女性の美しさは立ち姿から!立ち姿を改善してきれいなママに
美しい姿勢に憧れつつも、気がつくと猫背になっていて何とかしたいと考えているママは多いのではないでしょうか。そこで、立ち姿を美しくしたいと考えているママのために姿勢の重要さについて解説するとともに、忙しいママでもできる立ち姿の改善方法をご紹介します。
女性は立ち姿で美しく健康的になれる
立ち姿は第一印象の重要ポイント
人の第一印象は、半分以上が視覚からの情報だといわれています。きれいなママになりたければ、髪型やファッション以上に意識したいのが美しい立ち姿です。
背筋を伸ばして頭が上から引っ張られているような感覚で立つと、美しく見えます。横から見たときに耳と肩、腰、膝、くるぶしが一直線になるように立つとよいでしょう。
美しい姿勢を保てるようになるには少し時間がかかりますが、しばらくすれば体が覚えてくれるはずです。慣れるまでは、美しい姿勢を意識してみてください。
立ち姿がよくなると体の調子が整う
猫背になるなど背中が曲がるような悪い姿勢でいると、肩こりや腰痛になりやすくなります。姿勢を改善することで筋肉や関節の不必要な緊張がなくなるので、肩こりや腰痛だけではなく頭痛や目の疲れの改善も期待できるでしょう。
また、正しい姿勢は内臓を圧迫しないので、胃腸の働きを活発にするようです。立ち姿を意識したことで、下痢から解放されたというママもいますよ。
さらに血液の流れがよくなることで代謝が促されるため、ダイエット効果も期待できます。胸を張ることで十分な酸素が取り入れられるので、疲れにくい体になるとも考えられています。
美しい姿勢はメンタルの調子にも影響
美しい姿勢でいると自然に呼吸が深くなり、交感神経と副交感神経のバランスが保たれていきます。自律神経のバランスが整うと、ストレスが発散されて心が安定するようですよ。脳への血液の流れを活発にするので、脳の働きがよくなって集中力がアップすることもわかっています。
立ち姿の美しさは体とメンタルの両方によい影響を与え、周りの人に明るさと若々しさを伝えてくれることでしょう。気持ちが沈んでいるなと感じたときには、姿勢を正してみてはいかがでしょうか。
立ち姿や姿勢が悪くなる生活習慣の例
育児場面での無理な体勢の習慣化
授乳のときは、赤ちゃんが母乳やミルクが飲みやすいようにママは猫背になりがちです。また、無理な姿勢で添い乳を続けていると、腰や背中に大きな負担をかけてしまうでしょう。
おむつ交換のときも、無理な体勢になってしまいますよね。毎日何度も前屈みになっておむつを交換するので、腰痛や背中の張りを感じているママが多いようです。外出や寝かしつけるときの長時間の抱っこも、無理な体勢の習慣化に繋がってしまう可能性があります。
ママの体にとって負担が大きい育児ではありますが、美しい姿勢を意識することでストレスが緩和されるかもしれません。
スマホで生じる姿勢の崩れ
スマートフォンを見るときのうつむく姿勢は、首から両肩の筋肉を硬くします。長時間このような姿勢でいると血液の流れが悪くなって、肩こりに繋がるのです。
また、うつむく姿勢は頸椎に負担がかかり、骨が歪んでストレートネックの原因にもなります。首の骨が直線状になるストレートネックになると頭の重心がずれてしまうので、首や両肩の筋肉が必要以上に使われて、肩こりはもちろん頭痛や手のしびれなどの症状を引き起こすこともあるようですよ。
そのほかの要因で起こりやすい姿勢の崩れ
また、ダイエットのやり過ぎなどが原因で骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になると骨がもろくなって背骨が歪み、姿勢を悪くすることがあります。骨粗鬆症は自覚症状がなくて気づきにくいので、注意が必要です。
脚を長く見せてくれるハイヒールを履くことも、姿勢が崩れる原因になります。ハイヒールを履くと膝が曲がってしまうことで歩くときに前傾姿勢になりやすいので、気をつけたいですね。
育児の合間にできる立ち姿の改善方法
自分の立ち姿をチェックして姿勢を意識する
まずは、自分の立ち姿が美しい姿勢かどうかを鏡でチェックしてみてください。首が前に出ていたり猫背になっていたりするようであれば、日ごろから美しい姿勢を意識することで改善されます。
組んだ両手を手のひらが上になるように真上に伸ばしながら背伸びをし、両腕を左右に降ろして肩の力を自然に抜くと美しい姿勢になります。時々背伸びしながら、美しい姿勢を覚えていけるとよいですね。
美しい姿勢は、楽な姿勢であるとは限りません。体が覚えるまで意識して生活することがポイントです。