すれ違い夫婦の解決策とは!優先順位の見直しと感謝の気持ち
最近、パパとのすれ違いが多くなり、夫婦関係がうまくいかなくなっているように感じているママもいることでしょう。ママと子どもの生活リズムはできあがっているのに、パパだけずれているということもありますよね。そこで今回は、夫婦のすれ違いの初期サインやすれ違いが起こる原因、解決策などについてお話しします。
夫婦のすれ違いの初期サインとは
日常生活の価値観が合わなくなってきた
たとえば、よくあるのが金銭感覚の違いです。ママは子どもが小さいうちから教育費をきちんと貯金したいのに、パパが趣味で浪費してしまうというのもよくありますよね。
ほかにも、子どもをできるだけのびのびと育てたいと願うパパと、少しでもよい幼稚園、小学校に入れて、子どもの将来を安定したものにしてあげたいと考えるママとの、子育て観の違いなどもあります。
相手を思いやる気持ちが少なくなった
ママは毎日、育児と家事に追われ、週末も関係なく動き回っているのに、パパは週末になると「仕事が休みだから」と朝寝坊したり、自分の趣味に没頭したりすることもあるでしょう。
「仕事で疲れているのはわかるけど、少しは手伝ってくれてもいいのに」とママの機嫌が悪くなるパターンもありますよね。ママは仕事で疲れているパパを思いやる気持ちがなくなっていますし、パパも家事や育児の大変さを理解しようとしない、ママへの思いやりの気持ちがなくなっている証拠です。
夫婦の会話がなくなってきた
女性は基本的に話を聞いて欲しいことが多いので、「パパが帰ってきたら話を聞いてもらおう」と思っていたのに、パパが帰宅すると「疲れているからまた今度にして」と、話を聞いてもらえないというケースもあるでしょう。
こんな状態が続くと、ママは「パパに話しても聞いてくれない」となり、話しかけなくなっていきます。パパも「話すのが面倒」と夫婦の会話をする機会を持たなくなります。
このようにして夫婦の会話がなくなり、ママとパパはお互いになにを考えているのかすらわからなくなっていくのです。
夫婦のすれ違いが起こる原因とは
ママは子ども優先の生活になる
子どもが生まれると、ママは子どものお世話で忙しくなり、自分自身のことですら二の次になりますよね。育児と家事で精一杯になるので、パパにまで気を使っている余裕はありません。
でもパパは「ママは子どもばっかりで相手してくれない、子どもが生まれてから自分は大事にされていない」と感じ、ママに対して不満を感じるようになります。ママから見ると「もう少し父親として育児の分担をして欲しい」と思うこともあるでしょう。
ママは子どもを中心に考え、パパは自分がないがしろにされているように感じ、夫婦のすれ違いが起きてくるのです。
仕事と育児の優先で夫婦の時間がない
朝はばたばたと互いに家を出て、夜はママが子どもを幼稚園や保育園に迎えに行ってから帰宅し、食事やお風呂を済ませて、子どもと一緒にそのまま寝てしまうこともあるでしょう。パパの帰宅が遅いと、起きているママや子どもの顔を見ることすらないかもしれません。
このような生活を続けていると、「家族」というよりも「同居人」といった意識になり、夫婦でいることに意義を見出せなくなってしまいます。
感謝の気持ちがなくなってくる
互いに感謝の気持ちを持たずに「してもらって当たり前」という態度が出ていると、夫婦間の摩擦が起きる原因になってしまいます。
ママがいつも食事や洗濯、掃除などの家事を頑張っているのに、パパから感謝の気持ちが感じられないと「家事には休みもないし、私は家政婦じゃない」と気持ちが爆発することもあるでしょう。
ママが専業主婦の場合、パパに「お仕事頑張ってくれてありがとう」という気持ちを忘れてしまっていることもあります。
子どもの笑顔も増えるすれ違い夫婦の解決策
子どもよりパパを優先してみよう
ママの意識が子どもに傾けば傾くほど、パパはないがしろにされていると感じ、面白くなくなってしまいます。たまには子どもよりパパを優先してみましょう。
休日にパパが行きたい場所に家族でお出かけしてみる、パパの好きな料理を週に何回か作ってみるなど、ママのちょっとした気遣いでパパも優しい気持ちになるはずです。
ママとパパがよい関係を築いていると、子どもはそれを見てお互いを尊重する大切さを学ぶことができます。