就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

幼稚園の年中さん向けクイズとは!親子で楽しみながら学習しよう

幼稚園の年中さん向けクイズとは!親子で楽しみながら学習しよう

幼稚園の年中さんくらいだと落ち着いて話を聞ける子もいれば、じっとしていられず人の話を聞くのが苦手な子もいると思います。子どもに集中力を身につけたり、人の話を聞くようになったりしてほしいと思っているパパやママにおすすめなのが「なぞなぞ」です。なぞなぞを通してどのような力が育まれていくのか紹介します。

親子で気軽に楽しめるなぞなぞクイズ

なぞなぞクイズを通じて勉強に強い子に

4歳くらいになると周りのものに興味を持ち始め、ママやパパに「これなぁに?」「あれはどういう意味?」と質問する機会が増えてくるでしょう。パパやママが聞かれた質問に毎回的確に答えることが難しいほど、この時期の子どもはたくさんのことに興味を持っているのです。

4歳くらいの子どもは、人との関わりを理解し始め、コミュニケーションを楽しむことができるようになるといわれています。なぞなぞクイズを通して、コミュニケーションを楽しむだけでなく、なぞなぞを聴く力や、内容を読み取る集中力、そしてなぞなぞを解く思考力など、たくさんの機能が刺激されるでしょう。

この機能は勉強する力に繋がる大切なものなので、なぞなぞクイズを通じて勉強する力が自然と身につくといわれています。

すぐに遊べる!年中さん向けのなぞなぞ

個人差はありますが、年中さんになると、人から聞いた言葉の内容から、想像を膨らませ、相手のいいたいことの意味を考えようとする力が身についてきます。脳の発達が急速に進む時期の年中さんに、おすすめのなぞなぞを紹介します。

・パンはパンでも食べられないパンはなんでしょうか?…答え:フライパン
・冷蔵庫の中にいる動物はなんでしょうか?…答え:象
・世界の真ん中にいる虫はなに?…答え:蚊

このように一見問題を聞いただけではまったく正解がイメージできないものを、自分で想像を膨らませて考える問題です。「れいぞうこ」や「せかい」などのなぞなぞは、ひらがなを頭の中に思い浮かべることで、正解にたどり着くことができます。少し難易度が高めですが、ぜひ挑戦してみてくださいね。

100問のなぞなぞに挑戦できるサイトも

なぞなぞ遊びを子どもとしたいけれど、実際にパパやママが毎回問題を作るのは大変ですよね。子どもは一度なぞなぞクイズを始めると次々と問題を求めたり、過去に出した問題ではなく、初めての問題を求めてきたりします。

なぞなぞが言語の発達や、知育によいことは理解できていても、毎回毎回パパやママが問題を考えなければいけないとなると、一緒になぞなぞ遊びすることが億劫になってしまうこともあると思います。そんなときにおすすめなのが100問のなぞなぞに挑戦できるサイトです。

「なぞなぞようちえん」というサイトは、先ほどのイメージを膨らませて考えるような、なぞなぞが100問出題されています。これならママやパパも一緒になぞなぞを楽しめるのでおすすめです。

静かに話を聞ける子を育てる3ヒントクイズ

3ヒントクイズって一体どうやるの?

3ヒントクイズとは、その名のとおり三つのヒントから答えを導き出すクイズです。

例えば、
ヒント1:それは丸い形をしています
ヒント2:それは赤い色をしています
ヒント3:それは最初に『り』から始まる果物です

この答えは「りんご」となります。

この遊びの大切なルールは、途中で正解が分かっても、最後のヒントを聞くまで答えはいわないということです。自分の思いを言葉で伝えることが楽しくなってくると、なかなか人の話を最後まで聞かずに、しゃべりだしてしまう子もいます。

このクイズは考える力を育てる前に、聞く力を育てたいときに役立ちます。子どもがなかなか人の話を聞けずに困っているときは、このクイズを試してみてください。

柔軟な思考力と表現力も身につく

3ヒントゲームもママやパパが問題を作るのが大変に感じることもあると思います。ここではカードを用いて遊べる「スリーヒントゲーム」を紹介します。

いわれたことを頭の中で想像することが難しいときにはこのカードは役立ちます。中身はカルタのように読むカードと絵が書いてあるカードが入っています。

読むカードには3ヒントが書かれていて、それを聞いて当てはまるものをカルタのように取るゲームです。取る絵札は3ヒントすべて聞かないと正解できないようになっています。

複数の絵札の中から、3ヒント出されたものを選ぶことで、話を最後まで聞く力だけでなく、思考力や、集中力、表現されているものの理解力が自然と育まれます。

慣れてきたら子どもが問題を考えるのもあり

子どもはなぞなぞが大好きです。3ヒントのように出題にルールがあるものは、最初は答えることに夢中になり答えられたことを楽しみます。

3ヒントを繰り返して遊ぶことで、一定のルールや流れが理解できてくると、自分からクイズを出したくなる子どももいます。最初から完璧に出題できなくても、一緒に考えて出題の仕方を教えていくことで自分でクイズを出せるようになる子もいます。

問題を解くだけでなく、出題することは、思考力や、想像力、言葉の表現力が育まれている証拠なので、子どもの意欲を汲み取りながら一緒に3ヒントクイズを楽しんでください。最初からいきなり考えるのは難しいので、子どもが自分からやってみたいという気持ちになるまでは見守ってくださいね。
28 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ