保活ママは何をするとよい?保活をする前に知っておきたいこと
最近は子どもが生まれても働き続ける女性が増えてきたため、育休明けまでに保活をするママはたくさんいますよね。働くママが多いからこそ、保活に失敗してしまうママも少なくありません。ここでは、保活でストレスを溜めないためにも、保活はどのように進めるとよいのかや、調べておくと安心なことなどをご紹介します。
保活での基本的な流れとやることを知ろう
待機児童の人数など、情報収集をしておく
全国的に待機児童問題があるのは確かですが、住んでいる地域によって待機児童の数はかなり違います。まずは、自分の住んでいる地域の待機児童の人数を把握するなど、情報収集が保活の第一歩といえるでしょう。
待機児童が多い地域の場合は、どうすれば保育園に入りやすいのかや、子どもを保育園に預けられないときは育休を延長できるのかなどを確認しておくと安心ですよ。
保育園に見学に行き、希望順位を決める
保育園に通い始めてから「考えていた園と違った」と後悔しないように、保育園見学は必ず行きましょう。保育園見学は、申込み期限のギリギリに行くと見学の予約が殺到していて断られるケースもあるので、早めに予定を立てて進めるとよいですよ。
保育園の申し込み希望は、第三希望くらいまで記入できる地域が多いです。保育園の施設の安全性や、見学に行ったときの子どもの様子などを見ながら希望の順位をじっくり検討しましょう。
役所で保育園の入所申し込みをする
申し込み期間をすぎてしまうと、あとから申請することは不可能なので、申請できる期間を確認し忘れないように早めに申し込みに行くことをおすすめします。申請期限のギリギリに行ってしまうと、書類の記入漏れなどがあると大変です。
また、申込み期間中は役所が混み合っていることが考えられます。スムーズに申し込み手続きを完了できるように、記入漏れがないかお家で確認しておいたり、分からない項目がある場合は事前に電話などで問い合わせておきましょう。
保育園見学のときに確認しておきたいこと
保育の内容や指針、基本的な決まりなど
たとえば、保育園では体を動かして遊ぶことを中心に保育しているところもあれば、英語や習字などの勉強に力を入れている保育園、食育に力を入れている保育園など、保育園のカラーはさまざまです。見学に行くとどのようなことに力を入れているかが分かるので、子どもにどのような保育園生活を送ってほしいか考えておきましょう。
また、保育園に預けられる時間やさまざまな決まりごとにも違いがあります。勤務時間が長いママの場合、預けられる時間が長い保育園を選ばないと時間外の料金が発生してしまいますよ。
園によって期間や時間が違う「慣らし保育」
「慣らし保育」の期間や時間は、保育園によって違いがあります。「慣らし保育」が1週間と短いところもあれば、1カ月くらいかけて「慣らし保育」をしているところも!
ママの職場によっては「慣らし保育」が長いと仕事に支障がでてしまうこともあるので、保育園見学に行ったときに「慣らし保育」はどのくらいあるのかや、預かってもらえる時間などを確認しておくとよいですよ。
登園時に必要な準備方法と親の負担度
保育園で使う子どものものはすべて準備して持って行くという保育園もあれば、おむつやお昼寝布団などをレンタルできる保育園もあります。「お金がかかっても保育園に持って行くものは少ないほうがいい」というママは、レンタルできるものが多いところを選ぶとよいですね。
また、お弁当の日がある、保育園に持って行くかばんは手作りじゃないとだめなど、親の負担がどのくらいあるかも知っておくと安心でしょう。親の負担度が大きいと、働いているママには辛いかもしれませんね。
少しでも入所できる可能性を上げるために
入所時の点数をできるだけ上げよう
勤務時間によっても点数が違います。勤務時間が長いほうが点数が高いので、「保育園にどうしても入れたい」という方はフルタイムで仕事復帰するほうがよいでしょう。また、仕事復帰の時期を早めて認可外保育園や一時保育などを利用している方も、保育園に入る必要があると判断され点数が加算されるそうです。
「育休ギリギリまで休みたい」という気持ちは分かりますが、待機児童になると仕事復帰どころではなくなるので、保活成功のために早めの復帰もよいでしょう。