2歳の抱き癖を卒業するには?抱っこをせがむ理由や重要性について
2歳の子どもが抱き癖から卒業するには
前向きな言葉をかけよう
後ろ向きな言葉は子どもを意固地にさせたり、余計にぐずる原因になったりします。「◯◯ちゃんは上手に歩けるのママ知っているよ」「格好よく歩いて見せて」と、子どもが歩く気になるような言葉をかけましょう。
「あそこまで何歩で行けると思う?」「ママとよーいドンしようか?」と、楽しくなるような工夫もおすすめです。
急いでいるときなど、歩かない子どもにイライラするときもあるでしょう。「ママだって大変なんだよ」「ママは悲しい」のような自分の気持ちより、子どもの気持ちに寄り添った前向きな言葉をかけましょう。
抱っこ以外の方法で心を満たす
「ママ見て!」と言われたら、忙しいときでも子どもに目を向け「すごいね」「上手だね」と肯定的な言葉をかけます。また、子どもが何か伝えたいときには耳を傾け、質問や同感しながら子どもと向き合いましょう。
普段から子どもと遊ぶ時間を作り、ママのお願いを聞いてもらったときや、嫌いな歯磨きをしたときなどは「ありがとう」「助かったよ」という感謝の気持ちを伝えることも子どもの気持ちを満足させます。
そのほかにも、好きなおやつや珍しいおもちゃなど子どもが興味を持つものを与えて、子どもの心を満足させる方法もありますよ。
抱っこが必要なときは抱っこする
しかし、抱っこは子どもを甘やかすこととは違います。わがままに聞こえても、抱っこをせがむときは不安やさみしい気持ちが隠されている場合もあります。
「さみしいから抱っこして」と子どもが意思表示してきたときは「いいよ、おいで」と受け入れることで子どもの心も体も満足します。
眠いときや怖いことがあったとき、甘えたいとき、痛い思いをしたときなど、2歳の子どもが抱っこを必要とするシチュエーションはたくさんありますよ。
まとめ
しかし、2歳の子どもに抱っこをせがまれると、状況によっては大変です。外出時や寝かしつけなど抱っこをするのが辛いときは、抱っこの代わりに子どもが安心感を得たり、楽しく過ごせる方法を試してくださいね。
いつかはママが抱っこをしたくても、子どもが嫌がる時期が来るかもしれません。「抱っこして」と甘えてきてくれるかけがえのない時間を楽しんではいかがでしょうか。