赤ちゃんのコミュニケーション不足!交流のポイントや接し方を知ろう
育児や家事などでバタバタしていると「赤ちゃんとゆっくりコミュニケーションをとる時間がない」というママも多いのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんとコミュニケーションが不足するとどうなってしまうのかや、まだ話せない赤ちゃんとのふれあい方などをご紹介します。
コミュニケーションの必要性や不足の危険性
赤ちゃんが安心して生きていけるようになる
しかし、赤ちゃんに愛情を注ぐことは、赤ちゃんが生きていく上で重要なことなのです。外の世界に出てきた赤ちゃんは、ママの抱っこや「かわいいね。大好きだよ」などの声を聞くと、心から安心できます。
お腹のなかにいたころから聞いている声や肌のぬくもりを感じると、守られているような気持ちになるのですね。ママとたくさんふれあうことで、安心してすくすく成長していけるのでしょう。
頭と体の成長にもコミュニケーションは大切
ママとコミュニケーションをたくさんとっていると、頭や体の成長を促すといわれています。赤ちゃんにふれる、話しかける、あやすなど、様々なコミュニケーションをとることで、脳のなかにあるシナプスの数が増えていきますよ。
吸収力が高い赤ちゃんの時期にシナプスの数が増えていくと、赤ちゃんのこれからの人生を豊かにしていくでしょう。また幸福感に包まれながら成長することで脳が活性化され、体を活発に動かすようになります。「こうやってみよう」「失敗したけれど、もう一度チャレンジしよう」など、チャレンジ精神が身につくと嬉しいですね。
不足すると心の発達に影響することも
ママとたくさんコミュニケーションをとっている赤ちゃんは、悲しい、嬉しい、楽しい、寂しいなど、感情を学ぶことができますよね。しかし、ママとふれあう時間が少ないと感情を知らないまま成長するため、赤ちゃんの感情が乏しくなる可能性があります。
様々な感情を知らないまま成長すると、人に興味がない、自分を愛せない、他人とうまくコミュニケーションがとれないなど、心の発達に影響が出てしまいます。子どもの将来のためにも、親子のふれあう時間は大切なのですね。
赤ちゃんとの日々の交流のポイントを知ろう
10分でもよいのでスキンシップを意識して
赤ちゃんと信頼関係を深めるためには、毎日10分でもよいのでスキンシップをとるのが大切です。スキンシップは言葉のいらない愛情表現なので、毎日かかさずスキンシップをとると赤ちゃんが安心して過ごせますよ。
ママだけでなく、パパも赤ちゃんと毎日少しでもふれあう時間を作りましょう。ハグや抱っこなど、スキンシップでパパやママからの愛情をたくさん受け取ることで、親子の信頼関係が築いていけますよ。
一人遊びに集中しているときは様子をみよう
赤ちゃんが集中して一人遊びをしているときは、そばで見守るようにするとよいですよ。一人で色々なことを考えながら遊んでいるので「何しているの?」と無理に話しかけると集中が途切れてしまう可能性があります。
集中しているときはなるべく邪魔をせず、優しく見守るとよいでしょう。一人遊びを見ていると、赤ちゃんの成長を実感できますよ。
泣いているときは焦らず落ち着いた対応を
ママが焦って対応すると、赤ちゃんは不安になって余計に泣きやまない可能性があります。赤ちゃんが泣き始めたときは、できるだけ落ち着いて対応することが大切ですよ。
ママが落ち着いて「どうしたの?悲しいの?」「ママがいるから大丈夫だよ」などと優しく話しかけると、赤ちゃんは安心感に包まれるでしょう。抱っこして体が密着するとさらに赤ちゃんは安心するため、しばらく抱っこしたまま話しかけるのもおすすめです。
赤ちゃんとコミュニケーションをとる方法
簡単にできる!赤ちゃんの気持ちを代弁
ママが赤ちゃんの気持ちを理解していることが伝わるように「うんちが出たのかな?」「お腹が空いているのかな?おっぱい飲む?」などと、赤ちゃんの気持ちを代弁してみましょう。ママの優しい声を聞くだけでも、赤ちゃんの気持ちが少し落ち着きますよ。
なかなか泣きやまないときも「悲しいね。泣いていいんだよ」と、赤ちゃんの気持ちを受け止めることが大切でしょう。