お散歩の後は赤ちゃんと手洗いをしよう!コツや便利なグッズの紹介
公園へのお散歩から帰ったあとで、赤ちゃんと一緒に手洗いをしていますか?冬はばい菌の繁殖期で、いろいろな種類のばい菌が活発に活動しています。そんなばい菌から守ってくれる「手洗い」をママも赤ちゃんと一緒に楽しくするにはどうしたらよいのでしょうか。詳しく見てみることにしましょう。
お散歩の後は赤ちゃんも手洗いを!
知らない間に外で菌に触れている
砂場や芝生は犬や猫のトイレになっていることも多く、たくさんの大腸菌が潜んでいます。飲水の蛇口にはレジオネラ菌や大腸菌などがいる恐れがあるので、飲まずに自宅から飲み物を持参するようにしましょう。ほかにも噴水の水は除菌されていないのでレジオネラ菌や大腸菌などのたくさんのばい菌が潜んでいます。
またおもちゃ売り場のサンプルや図書館の絵本などは不特定多数の子どもが触れるので、たくさんのばい菌がいることも忘れてはいけません。
手の清潔はウイルスから身を守る手段
30秒間手を洗うというと長く感じるかもしれませんが、ハッピーバースデーを2回歌うくらいの長さです。ハッピーバースデーなら子どもにも教えやすく、親子で一緒に歌いながら洗えば親子のコミュニケーションの時間になりますね。
手洗い六つのステップである手のひら、甲、指先・つめ、指の間、親指、手首などの洗い残しがちなポイントを丁寧に洗い、ウイルスから身を守りましょう。
赤ちゃんからの手洗いは習慣化しやすい
1歳前後になったら、最初は真似ごとでよいので水道で手洗いをするようにしていきます。帰宅時、食事前、トイレの後のタイミングでするようにします。
手洗いを続けていけば個人差はありますが3歳後半には手洗いの習慣ができているようになります。最終的には子どもが手洗いをする理由を理解して自発的に手洗いをする習慣が身についていることが大切ですね。
赤ちゃんが嫌がらずに手洗いできる方法
ママが見本を見せて一緒に手洗いしよう
手洗いのやり方をを教えてくれる歌もあるので、ママも一緒に歌いながら楽しく覚えさせましょう。手洗いで大切なことは手のひらだけではなく、つめや指の間、手首などを丁寧に洗って目に見えない菌やウイルスをしっかり落とすことです。
ただし洗いすぎには注意しましょう。私たちの身体にはウイルスや細菌などの侵入を防ぐバリア機能が備わっていて、過剰な手洗いはこのバリア機能を低下させて手荒れや感染の原因になるからです。
初めての手洗いはぬるめのお湯がベスト
また「水の勢いが強すぎて怖い」など、赤ちゃんが手洗いを嫌いになる原因には水量が関わっていることもあるようです。初めての手洗いはぬるめのお湯にするなど、水温や水量を調節して赤ちゃんの好みの状態にしてあげることが大切です。
冷たい水が苦手な子がいる一方で、ふだんはお湯で手洗いをしている子が冷たい水を「気持ちいい」と感じることもあるようですよ。水の出方をシャワー状にするなど変化を持たせてみると赤ちゃんが興味を示す場合もあるのでいろいろ試してみましょう。
動画や歌で手洗いタイムを楽しく演出
手洗いの順番や方法を歌や動画で覚えることができるので楽しく手洗いができるようになります。赤ちゃんに繰り返し見せて手洗いを習慣化させましょう。
主なものを紹介しておきますね。花王のCMソングでおなじみの「あわあわ手あらいのうた」はシンプルですがなじみやすいメロディーがママにも子どもにも人気ですね。
このほかにも牛乳石鹸の「モーくん&あわちゃん手あらいうた」やライオンの「おててをアラウータンたいそう」などメーカー作成のものから地方自治体や生活協同組合などが作ったものまでありますよ。