夫婦で起業する前に知りたいこと!メリットや税金と社会保険について
夫婦で起業をしたい、と考えているママは少なくありません。しかし、そもそもどんな仕事がよいのか、どんなメリットがあるのか、税金などはどうしたらよいのかよくわからないですよね。そこでここでは夫婦で起業する前に知っておきたいメリットや税金、始めやすい仕事などをわかりやすくご紹介していきたいと思います。
目次
- 夫婦で起業する場合の3パターン
- 夫婦で一緒に起業する
- 夫婦それぞれが別々に起業する
- 副業として始めた仕事を夫婦で行う
- 夫婦で起業するメリットを知ろう
- 休みなどスケジュールの調整がしやすい
- 家族と過ごせる時間が増える
- 転勤や単身赴任の心配がない
- 法人になるか個人事業主になるか選択しよう
- 法人と個人事業主の違い
- 法人の場合の節税の方法と社会保険
- 個人事業主の場合の節税の方法と社会保険
- 夫婦で起業、始めやすい仕事三つ
- フランチャイズサポート
- インターネットを利用したビジネス
- 「得意」を活かして仕事をする
- 夫婦で起業する、こんな方法もあった
- 定年後に夫婦で起業する
- 海外で夫婦で起業する
- 今までの仕事は続けつつ、夫婦で週末起業
- まとめ
夫婦で起業する場合の3パターン
夫婦で一緒に起業する
とはいえ、子育てをしているママであれば、自分1人で起業をし、すべての業務をこなすことはなかなか大変です。そのため、一番のパートナーであるパパと一緒に起業をする方が多くいらっしゃいます。
起業の業種はさまざまありますが、2人の共通の趣味や資格を活かすことが多いようです。例えば、飲食店や教室を経営したり、ネットショップを経営したり、プログラミングをしたりといったものがあります。
夫婦それぞれが別々に起業する
たとえ夫婦であっても、同じ空間で過ごし、同じ仕事をするというのは息が詰まる瞬間がありますよね。仕事についてはお互い干渉しない、という夫婦も多くいらっしゃいますので、そのような家庭は別々に起業することをおすすめします。
また、別々に起業する場合は、夫婦が同時に起業するというよりも、パパが先に起業をしていて、後からママも起業するパターンが多いようです。というのも、起業に対するハードルが下がり、かつパパのアドバイスを受けながら起業ができるという理由があるようです。
副業として始めた仕事を夫婦で行う
今まで夫婦別々の仕事をしていた方は、いきなり一緒に仕事を始めてしまうと、意見の食い違いなどが起こりやすいものです。そのため、まずは副業として始めることで、お互いの価値観などがわかってきて、将来一緒に起業できるかどうかの判断がしやすくなるため、おすすめの起業方法です。
ただし、本業や家事、子育てをしながら副業をすることは容易ではありませんので、バランスよくこなすことが必要となります。
夫婦で起業するメリットを知ろう
休みなどスケジュールの調整がしやすい
夫婦それぞれが企業で仕事をしていると、基本の休みが合わなかったり、希望日に有給休暇を取ることができなかったり、なかなか休みの調整がうまくいかないことがあります。しかし、夫婦で起業をしている場合、仕事をする時間も休む時間も自分たちでコントロールがしやすいため、子どもの行事に合わせて休みをとったり、旅行のために長期休みをとったりできる、というメリットがあります。
学校行事はママだけ参加する、という家庭も多いですが、パパも積極的に参加することで、パパと子どもとの良好な関係を構築できますよ。
家族と過ごせる時間が増える
しかし、夫婦で起業をしていれば、家族みんなで朝食を食べ、夫婦揃って子どもをお見送りし、夫婦そろって昼食を食べ、子どもに「おかえり」といって出迎え、家族みんなで夕食を食べる、といった1日を過ごすことができます。このように、パパとママが2人で過ごす時間はもちろん、家族みんなで過ごす時間が長くなり、パパも家事や子育てに参加できるというメリットがあります。
転勤や単身赴任の心配がない
一方、夫婦で起業をしていれば、転勤を命じられることはありませんので、単身赴任の心配もありません。起業している場合は、自分たちのお店や、借りている事務所、自宅などが職場になり、固定されたままです。
そのため、自ら進んで引っ越しをしない限り、基本的には住む場所を変える必要はなく、これも夫婦で起業をする大きなメリットということができます。