専業主婦は自分には合わない!そう思ったときの改善案とは
子どもが生まれて家事や育児に専念する専業主婦は家庭において大きな役割を担っていますが、人から評価されることはほとんどありません。そうした現状に息が詰まってはいませんか?この記事では「自分には専業主婦は合わないかも」と感じるママに向けた改善案をご紹介していきます。
専業主婦って職業はこんなに大変!
専業主婦の仕事は評価がされにくい
子どもが散らかしたものを片付けて「元に戻す」、食べ終えた食器を洗ってきれいな状態の「元に戻す」、子どもをお風呂に入れて体を清潔な状態の「元に戻す」など、マイナスの状態になったものを「ゼロ」に戻す作業がほとんどです。
元に戻す作業自体は大変なのに、結果として以前の状態から大きな変化があるわけではありません。そのため、ママ自身が自分のやっていることに意味を感じにくく褒められる機会も少ないのが現状です。
がんばっているのに評価されることはなく、むしろやらないとだらしがなく見えてしまう専業主婦の仕事は「やって当然」と思われがちなのです。
専業主婦の仕事量はパパより多い
食事の支度や洗濯、掃除などは「家政婦」の分野です。また、家族の体調不良の際には水分補給や熱の計測などのお世話、薬の準備など看病に徹する「看護師」に、病院へ連れていく際にママが車を運転すれば「運転手」としての役割もあります。
このように専業主婦の仕事内容は多岐にわたります。また、その仕事量は多く、パパの仕事量よりも多いかもしれません。専業主婦の仕事を年収に換算すると1,000万円超えという説もあります。
子どもの入園前はママの時間は皆無
辛うじて、子どもがお昼寝をしてくれたらママの自由時間となりますが、これも日によってすぐに目覚めることもあるので自由時間の確保は難しい課題です。
子どもが起きている間は常に「ママ、これやって」「ママ、一緒に遊んで」というリクエストが絶えることはありません。もちろん子どもはかわいいですが、専業主婦には毎日固定の自分の時間というものがないのがやはり辛いところです。
専業主婦から兼業主婦になるメリットとは
外の世界に触れ視野が広がる
専業主婦として過ごすと、どうしても自分と子どもだけで内にこもった生活になりがちです。しかし、兼業主婦になれば「職場」という新しい世界が広がって、それと同時に新たな人間関係も広がります。
家庭の中だけでは得られなかった刺激を受けることで、子育てや家事に追われるよりも精神的なバランスが保ちやすくなる、というケースも多いです。一時的に主婦やママの立場から離れて職場に行くことが、一種の気分転換になるというわけですね。
働いているという理由で家事を分担できる
ですが、ママも外で働くということになれば、家事や育児にかけられる時間は必然的に少なくなります。そのため、パパの協力が欠かせません。
専業主婦のときは、どんなに忙しくても家庭の仕事は自分がやらなければ、と思っていたママも外で働くことで「私も仕事をしている」という大義名分があるため、パパに「手伝って」と頼みやすくなりますね。
また、夫婦で相手の大変さが理解できるようになり、自然に感謝やねぎらいの気持ちが生まれるのもメリットです。
安定した収入を得ることができる
たしかに、外で働けば家事や育児にかけられる時間は少なくなってしまいます。しかしその分、金銭面に余裕ができれば、週末にちょっと奮発して外食したり、夫婦でまとまった休みが取れたときには家族旅行に出かけたりなどの楽しみが増えるでしょう。
これまで、パパの収入だけでやりくりができていたのであれば、ママの収入はそのまま教育資金や老後の貯えとして貯めることも可能ですね。
このように、夫婦がともに働くことによって経済的にも余裕が出ることは、精神的なゆとりや安心感にもつながっていきます。
専業主婦の日常を楽しむ改善案とは
自分自身を褒めてあげよう
専業主婦はずっと家にいるのだから気楽だと思われがちですが、決してそうではないのです。誰にも褒められることがない仕事を続けるのは大変なことです。
そこで、「できなかった」部分は目をつむり「できた(やった)」部分に目を向けて自分自身を褒めてあげましょう。誰にも評価されないことを嘆いてイライラしながら家事や育児に取り組むより、自分で自分を褒めるだけでも気分が変わり、新たな気持ちで家事や育児に取り組めるようになるでしょう。