1歳児の足のサイズに合った靴選び!ポイントや注意点をおさえよう
本人の感想を聞くことができない1歳児の靴選びに、お困りのママも少なくありません。サイズが合わない靴を履かせてしまうと、トラブルの原因となってしまうことがあります。靴を選ぶときのポイントや注意点をおさえて、子どもの足にぴったりの靴を選びましょう。
1歳児の平均の足のサイズや自宅での測定法
1歳児の平均的な足のサイズの目安
もちろん身長や体格に個人差があるように、足のサイズも平均よりも大きかったり小さかったりします。そのため、あくまでも11.5〜13cmというのは目安だと考えてくださいね。ご存知の方も多いと思いますが、履く靴のサイズを選ぶときは、子どもの実際の足のサイズよりも0.5~1㎝大きい靴を選ぶのがポイントです。
1歳児の足は発達途中のためとても柔らかく、固く安定した足になってくるのは12歳ころからだといわれています。サイズが合わない靴を履かせてしまうと、足が変形してしまったり、転びやすくなってしまったりして危険です。子どもの足に合った靴を履かせましょう。
自宅で足のサイズを測る方法
測り方は、最初に十字になるように縦30cm、横15cmくらいの線を書きます。子どものかかとを十字が交わっている点に合わせ、縦の線が足の中心を通るような位置に合わせてください。両足を肩幅くらいに開き、片足ずつ測ります。一番長い指先に定規をあてて、最初に十字の線を書いたときの横線と平行になるように線を引きましょう。指先とかかとまでの間の長さが足のサイズとなります。
サイズを測るときは座っていたり、きちんと足に体重がのっていなかったりすると誤差が出てしまうことがあるので注意してくださいね。
足のサイズを測る場合はプロに頼むと確実!
うまく計測できなかったり、自分で測ることに不安を感じたりしたときはプロに頼んでみてはいかがでしょうか。
靴屋さんや子ども用品を扱うお店には、足のサイズを測ってぴったりの靴を紹介してくれる「シューフィッター」さんがいることがあります。購入予定のお店に、シューフィッターさんがいるかあらかじめ聞いておくとよいかもしれませんね。子ども靴専門店の中には、専用の計測機器が置いてあるお店もありますよ。
1歳児の足に合った靴選びのポイントとは
いろいろなメーカーの靴やサイズを試す
メーカーによっては、例えば10cmの次のサイズが11cmでその中間の10.5cmを販売していないことがあります。日本の靴メーカーは日本人の足を基準に作られていることが多いですが、海外のメーカーはそうではありません。
また、足の形にも個人差があり、平均よりも幅が広かったり、足の甲が高かったりすることもあると思います。メーカーによってサイズ感も異なるので、ワンサイズ大きい靴や小さい靴も試してみるとよいでしょう。
つま先からかかとまでの部位をチェック
【つま先】
・幅が広く、足の指を動かせる隙間があるか
・反りがあるか
【甲】
・紐やマジックテープでしっかりと甲の部分を固定できるか
【かかと】
・かかとが動かないよう、しっかり支えられるか
このほかにも、歩くときに足が曲がる位置で靴も簡単に曲がるように設計されていると歩きやすいです。歩き始めたばかりの1歳児。細かいポイントばかりですが、気を遣うと歩きやすくなると思いますよ。
衝撃吸収や通気性などの素材にこだわる
そうなってくると、地面に着地するときの衝撃を和らげる衝撃吸収素材が、靴底に使われている靴を選ぶとよいでしょう。着地衝撃の大きさは、歩いているときでも体重の1.2倍、走っているときは2〜3倍もの衝撃がかかっているといわれているからです。靴底以外にも、衝撃吸収性の高い中敷きを使うことで負担が軽減されます。
また、通気性の高い素材を選ぶこともポイントの一つです。通気性が悪い靴を履いていると、靴の内部がムレて子どもが不快な思いをし、それが原因で靴を履くことが嫌いになってしまうこともあるかもしれません。
1歳児の足に合った靴選びの注意点を知ろう
子どもの足は発育が早いのでこまめに確認!
実際の足のサイズと靴のサイズがぴったりでも十分ではありません。先ほどもお話ししましたが、つま先と靴の間には0.5cm〜1cmくらいの余裕があるような状態にしておきましょう。
サイズが合わない靴は子どもの健やかな足の成長を妨げてしまいます。育児中は忙しいと思いますが、忘れずに確認するようにしてくださいね。