20代の子育て世代の年収とは?節約術と年収アップの方法とは
社会に出たてという印象も大きい20代という若い世代のママ、パパは、経済面でちょっと苦労することが多そうです。自分たちの年収がほかの世帯に比べて平均的かどうかも気になりますね。これから子どもにお金がかかってくることも予想されますので、今のうちに気になるお金事情についてチェックしておきましょう。
20代の子育て世代の年収や養育費用の平均
母子家庭243万、父子家庭では420万円
母子家庭の年収について詳しく説明すると、この調査ではママの平均年齢は41.1歳、平均年収のうち、ママの平均年間就労収入は200万円。また、同居親族を含む世帯全体の平均年収は348万円で、国民生活基礎調査によるひとり親ではない子どものいる世帯の平均所得の49.2%の収入にとどまるということです。
20代で子育てしている世帯にとって、この年収は多いでしょうか、少ないでしょうか。
子どもがいる夫婦の平均年収は707万円
ただ、この調査は世帯全体の収入であり、子どもの年齢も18歳までなので、親の年齢が高い、祖父母との同居などが平均年収を押し上げている可能性があります。
そこで、世代別でこの調査の年収を見てみると、子育て世帯29歳以下の平均年収は448.7万円、手取りにすると354.4万円でした。これから30代、40代となり収入アップをする見込みがあるので、今は節約で乗り越えたいですね。
子ども1人に対して必要な年収は500万
年収が500万円程度あれば、貯蓄をして大学の費用を捻出することも可能と考える人が多かったようです。また「多ければ多いほどよい」、「400万円でも贅沢しなければ大丈夫」など両極端な答えも見られました。
なにごとも、お金をかけようと思えばいくらでもかけられてしまいます。一方で、節約をすればなんとかなることもありますね。最後はパパ、ママの理想と、今ある現実の中でなにができるかを考えることが大事ではないでしょうか。
年収が低くても賢い節約で無駄をなくす
毎日の経費を見直して無駄がないかを見直す
毎日の出費の中で、食費はとくに切り詰めやすく効果が出やすいものです。節約術にはまとめ買いがしばしば提唱されますが、まとめ買いだけしていても、それを有効に活用できていなければ意味がありません。
計画的にまとめ買いをした後は、用途によって小分けにしたり、下処理をしたりして無駄なく使いきることが大事です。子どものおやつなども、外出のたびに買うよりは大袋で購入してから小分けにして持ち運ぶようにするとかなり節約できます。飲み物も水筒やマグに入れて出かけましょう。
通信費や光熱費の見直しをして賢く節約
毎月の固定費は定期的に見直しをしたり、中身を詳しく見て不要なサービスをカットすることによって無駄が減らせることが多くあります。たとえば、スマホの契約内容が加入したときのままになっていると、使っていないサービスに料金が発生していることがあります。
また、保険料や国民年金、NHKの受信料などは月払いより年払いの方が割安になります。一度にまとめて払うのをためらう気持ちも分かりますが、結果的に見れば節約です。ATMの時間外利用をやめて手数料をカットするなど、小さなことから気を付けてみましょう。
子どもの費用もお得サービスを活用して節約
最近では、子ども服もおもちゃや絵本もフリマアプリなどで簡単に売り買いができます。実際に手に取りたい場合はリサイクルショップもおすすめです。子どものアイテムは短期間で使えなくなるものが多いので、おさがりや中古品でも十分です。
お出かけは図書館や児童館、近所の公園にピクニックなどお金をかけずに楽しめる場所や方法をいくつかピックアップしておくとよいでしょう。
働き方をかえて収入をアップする
専業主婦でも在宅ワークで家計にプラス
家にパソコンやスマホがあれば簡単に登録できる「クラウドソーシング」という働き方が今のトレンドです。クラウドソーシングサービス上の仕事の中から好きなものを選び簡単に仕事を始めることができます。
初めはたくさん稼げないかもしれませんが、続けていくことでコツをつかみパートやアルバイトよりも効率よく稼ぐママたちも多くいます。