赤ちゃんとのコミュニケーションの方法は?成長を促す触れ合いが大事
「赤ちゃんとコミュニケーションがうまくとれない」と、悩んでいるママも多いかもしれませんね。言葉を話せない赤ちゃんと意思疎通ができると、毎日の生活も過ごしやすいと感じるでしょう。ここでは、赤ちゃんとどのようにコミュニケーションをとればよいのかや、おすすめの遊び方などをご紹介します。
赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法
お世話をするときは積極的に声かけをしよう
赤ちゃんとの信頼関係を築いていくためには、赤ちゃんにたくさん話しかけることが大切です。月齢が低い赤ちゃんは寝ていることが多いので、おむつ交換や入浴中など、お世話をするときに話しかけるとよいでしょう。
赤ちゃんは、パパやママの優しい声を聞くと精神が安定します。お腹のなかにいたときから聞き慣れているパパやママの声を毎日聞くことで「守られている」と心から安心するのですね。
スキンシップもコミュニケーションになる
赤ちゃんとスキンシップをとると、オキシトシンという愛情ホルモンが分泌されるといわれています。オキシトシンの分泌量が多い赤ちゃんはパパやママとの絆をより深められるだけでなく、精神が安定しやすくなるそうです。
また、赤ちゃんの頃にスキンシップをたくさんとっていた子どもは、学習面にも取り組みやすいといわれています。スキンシップは子どもの心や脳の成長にとてもよいものなので、泣いているときだけ抱っこするのではなく、日頃からスキンシップをとるとよいですよ。
ベビーサインで赤ちゃんと会話する方法も
会話ができなくても、赤ちゃんがする動作やジェスチャーからしてほしいことを理解してあげられるので、アメリカの博士が発表すると素晴らしい子育て方法だと海外で人気になりました。海外での人気の高さから日本にも伝わり、今では全国各地でベビーサインの教室や講習会が開かれています。
抱っこしてほしい、おむつが気持ち悪い、お腹が空いたなど、赤ちゃんの要求をサインから知ることができると、お世話がスムーズにできますよね。赤ちゃんと楽しみながらサインを練習するとよいですよ。
赤ちゃんのコミュニケーションを育む遊び
新生児からできる「絵本の読み聞かせ」
絵本には、赤ちゃんの聞き取りやすい言葉がたくさん使われています。新生児の頃から読み聞かせをしたい方は、コロコロ、ニコニコなど、短い言葉を繰り返しているような簡単な絵本から読み聞かせを始めてみましょう。
ママの読み聞かせから、赤ちゃんはさまざまな感情を学びます。嬉しい、楽しい、面白い、悲しいなどの感情を知ったり、表現したりする力が育まれますよ。寝かしつけの前など、絵本の読み聞かせでコミュニケーションをとる時間を作ってみるとよいでしょう。
楽しく触れ合いができる「手遊び歌」
手遊び歌は、ねんねの時期の赤ちゃんでも楽しむことができます。歌いながら赤ちゃんの手や足を触ったり、こちょこちょしたりして触れ合うことで、赤ちゃんとの絆が深まっていくでしょう。赤ちゃんと手遊び歌をするときは、パパやママも楽しんで歌うことが大切です。目と目を合わせてコミュニケーションをとりながらお肌に触れると、笑顔を見せてくれる子も多いですよ。
手遊び歌にはたくさんの曲があるので、赤ちゃんのお気に入りの1曲を見つけられるとよいですね。手遊び歌はどこでもすぐに遊べるので、何曲か覚えておくとよいでしょう。
スキンシップで成長を促す「ベビー体操」
ねんねの時期の赤ちゃんは、自由に体を動かすことができません。そのため、手足の冷えや便秘になる子も多いですが、体操をすると血流がよくなったり、内臓が活発に動くので全身が温まり便秘にもなりにくいですよ。
ベビー体操は赤ちゃんのお肌にたくさん触れるので、パパやママもスキンシップを楽しみましょう。
赤ちゃんに様々な人と触れ合う機会を!
パパや祖父母と触れ合おう
ママとのコミュニケーションはもちろん大切なことですが、赤ちゃんの社会性を育むためには、パパや祖父母など、さまざまな世代の人と触れ合うことがとても重要です。ママと赤ちゃんが信頼関係を築いているのと同じように、パパや祖父母にしかできない子どもとの触れ合い方もありますよ。
休日はパパと子どもが2人だけで過ごす時間を作ったり、祖父母に会いに行ったりなど、ママと離れる時間も大切にしていきましょう。