年子3人の子育てとは?メリットデメリットと親の子どもへの接し方
年子3人の子育ては、毎日が忙しくて大変ですよね。3人から抱っこをせがまれたり、甘えられると手が足りず、どう対応してよいかと困ってしまうものです。年子3人の子育てはデメリットだけでなくメリットもあります。困ったときの解決方法を知って、それぞれの子どもに合った年子の子育てを楽しみましょう!
年子3人の子どもを育てるメリット
育児の記憶が残っているのでスムーズ
その点、年子で出産すれば現役のまま下の子の育児ができるので、改めて育児教室に通ったり、育児本を読み返す手間が省けますね。育児期は大変ですが、子育て方法を鮮明に覚えているメリットがあります。
年子3人の子どもを育てることは、お世話が大変な時期が重なってしまい忙しいものですが、育児の記憶が鮮明なので、次にしなければいけないことをスムーズに考えることができ、隙間時間も無駄なく活用できるでしょう。
大変な時期が一度に終わる
おしゃれもできない!とストレスがたまるかもしれませんが、年子は「一度に大変な子育て時期が終わる」というメリットがあるのです。子どもが成長するにつれ、自分で身の回りのことをできるようになっていきます。また、よいことと悪いことの分別もつくようになるため、子育てが急に楽になっていくでしょう。
1年ごとに子どもたちが成長していき、気がつけば育児が終わって寂しくなりそうですね。「大変なのは新生児のうちだけ」と割り切って、大変でも子どもとの生活を楽しみましょう。
年齢が近いので興味のあるものが似ている
たとえば、年齢が離れていると観る映画の種類も違ってしまい、ママ1人で映画に連れて行くことが難しくなってしまいますが、年が近ければ「みんなでアンパンマンを観よう!」や「ドラえもんにしよう!」などと意見が合いやすく、同じ映画を楽しむことができるのです。
小さい子は長時間の映画鑑賞は疲れてしまうこともありますね。上の子は映画を観たくても、下の子がついていけないと困ってしまいます。年齢が近いと集中できる時間も似ているため、行動しやすいというメリットがあるのです。
そのほか、ブロックやねんどなど夢中になることが似ているので、遊ばせやすいといえそうですね。
年子3人の子どものデメリットと解決方法
乳幼児期の3人の子育てが一番大変な時期
末っ子を授乳しながら、真ん中の子の離乳食を食べさせていると、上の子がやきもちを焼くこともあるかもしれません。上の子に「食べさせて!」といわれると、手が足りなくてどうしてよいかわからなくなってしまいます。
パパが仕事で遅いときは、ママ1人でお風呂に入れるのも大変です。子ども1人で湯船に入れるのは心配な年齢ですよね。湯船で使える浮き輪やお風呂用のベビーチェアなども駆使しながら乗り切りましょう。
意外とお下がりできないものが多い
3人が同じ時期に幼稚園へ通うことになると、幼稚園で使うものもお下がりできませんね。このように、年子は意外とお下がりできないものが多く、経済的にも負担が増えてしまうのです。
また、子ども3人を連れての外出は大変なものです。そのため0歳から3歳くらいまでは、2人ずつベビーカーに乗せたほうが楽に移動ができる場合があります。ベビーカーは1人用をお下がりで使うよりは、新しく双子用を購入したほうがよいかもしれません。年子の子育ては、双子と似ている場合もあるのです。
完璧をやめ、周りに頼ることで気持ちを楽に
家事や育児を完璧にこなそうとすると、現実とのギャップを感じ、ストレスになってしまうこともあると思います。
風邪や伝染病は兄弟間で移る場合があるので、子どもにかかわるところを清潔に保つよう心がければ、あとは家が散らかっていても、食事が手抜きでも栄養さえ取れていればよい!と割りきりましょう。
年子3人の子育てはパパとママだけでは大変ですよね。たまには実家や周りの人に頼って、楽な気持ちで子育てすることも大切なのです。