赤ちゃんとお散歩デビュー!適した時間帯と注意点を知って楽しく外出
赤ちゃんと一緒に散歩する時の注意点
昼寝や授乳の時間帯はさける
授乳の時間に重なってしまうとお散歩中にぐずってしまったり、公園など授乳できる場所がなくて困ったり...お散歩を楽しむどころではなくなってしまいます。授乳した直後も吐き戻してしまう場合がありますので、授乳後しばらく時間を置いてから出掛けるようにしましょう。
また、ベビーカーの振動が気持ちよくてお散歩中にうとうと寝てしまうこともありますが、ベビーカーの中で寝てしまうとその後のお昼寝の時間がずれてしまったり、夜の就寝時間に影響してしまうことも。
せっかく一緒に景色を見ながらたくさん話し掛けたりできる機会なので、なるべくお昼寝や授乳の済んだ時間帯に行って一緒に楽しみたいですね。
でかける前に天気予報をチェックする
雨が降らないかはもちろん、風が強い日も注意が必要です。赤ちゃんの目にゴミが入ってしまっては大変ですし、一人で歩いている感覚とは違いベビーカーは風圧を受けやすいので動かしにくく、ママも意外と体力を消耗します。
また、気温もチェックしておくことで、はおるものやひざ掛けを用意しておくなど備えることができます。今はインターネットで雨雲の様子を見れたり、スマホのアプリで5分後10分後の天気を見たりすることもできるので、突然の雨に濡れるようなことのないように事前に確認するようにしましょう。
花粉の多い日や紫外線の多い日なども備えが必要になりますので、天気と合わせて確認しておくとよいですね。
ムリのない距離や時間で散歩する
お買い物や、ママのウォーキングも兼ねてのお散歩もよいですが、お買い物の場合は帰りに荷物が増えること、ウォーキングも復路の距離を考えてあまり張り切りすぎないように注意してくださいね。
赤ちゃんは6カ月まではママからもらった免疫があると言われますが、ママの持っていない種類の免疫もありますし、そもそも抵抗力の低い赤ちゃんはとても弱いです。人混みなど感染リスクの高い場所や時間帯は避け、赤ちゃんにとって安全にお散歩できる場所や時間を選びましょう。
赤ちゃんの散歩時に持っていれば便利なもの
おむつやおしりふき等のおむつセット
おむつ1~2枚と携帯用の小さいおしりふきだけなら、圧縮パックなどに入れれば小さくなり邪魔にもなりません。おしりふきがあれば、赤ちゃんの手が汚れてしまった時などなにかと使えるので携帯しておくと便利です。
使用済みのおむつを入れるためのビニール袋も数枚準備しておきましょう。おむつが臭わない防臭タイプの袋もありますので、2~3枚常備しておくと汚れ物を入れるために重宝します。
また、お散歩コースにおむつを替えられる場所があるかどうかを事前に確認しておくと、安心して出掛けられますね。
着替えや体温調節できる服
背中に保冷剤を入れられるベビーカーパッドなども販売されていて、夏のお散歩には便利です。赤ちゃんは特に背中に汗をかきやすくあせももできやすいので、着替えも準備しておくとよいですね。
また離乳食の始まる頃までは胃の形状が比較的まっすぐで、ミルクを吐き戻すことも多いです。ベビーカーの揺れで吐き戻してしまう場合もありますので、その際にも着替えがあれば慌てずに済みます。
春や秋は過ごしやすい気候ですが、気温差が激しく、突然冷え込むことがありますので、赤ちゃんがはおれるカーディガンや薄手のブランケットなどを準備しておきましょう。
母子手帳と健康保険証
まだまだ身体の機能が未熟で免疫力も弱い赤ちゃんは、いつどこで体調を崩すか予測がつきません。大人にとってはたいしたことのない日差しや気温差も、赤ちゃんには大きな刺激であり、予想外に身体が反応してしまうこともあります。
母子手帳ケースに母子手帳、健康保険証、かかりつけ医の診察券などをまとめておくといざという時に慌てずに済みますね。
例えば病院に行った際には妊娠中から出産後まで問題がなかったか、低体重児ではなかったか、接種済みの予防接種、体重(薬の量の算定に必要)、など確認される事項がたくさんありますので、母子手帳セットは常に携帯しておきましょう。
まとめ
外の世界に触れることで赤ちゃんが得られるものはたくさんあります。春は様々な種類の花を見たり、夏には蝉の声を聞き、秋には落ち葉を踏む音を楽しみ、冬は雪に触れることもできるかもしれませんね。
大好きなママと色んな景色を感じながらたくさんの刺激を受けられるお散歩は、赤ちゃんにとってもママにとっても素敵なコミュニケーションの時間になると言えますね。