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幼児期のマナー教育は必要?幼児期から教えたい生活習慣マナー

幼児期のマナー教育は必要?幼児期から教えたい生活習慣マナー

わが子には最低限のマナーを守れる子に育ってほしい、と思うのが親心ですよね。マナーは幼児期から教えることで身につけることができます。とはいえ、「いつから始めたらいいの?どうやって教えたらいいの?早いうちからがいいのかな?」などの疑問にお答えすべく、今回は幼児期のマナー教育についてお話しします。

幼児期のマナー教育の必要性とメリット

マナーを通して思いやりの心を育てる

マナーを守ることは大切なことです。どうして守るのかちゃんと理由があるのはご存知でしょうか。例えば靴を揃えるといった行為ですが、整頓するという意味のほかに次に履くときに履きやすくなるという意味もあります。

マナーには誰かに迷惑をかけないように、相手が気持ちよく過ごせているかなど、相手を思いやる心が隠れています。マナーの形を子どもに教えて習慣付けさせるのはとてもよいことですが、どうしてそれをするのかの意味を合わせて教えることで、ほかの人を思いやれる優しさも教えることができます。

将来気配りができ、円滑に人間関係を築ける大人になるために、マナーをしっかりと教えていくことはとても重要なことなのではないでしょうか。

マナーで社会に出ていく基礎を作る

親はいつの日か子どもが自立して、社会に出て、しっかりと生きていくことを願うものです。だからこそ、ときには厳しく叱り、そして子どものうちから「自分でできることは自分でする」「身だしなみを整える」「あいさつをする」「整理整頓する」「後片付けをする」「残さずきれいに食べる」「電車では静かにする」…などのマナーを教えることにより、子どもは生活習慣や社会性、協調性といったものを身につけていきます。

親が子どもにマナーを身につけさせることは、将来自立して社会に出ていくための自信をつけてあげることにつながるのです。マナーを教えるのに幼すぎるということはありません。将来立派な大人になってもらうためにも、今日から実践してみませんか。

マナーを守って周囲から愛される子どもに

親が子どもに教えるマナーは数えきれないほどありますよね。例えばご飯一つにしても「いただきます」「ごちそうさま」をはじめとし、「席を立たない」「よい姿勢で」「お箸や器の持ち方」「テレビなどを付けながら食べる、ながら食べの禁止」など、さまざまなルールがあります。

幼い子どもがルール違反やマナー違反をした場合、大人と比べると周囲からは温かな目で見てもらえます。けれどもその温かな目は年齢を経るごとに冷ややかな目に変わっていきます。パパやママ以外の人からお叱りを受けるかもしれません。すると子どもはかなりのショックを受け、落ち込んでしまいます。

教えることは根気のいる作業です。けれども一度覚えたマナーは子どもにとって一生の財産となります。

幼児期から習慣づけたい基本のマナー

気持ちよくあいさつ!あいさつのマナー

元気よくあいさつをする子ども、清々しいですよね。あいさつができる子どもを見ると、パパやママは自分の子どもにも身につけさせたいと思うのではないでしょうか。あいさつは大人になってから身につけることが難しいので、幼い頃から教えておくことが大切です。

あいさつを自然と身につけるためにには、まずはパパやママが見本になりましょう。それを毎日繰り返します。そして子どもがあいさつできた時はしっかりとほめてあげましょう。

遊びに取り入れながら教えることもできます。例えばお店屋さんごっこです。「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」などと、楽しみながら教えていきましょう。

マナーの基本の「あいさつ」を生活習慣の中に取り入れましょう。

子どもの成長に合わせた食事マナー

好奇心いっぱいの幼児期の子どもの手は、ばい菌でいっぱいです。まずは食事前にはトイレに行かせ(おむつの場合はおむつの交換を済ませておくと気持ちよく食事できます)、そして手洗い、うがいを習慣づけるとよいでしょう。

食事のときのあいさつ「いただきます」「ごちそうさま」をしっかりすることも大切なマナーです。それから口の中に物を入れたままお話ししないこと、口の中に入れる量やよく噛んで食べるということも一緒に教えてあげましょう。

お箸やスプーン、フォークといった道具を使って食べることができるよう、食事のメニューにも気を配るようにするといいですね。まだ使えないようならば、手づかみで食べられるように工夫してあげましょう。

トイレトレーニングと一緒にトイレマナー

トイレは家庭での様子が垣間見れる場所でもありますよね。外出先やよそのお宅のトイレなど、借りたときに恥ずかしい思いをしないためにも、トイレマナーを身につけさせてあげたいものです。具体的にお伝えします。

1.まずはドアは閉めること。
2.便器の蓋は開けて便座は下ろす(男の子のおしっこは、便座を上げて)。
3.トイレットペーパーの量はおしっことうんちの場合で違ってきますので、家にいるときに何度も体験させましょう。
4.水に流し、ふたを閉める(大・小のレバーの違いも教えておきましょう)。
5.手を洗い、トイレ用のスリッパはきれいに揃える。
6.電気を消す

次の人が気持ちよくトイレを使えるように、トイレマナーを守れるようにしたいですね。

楽しくおでかけしたい!でかけるときのマナー

電車やバスに乗るときのマナー

電車やバスにはたくさんの人が乗車します。子どもだけのものではなく、利用者みんなのものです。マナーを守って、快適な空間となるようにしましょう。

公共交通機関を利用する際は、大きな声で話さない、はしゃがない、席を立ったり歩いたりしない、席を占領しない、携帯電話の通話はやめる、携帯ゲーム類の音量をオフにする、リュックサックは前に持つ、飲食は控える、窓から手や顔を出さない、電車から降りる人が先で乗る人が後などのルールをしっかり守りましょう。

大人でも大きな声で電話をしている人がいたり、音量をオンのまま乗っている人がいます。子どもが自分はルールを守っているのに、大人は守らなくてもよいのだと思われないよう、私たち大人も気を付けたいですね。
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