保育園の役員の集まりについて!回数や内容と参加のメリットをご紹介
保育園の行事で「縁の下の力持ち」的存在なのが、保護者会の役員さんたちです。楽しそうに生き生きと活動をしておられる姿をよく見かけます。「でもうちは無理かなあ」と諦めていませんか?大変ではあるけれど、メリットもたくさんあるのです。保育園の役員活動についてまとめます。
役員の集まりの頻度はどのくらい?
集まる回数は保育園や会長によって異なる
集まる回数は保育園によって異なりますが、年間5〜6回ぐらいが一般的のようです。行事の多い月は頻繁に行われて、大きな行事のない月は開かれないといった具合です。時期によって忙しいときと、さほど忙しくないときがあるということになります。
保育園には様々な事情を抱えているママが多いので、主催者はできるだけ少ない回数で密度の濃い話合いになるように工夫をしています。中心になる会長や副会長の仕切りがよければ、会議の時間もそんなにはかからないでしょう。
土日の場合が多いが、平日のときも
土日なら午前中やお昼過ぎに集まることが可能です。有休をとる必要がなくなるので、働くパパやママにはこちらの方が助かるかもしれません。しかし子どもも休みのことが多いので、どこかに預けるか保育園に一緒に連れて行くことになります。
平日でしたら主に夜間の開催になります。仕事が終わってからの参加になりますので、疲れているときには少々辛いかもしれませんね。夜間の仕事をしている人などは、パパとママが交代で参加するなどの助け合いが必要です。
園によっては保育参観日に合わせて役員会を開催することもありますよ。参観と役員会が一度にできるので、あまり休めないパパやママには助かります。
役員会と園行事の休暇申請などは早めに
そこから逆算すると役員会が行われそうな日が予想できます。予想して見通しが立てば、仕事を休む必要があるかどうかが判断できますね。
もし休みをもらわなければならないようなら、早めに休む段取りを始めましょう。役員会の日にちが分かり次第、すぐに休暇申請も出しておくと安心です。毎日の仕事以外に役員としての集まりが増えるのはきついかもしれませんが、早め早めの対応で仕事への影響を最小限に抑えることができます。
役員は保育園の集まりでなにをするの?
保育園の行事の前後にある役員の集まり
保育園の行事の前後にある役員の集まりは、行事をスムーズに運営するための役員会です。園の行事といっても担任の先生は子どものそばにつきっきりになりますので、保護者のサポートが必須になります。
行事の前の役員会は保護者の役割分担の検討です。役員だけで運営できるようなら役員内で分担しますが、大きな行事になると人手が足りなくなりますので、ほかの保護者の協力を求めることになります。
行事が終わった後の役員会は反省会です。必要に応じて開催時期を再検討したり、役割分担を見直したりして、よりよい行事になるよう話し合います。そして改善点が見つかったら、来年度の検討事項として記録に残します。
保護者の意見をまとめて保育園側に伝える
最も多いのは行事の後のアンケートです。行事の中で「よかったこと」「困ったこと」「来年検討して欲しいこと」などを書いてもらって、それを役員がまとめます。
ほかにも、年度末に年間を通じて感じたことなどを書いてもらうこともあります。園への期待やお願いのほかに、担任の先生への感謝の言葉などが書かれているようです。
保護者の意見を定期的にまとめる目的は、園の先生と保護者、あるいは保護者同士の連携を強化するためのものです。それぞれの思いをみんなで受け止めることで、お互いの理解と信頼関係が深まります。
幹事役!保護者会の集まりを取り仕切る
内容や方法は様々です。ランチ形式で食事をしながら語り合うこともありますし、担任の先生を招いて飲み会を開くこともあります。クラス単独で遠足やテーマランドに遊びに出かけることもありますよ。
こちらの目的も、園の先生と保護者、そして保護者同士の連携を強めるためです。担任の先生に園での子どもの様子を教えてもらったり、困っていることを相談したりできるだけでなく、保護者同士で子育ての悩みなどを共有する場でもあります。
役員を引き受けて集まりに参加するメリット
園の先生と親密な関係を築くことができる
保育園の送迎のときはバタバタしているので、担任の先生と話す時間はあまりありません。しかし役員になると先生と会う機会が増え、ゆっくり話すチャンスも多くなります。
担任の先生だけではありません。ほかのクラスの先生や園長先生とも顔見知りになります。行事のたびに先生方から親しく声をかけてもらえるのは、やっぱり嬉しいことです。
また保育園に顔を出すことが多くなるので、我が子以外の子どもとも仲良くなれます。行事のお手伝いなどに参加すると、「○○ちゃんのママ!」と声をかけてくれるようになります。