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双子の保育園への入園は難しい?気になるお金の話やメリットを紹介

双子の保育園への入園は難しい?気になるお金の話やメリットを紹介

双子を出産して保育園に預けたいと思ったときに、一緒に預けられるのかな?1人でも難しいのかな?など、心配になることもありますよね。ここでは、双子で同じ保育園に入園できるのか、またお金事情についてもご紹介します。双子ならではの入園のメリットもありますので、あわせて読んでみてくださいね。

双子は保育園に入るのが難しい?

待機児童問題はどんな現状?

みなさんも待機児問題について、一度はニュースで見たことがありますよね。待機児童とは、保育園などに入園希望を出しているけれど、空きがなくて入ることのできない児童のことをいいます。

特に、0歳児から3歳児や、4月以降の途中入園を希望した場合は入るのが困難とされています。「これから働きたい」「今働いているけれど、子どもが欲しい」など考える女性には、深刻な問題ですね。

政府は解決策として保育園や保育士の数を増やす対策を行っていますがまだ解消するのは難しいよでしょう。待機児童は都市部に集中しており、保育園を増やしても住む人が増え続け、子どもの数に園の数が追いつかない、また保育士不足というのが現状のようです。

双子を同じ保育園に入れるのは可能?

1人でも保育園に入るのが難しいとされている今、2人で一緒に入ることができるのでしょうか?ママとしては心配や不安も大きいですよね。しかし、そんな心配をよそに自治体からは「2人一緒じゃないとだめなのか」と言われることもあるそうです。

双子を同じところに入れることは可能ですが、実際は入れないことも。自治体や園の状況によっても違いはあります。一緒に入れなかった場合は違う園にそれぞれ入り、転園希望を出しておいて、空きがでたら移るというケースが多いようです。

保育園への内定を取るには、夫婦ともにフルタイムで働くというのが最低条件。地域によっては双子加点というものもありますよ。次に詳しく述べていきますので、参考にしてみてくださいね。

ポイント制度での優遇措置はある?

入園できる基準として、多くの自治体がポイント制度を採用しています。これはフルタイム勤務で何点、すでに仕事復帰をしているなら何点、などと加点をしていく方式です。育児ができる祖父母が一緒に住んでいるとマイナス何点などもあります。プラスマイナスを合計したポイント数で、入園できるかが決められます。

また、調整点(保護者や家庭、申し込み児童の状況に応じた点数)も大きく影響します。ポイントとなる基準や調整点の項目、加点はそれぞれの自治体で異なり、年度によっても変更されるようです。「双子加点」がある地域もありますので、市役所に確認してみるとよいですよ。

「双子加点」の優遇措置があれば、ポイントも増えて入園に有利といえるでしょう。

双子の保育園入園で気になるお金の話

保育料はやっぱり2倍必要?

双子だと、保育料も2倍になるの?と心配になるママもいると思います。2人分支払うことは、家庭での大きな負担となりますよね。

実際には双子で認可保育園に入園した場合、兄弟姉妹と同じ扱いになるところが多いようです。兄弟姉妹と同じというのは2人目以降の場合は半額になるということです。2人目が5割助成を受けられると、子ども1人の場合の1.5倍くらいの費用がかかることになり、負担は減りますね。

また、保育料は3歳児クラス以上になると無料になりますので、負担が大きいのは0~2歳児クラスに通う期間です。大体2~3万円の保育料となる家庭が多く占めています。ただ、給食費や行事代、制服代などは実費となりますので予算に入れておきましょう。

市区町村によって2人目無料のケースも?

先ほど双子が入園した場合、2人目は半額になることが多いとご紹介しましたが、より手厚い助成が受けられるケースもあります。それは、保育料を無料にしているケースです。

例えば、東京都港区や長崎県島原市では、所得制限なしで2人目の子どもの保育料を無料にしています。さらに、兵庫県明石市や大阪府河南町では、所得制限だけでなく第1子の年齢制限も撤廃して2人目の子どもの保育料を無料にしています。双子の上に小学生の兄弟姉妹がいる場合は、2人とも無料になるということでありがたいですね。

第3子を無料にしているところは多いですが、市区町村によっては第2子を無料にしているところもあるので、ご自身が住む自治体ではどうなっているかということを、確認しておくとよいでしょう。

認可か認可外かでかかる保育料の差は?

認可保育園は世帯所得に応じて保育料が設定されています。地域にもよりますが、1カ月0円~70,000円前後くらいです。3歳児クラスになると保育料が無料になります。

一方、無認可保育園は、各施設によって料金が設定されており、入園金や別途料金を支払うこともあります。子どもの年齢にもよりますが、1カ月50,000~70,000円くらいで設定しているところが多いようです。

認可保育園に比べて安いということはほとんどありませんが、無認可保育園も幼児教育・保育の無償化の対象となっており、月額上限37,000円までは保育料が無料となります。

第2子の保育料に関して無認可では割引がないところが多いので、負担を抑えるためには認可保育園を狙いたいところですね。
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