夜になると、子どもがなかなか寝つかず困ってしまうことも。どうして子どもは実家で寝つきにくいのでしょうか?ここでは実家で子どもが寝られない理由を知り、寝つきをよくするにはどうすればよいのかを考えてみます。
実家に行くと子どもが寝ないのはなぜ?
祖父母と遊ぶのが楽しくて眠れない
久しぶりに会ったおじいちゃんおばあちゃんは、できるだけ孫との時間を楽しく過ごそうとして、子どもが好きな遊びをしたり、おもちゃをプレゼントしたりしてくれることがあります。子どもは喜んで、ずっと遊んでいたくなりますよね。そして寝る時間になっても遊びたがって、なかなか寝てくれなくなります。
やっと寝る気になって布団に入っても、興奮し過ぎて寝つけない場合もあります。昼間の楽しかったことを思い出したり、また明日もおじいちゃんおばあちゃんと遊べると思ったりすると、嬉しい気持ちでいっぱいになって、興奮して眠れないのですよね。
慣れない場所での不安や緊張感で眠れない
子どもはまだ自宅以外で寝た経験が少なく、知らない場所で寝るのに慣れていません。目をつぶっても、カチカチという時計の音が聞こえるだけで、「いつもと違う」という気持ちになり、なかなか寝付けないものです。
昼間は楽しく遊んでいたのに、夜になってから不安になる子も多いです。暗くなって、周囲が静かになるといつもと違うことに気がつきやすいのですね。夜は不安を感じやすい時間帯です。慣れない場所で寝るのは、子どもにとって大きなチャレンジなのです。
実家にあるものが怖くて眠れないことも
天井の木目が人の顔に見えたり、障子に物影がうつって動いたりするのを怖がる子もいます。お化けの話を聞いたことがある年齢になると、こういう物には特に敏感になるのではないでしょうか。
トイレが寝室から遠かったり、自宅と違う形式のトイレだったりすることも、子どもが怖がる原因になります。「夜中にトイレに行きたくなったらどうしよう」と思うと不安で寝られないのですよね。
子どもが寝ないときの対処方法は?
絵本や子守歌で心を落ち着かせる
自宅で普段寝る前にしていることを実家ですることも大切です。そうすることで、子どもに「もう寝るのだ」と感じさせることができますね。入眠儀式が決まっているなら、同じことを実家でもしてみましょう。
実家での宿泊は特別なことですが、寝る前はできるだけいつもと同じにして、子どもを落ち着かせてあげましょう。気持ちが落ち着きさえすれば、長旅や遊びで疲れているはずなので、よく寝てくれると思いますよ。
ママが一緒に添い寝をする
もし普段一緒に寝ているぬいぐるみや人形などがあるなら、実家にお泊りするときにも持っていくとよいでしょう。いつものぬいぐるみや人形があると、安心して寝る子もいますよ。
興奮して寝られない場合は、ママも子どもと一緒に寝転んで、子どもが落ち着くのを待ちましょう。ママがじっと寝たふりをしていれば、寝ているママを見たり、寝息を聞いたりしているうちに、自然に子どもも寝てくれます。
実家ですから、ママも子どもと一緒にそのまま早寝させてもらうのもよいですよね。ぐっすり寝れば元気になりますよ。
不安が強い子には安心できる声かけを
「ママも一緒に寝るからね」「夜中に起きてもママは横にいるよ」など、1人でないことを教えると心強く感じるでしょう。昼間に一緒に家の中を見て回り、怖い場所はないことを教えてあげるのもよいですね。
寝るときはドアを少し開けたままにしておいたり、廊下の電気をつけたままにしておいたりすると、安心する子もいます。ひとりぼっちだと感じないようにするとよいですね。
朝起きたら「よく寝られたね」と褒めることも忘れないようにしましょう。不安を乗り越えた達成感を感じて「次も大丈夫。がんばろう」という気持ちになれますね。
実家でも子どもの寝つきをよくするには?
なるべく生活リズムを崩さない
でも、こうした生活リズムの崩れが、子どもが夜寝られない原因になることもあります。昼間の活動時間が短かったり、お昼寝の時間が遅くなったりすると、いつものように夜寝つけなくなるのです。
一度崩れた生活リズムをもとに戻すには、数日かかることもあります。実家でもなるべく生活リズムを崩さない方が、自宅に戻っても困らないですよね。
実家で生活リズムを崩さないコツは、朝きちんと起きることです。一日の始めにリズムをリセットすれば、そのうち実家でもリズムが取れるようになりますよ。