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感動で泣く子ども向け映画を探そう!人気作品の紹介と映画館での注意

感動で泣く子ども向け映画を探そう!人気作品の紹介と映画館での注意

子どもが、映画で感動して泣くようになるのは、何歳ぐらいからなのでしょうか。我が子に、まだ感動する様子が見られなくて、不安に思っているパパやママもいるかもしれませんね。ここでは、子どもが感動して泣けるようになる時期や、映画館に行くときの注意やポイント、親子で泣けるおすすめの映画などを紹介します。

子どもが感動して泣くのはいつから?

感動して泣くのは小学校低学年頃から

子どもが、感動して泣くようになるのは、いつ頃からなのでしょうか。

大辞林(三省堂)によると、感動とは「美しいものやすばらしいことに接して強い印象を受け、心を奪われること」と記述してあります。つまり、感動するためには「美しい」や「すばらしい」という感情が芽生えている必要があります。

小学校の授業では、低学年から「感動する心」を取り上げます。この頃には、「感動」という心の動きが、子どもに理解できるという判断です。そう考えると、子どもが感動して泣くようになるのは、小学校低学年頃と考えてよさそうです。

あるテレビ番組が「子どもは何歳から感動して涙を流すのか」という調査をしたところ、平均は6.8歳だったそうです。ちょうど、小学校低学年の時期と合致しますね。

泣けるのは共感力がついている証

ある研究者は、自分の論文の中で、感動するのに必要な条件の一つとして「共感力」をあげています。つまり、感動して泣けるようになったのは、子どもの心の中に共感力が育ってきた証といえそうです。

共感力は「共感」だけではなく「感情移入」も可能にします。「共感」が「相手の気持ちが分かる」ということであるのに対し、「感情移入」は「共感」した上で「相手と自分の感情を重ねる」という意味あいです。これらはとても高度な感情の処理です。

「共感」ができると、相手の視点で物事を捉えることができるようになります。「感情移入」は、幸せホルモンの分泌を盛んにし、気持ちを穏やかにするそうです。つまり、感動して泣けるようになるということは、共感力とともに心が育っている証でもあります。

安心して泣ける環境を作ろう

このように「感動して泣く」という感情は、子どもの心を育てるための重要な要素です。子どもはとても敏感なので、パパやママが「泣くのはいけないこと」と思っていると、しだいに泣かなくなってしまうかもしれません。ですから、子どもが安心して泣けるような家庭環境は大切です。

子どもは、自分が泣いたときに、その気持ちを受け止めてくれるパパやママがいるだけで、「うれしい」と感じます。それが「心を支える」ということであり、「絆を強くする」ということです。

「泣くことを我慢している」と感じたら「泣きたいなら泣いていいんだよ」と声をかけて、強く抱きしめましょう。子どもは、緊張がほぐれて、一気にワッと泣き出すかもしれませんが、それでよいのです。

子どもも大人も感動するアニメ映画3選

HUGっと!プリキュアふたりはプリキュア

子どもも大人も感動するアニメ映画を三つ紹介します。

最初は「HUGっと!プリキュア ・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」です。歴代55人のプリキュアが登場したことも話題ですが、さらに「感動して泣ける」とファンの間で盛り上がっている作品でもあります。

この映画では「ふたりはプリキュア」の美墨なぎさや雪城ほのかの友情や、「HUGっと!プリキュア」の野乃はなが敵に立ち向かうシーンなどが、感動的な展開で描かれています。監督の宮本浩史さんは「泣く、笑う、怒るなどいろいろな感情、気持ちの波を揺さぶるような作品にしたかった」と語ります。

ツイッターで「#キュア泣き」というハッシュタグまでつけられたこの作品。男の子も女の子も感動できる作品です。

クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶ戦国大合戦

「クレヨンしんちゃん史上最高に泣ける映画」と話題になっているのが、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦」です。堂々の、シリーズ興行収入第一位ですよ。

タイムスリップしたしんのすけは、1人戦国時代へ取り残されます。しんのすけを追って野原一家もタイムスリップしますが、現代に戻る方法がわからず、そのまま戦が始まってしまいます。お互いに想い合いながらも決して結ばれることのない「身分」や、明日死ぬかもしれないという「争いごとの怖さ」が、「平和」のありがたさをしみじみと感じさせる展開になっています。

のちに、草なぎ剛さん主演で、実写版としてリメイクされたことでも、質の高さとストーリー展開の巧妙さが分かります。予想外のラストに涙が止まりません。

映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団

「のび太と鉄人兵団」も、ドラえもん映画最高傑作という評価の高い作品です。リメイク版になりますが、第1期映画にも、原作にも登場していないオリジナルキャラクター「ピッポ」の存在が、作品をより感動的なものにしています。

ある日、のび太の家の庭に次々とロボットの部品が降ってきて、巨大ロボット「ザンダクロス」が完成します。やがて「リルル」という女の子が現れ、実は「ザンダクロス」と「リルル」は、地球人を奴隷にするために送り込まれたことが分かります。はたして、のび太とその仲間たちは、地球を救えるのでしょうか。

終盤のしずかちゃんとリルルのシーンだけでなく、のび太とピッポのやりとりも感動の涙を誘います。バンプ・オブ・チキンのエンディング曲が、心に深くしみますよ。

子どもと映画館に行くときのポイント

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